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だいこん櫓(やぐら)。
今日も晴天。昨日のニュースでは20日以上雨が降らないのは◯◯年ぶり、らしいです。
今日は天日干し作業についてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。
これは時期の最初にお試しで掛けた大根です。
隙間もあって、大根のサイズもいろいろ。
シーズン本場になると、2本ずつ縛られた大根が現れて、このようにトラックに積み込まれます。
この時に大きさに合わせて選別されます。
そして天日干し大根にとって大切なのはこの葉っぱです。
なぜかというと、この葉っぱは大根の水分を抜くために必要であるし、またこの葉っぱがしっかりしていないと大根が櫓から落ちてしまうためです。
そのためにはこの葉っぱはとても重要です。
かといって、葉っぱだけ大きく丈夫で、地中の大根そのものが大きくならなければいけません。
そのために、生産者の方々は肥料の割合とかをしっかり考えて、土づくりをされています。
そして、いよいよ、大根掛け作業です。
細い鉄棒を使って一束ごと持ち上げ、櫓の上の人に渡します。
このタイミング、呼吸が大事です。
持ち上げる人が旦那さんで、受け取る人が奥さんということも少なくありません。
このあうんの呼吸というのか、ずぅーーーーと観ていたい風景です。
こうした繰り返しの作業でこの大根櫓は大根でいっぱいになります。
今年は天候も良く、良質な天日干し大根が多く入荷しそうな年です。
実は一昨年、昨年は暖冬でかなり大変な年でした。
生産者の方もとても辛い年であったし、私たちにとっても製品づくりで辛い年でした。
今年は長期予報も例年並みもしくは低い気温で降雨量も例年並みと言われているので楽しみです。
皆さんも今年はいつも以上に綺麗で美味しい天日干したくあんが届けれらると思います。期待しててください!
では、また!