文房具【ハサミ】の英単語・漢字・雑学
きむっちです。
今回の記事では
ハサミ✂の英単語・漢字・特徴について
紹介していきます。
この記事を読むことで
今使っているハサミに対して
愛情を深めることもできますよ。
ハサミの基礎知識
ハサミには大きく分けて
2種類あるんですね。
1つめは
U字型のハサミです。
このタイプのものは
1本の鉄を折り曲げて作られています。
指を入れる穴がなく、
グリップのように握るように持って
使います。
代表的なハサミが「握りバサミ」で、
「糸切りバサミ」や「和バサミ」と呼ばれることも。
2つめが
X字型のハサミです。
2本の鉄を交差させたもので、
紙を切るときによく使われます。
文房具で使われるハサミを「裁ちハサミ、
花や小枝などを切るハサミを「花バサミ」と
言われることもあります。
ハサミの歴史
【ハサミの歴史は紀元前から始まった】
ハサミの歴史はとても古く、
紀元前1500年頃からあったと言われています。
その中でも紀元前1000年頃、
古代ギリシャ時代に作られたとされるハサミが
現存する最古のハサミと言われています。
このハサミは「U字型の握りハサミ」と同じ形をしていて、
主に羊毛を狩るときに使われたと考えられています。
一方で、
X字型のハサミは
紀元前27年頃から使われていたと言われています。
このときには古代ローマ時代のものがあったんですね。
羊毛を刈ったり、羊毛の布地を切ったりしてされていました。
日本では、6世紀頃の古墳時代のもの思われるものが
最古のハサミとされています。
形はU字型の変形だったそうです。
ハサミの始まりは
日本でも世界でもU字型から
始まっていて面白いですよね。
【文房具としてのハサミの歴史は浅い】
しかし、
ハサミが文房具として
使われて始めたのは比較的歴史が浅いんですよ。
ハサミが文房具として広がったのは
1967年頃とされています。
フィンランドのフィスカース社が
初めて文房具用のハサミを作ったと言われています。
当時は
従来の金属性ではなく、
持ち手に樹脂を使った軽量のハサミを
開発したんですよ。
僕たちが
文房具として使いやすいハサミがあるのは
ありがたいことです。
ハサミの漢字
ハサミは
漢字で「鋏」です。
ハサミは
金属を表す「金」と
両側から挟むさまを表す「夾」でできています。
カニやエビといった節足動物の
モノを挟む形に発達した脚を、一般的にハサミと呼ばれることもあるんです。
カニやエビのハサミは「鉗脚(かんきゃく)」と呼ばれます。
ここで紹介した
カニやエビについて知りたくないですか。
カニについて知りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。
エビについて知りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。
エビはある果物と共通点があって
不思議です。
ハサミの英単語
ハサミは英語で
”scissor"です。
ハサミは
刃と刃がセットになって使うので、
英語で使うときには”scissors"と
複数形になります。
ハサミの語源は
ラテン語の”caedere(切る)”から
始まっています。
ハサミは
ネットの英英辞典では
次のように表されています。
a tool for cutting paper, cloth etc, made of two sharp blades fastened together in the middle, with holes for your finger and thumb
「紙や布などを切るための道具で、二つの鋭い刃が中心部でお互いが締められていて、親指と他の指が入るように穴が付いている」
引用元:scissor(ロングマン英英辞典)
ここで、
英文法で名詞の複数形について
知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
ハサミの選び方
ハサミは
安いものだと100均で変えたりしますが、
切れ味はあまりよくないものが多いです。
ハサミをよく使うのであれば
いいハサミを選びたいですよね。
300円~500円くらいで
いいハサミが入るようになってきています。
また、
ハサミは用途によって選んだほうがいいこともあります。
ガムテープなどをハサミで切ると
ハサミにネバネバが残ったりしませんか?
「グルーレス」と呼ばれる加工がされているハサミを使うことで
このような問題を解決することもできるんですよ。
最近では
ペンケースに納めることができるようなハサミも発売されています。
ペンのような形で携帯しやすいハサミもあるくらいです。
最後に
ハサミは紀元前から始まって、
今ではいろんなハサミが改良されています。
最近は紙を使わなくてもスマホがあればなんでもできてしまうことが多いですが、それでも紙があるからこそ生活ができていますよね。
この記事を通じて、ハサミのことをさらに調べてみたら面白いですよ。
ここで、
紙のことをしりたくないですか?
紙のことを知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
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<きむっちの自己紹介の記事はこちら>