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電車の窓から

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ふと思いついたのが書くの楽しかったので、毎日連作で投稿してみようかなと思いました。続きのこと考えてないので、いつ終わるか、どんな話になるのか、私も楽しみです 終わりませんでした、…
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2020年4月の記事一覧

電車の窓から12

2020年4月30日 身支度を終えるとヒナと外に出る。久しぶりの外。 夕焼けが眩しい。ヒナは私の…

根村菊真
4年前
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電車の窓から11

2020年4月29日 食事をして、風呂に入って、そうしたらそそくさと寝てしまう。今日は朝更かし…

根村菊真
4年前
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電車の窓から10

2020年4月28日 ずーっと歌を口ずさんでいた。落ち着いた。メロディをなぞるだけで他は何も考…

根村菊真
4年前
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電車の窓から9

2020年4月27日 食事を作り終える。 もしかしてだけれど、まだ夕飯を作るには早かったのかもし…

根村菊真
4年前

電車の窓から8

2020年4月26日 レシピが沢山ありすぎて分からない。これだから嫌いだ。情報過多。 その波に飲…

根村菊真
4年前
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電車の窓から7

2020年4月25日 ヒナは行ってしまう。 家に1人取り残されても、どうしようか。 これから夜は朝…

根村菊真
4年前
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電車の窓から6

2020年4月24日 せめて、生活リズムをヒナと同じにしたくて昼間に私も眠ることにした。 眠くない、眠くないと呪文のように頭の中で繰り返すが、案外すぐに眠ることが出来た。 人が動く気配がして、目を覚ます。 「また寝てたの」 ヒナが鏡越しに笑う。ヒナは化粧をしている途中だった。 「うん、私も夜に起きてようって思って」 頭がふわふわする。本当はまだ眠りたいくらいだった。 「ご飯でも作ろうか?」 「そうして貰えると助かるよ、そこにある食パンをトーストにしてくれる?」 私は食パン

電車の窓から5

2020年4月23日 昼過ぎになると、ヒナは眠ってしまった。 働き口を探そうかと思い、ヒナに相談…

根村菊真
4年前
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電車の窓から4

2020年4月22日 「眠いの?」 「まぁ、仕事終わりだし」 ヒナはベランダの縁に身体を預けた。 …

根村菊真
4年前
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電車の窓から3

2020年4月21日 彼女が見えなくなってしまっても、まだベランダにいることにした。 電車の音を…

根村菊真
4年前
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電車の窓から2

2020年4月20日 「こんな所にいていいの」 彼女が問いかけてきた。 「いや、ダメかな」 私はも…

根村菊真
4年前
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電車の窓から

2020年4月19日 電車の窓をぼーっと見ている。 そうすると、毎日同じ人が、同じベランダから、…

根村菊真
4年前
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