【入社エントリ】入社3ヶ月で2人目メンバーとして、チームのバリューとミッションを作った話
はじめまして!株式会社primeNumberCS本部、テクニカルサポートエンジニアの木村です。
2024年1月に入社してから3ヶ月が経ちオンボーディング期間が終わったタイミングでチーム2人目メンバーとして何をしてきたのか、これからどんなことをしていきたいのかお伝えできたらいいなと思い入社エントリとして書いてみました。
primeNumberに転職した理由
まず経歴を
新卒で外資系の航空会社に就職、小学生の頃からの夢だった客室乗務員として5年間乗務しておりました。
お客様と接する時間が長く、お客様が喜んでいる顔を直接見ることのできる客室乗務員の仕事が天職だ、と感じるほど毎日刺激的でとても楽しかったです。
しかしコロナ禍で航空業界が大ダメージを受け、例に漏れず私も自宅待機を命じられました。長い空白期間の中で今後のキャリアに不安を抱き、何かスキルになるものを身につけたいと思い、ソフトウェアエンジニアへのキャリアチェンジをしました。
前職では出荷業務自動化サービスの保守開発、問合せに対する調査を主に行っていました。コードを書くことよりもログを見てエラーの発生原因の調査をすることが楽しく、また直接お客様へ回答する経験もさせてもらい、身につけたスキルを使ってお客様をフォローすることができる、そしてお客様の声を直接聞くことができることにやりがいを感じていました。
転職のきっかけ
専任でサポート業務をしたい!という思いが強くなり、CRE、CSEなどに興味を持つようになったタイミングでprimeNumberを知りました。
カジュアル面談で人事の石川さんにやりたいと思っていることを話してみると、このポジションすごい当てはまってますね!わーー!すごい!!ってなり、かつなんか意気投合して、
面談中でしたが「ここで働かせてください」って興奮して伝えてました。笑
選考過程では、将来的に築いていきたいキャリアを深く聞いてもらえたのが印象的だったのと、関わった社員の方と一緒に働きたいと強く思いprimeNumberのテクニカルサポートエンジニア(以下、テクサポ)への転職を決めました。
テクサポチームって
私が所属しているテクサポチームとは
私は2人目のテクサポメンバーとしてprimeNumberにジョインしました。テクサポは、CS本部のカスタマーサクセスグループの中に所属。このグループにはCSE(カスタマーサクセスエンジニア)とテクサポが所属しています。
テクサポチームが発足されたのが2023年11月。まだ出来立てホヤホヤのチームでした。
ジョイン後に私が感じた課題
以前はテクサポというチームはなく、お客様一人ひとりについている専属のCSEがトラブルシューティングまで行なっていたのに、なぜわざわざテクサポチームを作ったのか、ここを理解できていないことが入社後の私の状況であり課題でした。
業務内容も明確になっておらず、もちろんチームのバリューもビジョンも特になく、最初はどんなことをするチームなのか、いまいちわかっていませんでした。
テクサポメンバーとしてどうprimeNumber、CSEメンバーそしてお客様にアプローチし価値を返していけるのか、ここを明確にできていなかったのですが、あるオンボーディング課題に取り組むことで私が考える「テクサポチームとは?」を言語化することができるようになったのでお話ししていきます!
あるオンボーディング課題とは
「バリュープロポジションキャンパスを作成する」というワークです。
バリュープロポジションを知らない方も多いと思うので、まず最初にバリュープロポジションについて軽く説明します。
バリュープロポジションとは、顧客が求めている、自社だけが提供できる独自の価値のことです。
提供するサービスが顧客が望んでいることと合っているか、競合他社と差別化ができているか表現することができます。
今回はサービスが顧客のニーズとずれていないか、フィットしているかを確認するためのフレームワークであるバリュープロポジションキャンパスを使ってワークを行いました。
実際にワークしてみる
まず今回のワークの対象となるユーザー像を定義してから下記の図を埋めていきました。右の丸い図が対象のユーザー(trocco®︎を使い始めたばかりのユーザー)が求めているものを表しています。
そして左の四角い図がサービス(CSE、テクサポ)が提供できるものを表しています。
この二つの図の内容が合っているとユーザーにサービスがフィットしていると言え、サービスがユーザーに提供できる価値と定義できます。
trocco®︎では、CSEのメンバーがオンボーディングや、利用状況の確認などの伴走型のサポートを行なっています。そのためお客様から受けた調査が必要な問い合わせや、使用方法の検証など時間がかかる調査に関してすぐに対応するのが難しい時もあるのが現状です。
そこをテクサポが対応することで、trocco®︎を使い始めたばかりのユーザーが直面するトラブルシューティングや運用方法の相談のヘルプが素早くできるようになります。
これがテクサポチームがユーザーに返すことのできる価値になります。そしてCSEのメンバーに返すことのできる価値にもつながります。
このワークを実際にCSEのメンバーの前で発表する時間をもらい、私が考えるテクサポチームはこんなんだよ、私はこうなりたいんだよ、というのを伝えることができてとても良い時間になりました。
そして気軽に声をかけてもらえるように社内のコミュニケーションツールで @techinical-support というメンションも作ってもらえました!!嬉しい。
ワークを終えて作っちゃった
テクサポチームのバリュープロポジションを考えてみて、このワークをそのままチームのビジョン、ミッション、バリューにできるのでは?と思い、以下を勝手に設定しました!
ビジョン
trocco®︎歴はまだ3ヶ月と短いですが、実際にデータ転送を行なってデータを活用するために加工できて、trocco®︎を使うと本当に簡単に、そして直感的に欲しいデータを抽出することができちゃいます。
データ活用に関してなんの知識もなかったのですが、trocco®︎を触っている時間はとっても楽しいです!
trocco®︎でできることはなんだろう、と探究し続けることでtrocco®︎の理解を深めていきます。
ミッション
ここでの全ての人には社内のメンバーも含みます。社内でを使ってデータ利活用を行なっています。
何かわからないことやヘルプが必要な時に、テクサポチームを思い出して頼ってもらえるような立ち位置にいることがテクサポの存在意義に繋がると考えます。
バリュー
primeNumberのバリューにもある「価値を返す」という言葉。ユーザーだけでなく、一緒に働いているメンバーに対して自分は価値を返しているのか、意識しながら働くことを大事にしていきます。
テクサポとしてこのバリューを実現させる上で必要な行動指針として以下を主に行なっていきます。
trocco®︎に関する知識、データ基盤に関する知識、コネクタの知識を身につける
あらゆる部署との橋渡し的な存在を意識してコミュニケーションをとる
問い合わせに対しての相談を気軽にしてもらえるような体制を作る
最後は決意表明みたいになりましたが、テクサポチームのビジョン、ミッション、バリューを考えました!
今回のワークを通して、チームのミッションって他の部署も設定してないよね、ミッションを決めておくとチームメンバーが増えてもみんなで同じ方向を向いて成長していくことができるよね、と話す時間を作ることができました。
またチーム内でバリュープロポジションを考え発表することで、チームの進む方向や求められていることはなにかについて、メンバー同士でも認識のズレがあることに気づくこともできました。
これから
今回考えたビジョン、ミッション、バリューは、もう一人のチームメンバーにも伝え、いいねと言ってもらえましたが、ほぼ私一人で定義してしまったので、チーム内でよりブラッシュアップしていきテクサポチームが目指す姿を明確にしていきたいです。
新設されたチームだからこそ、まだ何も決まっていないまっしろなチームです。
こういう思いを持って働いているんだよ、と他部署の人に伝えることでテクサポチームの存在意義を理解してもらい、頼ってもらう。
そして今後たくさんの価値を返していけたらいいなと思っています。
いつもワイワイしているテクサポチーム。少しでも魅力に感じていただけたらとても嬉しいです。3人目のメンバーも募集してます!
またprimeNumberではさまざまな職種の募集があります。少しでも興味を持っていただけましたら、まずはカジュアル面談からでも!ぜひお話ししましょう〜!