寝ても覚めてもまとわりついて、気づいた時にはチビっている、そんな興奮体験(謎解き)を、してみたくはないか?
(興奮のあまり、タイトル、なが…)
知り合いのSNSアカウントで、見かけたのがきっかけだった。
株式会社SCRAP主催/企画制作の【100万謎】『SCRAPからの挑戦状2022』。
上記サイトにアップロードされた、謎解き用紙をプリントアウトし、いくつかの謎にチャレンジすると、正解者に抽選でプレゼントが当たるこの企画。
期間は、2022年1月9日(日)21:59まで。
扉3以降の解答・解説は、1月10日の解説YouTube番組内でされるため、ネタバレ厳禁。
とにかく、わたしは、すごい体験をした。
すごい、体験を、したのだ…。
この謎はいくつかあるのだが、最後の謎。
最後の謎まで…解ききるのに、丸4日を有した。
(おかげで私の正月休みは、全てこの謎に消えた。)
この4日間、寝ても覚めても、この謎のことを考えていた。
寝ても覚めても。これは冗談じゃない。
寝ても覚めても、わたしはプリントアウトした謎解き用紙と一緒だった。紙は手汗と書き込みでよれてしまって、遂には食事の間も一緒にいたもんだから、飲んでいた麦茶をこぼして茶色いシミを作ってしまった。乾かして、その上から書き込みをする。
同居しているパートナーには、「えっ、まだやっているの…」と、驚きから呆れに変わった声を浴びせ続けられながら。最終的には私も、終わらない苛立ちをパートナーに浴びせ返して険悪な雰囲気になりながら。くたくたになって、でも離れられなくて、ようやく解いたのだ。
SCRAPさんの謎解きや脱出ゲームには、何度か挑戦している。
しかし、ここまで虜になった謎解きはなかったかもしれない。
なんでだろう。
ズボラなわたしは、いつも先に答えを見ちゃうからかな。
解答・解説・ネタバレがどこにもない、正真正銘暗中模索の謎迷路。
一度とりかかったら抜け出すわけにはいかず、考えて詰まっては、やめ、考え、食べて、考え、寝て、考え、探して、探して、やめて、探して、見つけて、考えて…。最後の方は、もう、執着だったと思う。
で、もう何もかもがネタバレになるから、言えないんだが、とにかく、その道中で、わたしは衝撃で、チビった。チビったよ、チビった。身体が震えた。まさかそんなわけなかろうと思ったが、そうだった。そしてその後、もう、SCRAPさんへの、愛しさで溢れてしまった。ファンになった。ファンクラブも、年間払いで入りました。(!)
子どもの頃にやった、某スーファミのRPGを思い出した。
当時、チビだったわたしには攻略本などなかった。当然、インターネットも、攻略Wikiもない。ゲーム友達だっていないから、誰かに聞くわけにもいかなかった。だからストーリーの途中で詰まってしまうと、もう本当にどうしようもなかった。
進めたいのに、進まなくて、辛かった。これも本当に、寝ても覚めても、ゲームのことを考えていた。考えて、考えて、眠る直前に布団の中で閃いたアイデア!試したいけど深夜で試せずに、朝飛び起きてスーファミでやってみる。解ける!衝撃!ストーリーが進む。心がじんとする。早く進めたい。でも進めるともったいない気もするような。
あの感動は、ずっと忘れられなかったが。
今回は、同じような体験をしたように思う。
(ま、もう大人だから、閃いちゃえば今回は深夜でも試した。わはは)
まさかこの歳で、あの時の、ドラクエⅤ並の体験があるなんて(言っちゃった)…。
この体験ができるのは、ネタバレ厳禁な、今だけだな。
ぜひ、ぜひとも。魂ふるわせたい人々。
ドラクエⅤのあそこで詰まった経験がある人々よ。
これ、この謎だ!やってくれ!
これだ!2022年1月9日(日)21:59までだ!
寝ても覚めても挑戦して、最後にはチビってくれ〜〜〜!!!