【基礎英文法】(23)⑤英文の基礎になる「第5文型」を解説します
きむっちです。
英文法について発信しています。
この記事では
英語の5文型と言われる中の
第5文型について書いていきます。
英語の5文型の最後です。
ここで
「えっ、
そもそも5文型って何?」
「この記事を
初めて読んだから、
他の文型も知りたい」
と思われた方は
こちらの記事を読んでいただくと
振り返りができるようになっています。
≪第1文型の記事はこちら≫
≪第2文型の記事はこちら≫
≪第3文型の記事はこちら≫
≪第4文型の記事はこちら≫
第5文型(S+V+O+C)の基本
ここからは
英語の5文型と言われる中の
第5文型のことから書いていきます。
ここで、
ここから使うアルファベットは
このような意味を表します。
S:主語
(私、彼など)
V:動詞
(~をする、~が好きだ)
O:目的語
(名詞)
C:補語
(名詞、形容詞など)
第5文型は
S(主語)とV(動詞)に付け加えて
目的語(O)と補語(C)を
伴います。
復習として、
第4文型では
補語(C)がなくても
よかったんですよね。
第5文型(S+V+O+C)とは
第5文型では
目的語(O)と補語(C)を
つなぐ文の構造になるんですね。
「この文章では
目的語と補語をつないでますよ。」
ってことを
動詞(V)で示すんですね。
このような例として2つあるので、
紹介していきますね。
例1 目的語を形容詞でつなぐ
この説明だと
ちょっとわかりにくいので、
日本語だとこんなニュアンスです。
「この問題難しい」
この表現だけだと、
主語(S)と動詞(V)と補語(C)だけで
文章が作れそうなので、
第2文型(S+V+C)になりますよね。
第5文型で使われるときの
日本語のニュアンスにすると
こんな感じです。
「私はこの問題が難しいとわかった」
日本語だと
なんだか回りくどい言い方ですが、
英語だと
ちゃんと話さないと
伝わらないもんなんですね。
このときには
「問題(O)」が「難しい(C)」ってことで
つながっているんですよ。
例2 目的語を名詞でつなぐ
ここで、
このような場合も
第5文型になります。
「私は彼のことを太郎と名付けた」
このときには
「彼」を「太郎」ってことに
名付けたってことで、
「彼(O)」と「太郎(C)」が
つながっているんですね。
第5文型(S+V+O+C)の例文
では、第5文型の例文を見ていきましょう。
例1 目的語を形容詞でつなぐ
I found this problem difficult.
「私はこの問題が難しいとわかった」
ここでは
”the problem”と”difficult”が
つながっていますね。
例2 目的語を名詞でつなぐ
I named him Taro.
「私は彼のことを太郎と名付けた」
ここでは
”him”と”Taro”が
つながっていますね。
第5文型の特徴
第5文型の特徴としては、
目的語(O)と補語(C)が
be動詞でつなげられるって
ことになるんですよ。
つまり、
目的語と補語で
第2文型(S +V +C)の文が作れちゃうんですね。
ここでのbe動詞は
「~である」の意味になります。
例えば、
さっきまでの例文だと
このようになりますよ。
まずは例1で見ていきます。
例1の場合
I found this problem difficult.
⇒ This problem is difficult.
(目的語) (補語)
例2でも見ていきましょう。
例2の場合
I named him Taro.
⇒ He is Taro.
(目的語) (補語)
*英文の例だと、heではなくhimになります。
第5文型(S+V+O+C)を取る動詞
ここからは
第5文型を取る動詞を
紹介していきます。
例1と例2の考え方に沿って
分けていきますね。
目的語を形容詞でつなぐ動詞
(例1のパターン)
形容詞が補語になる動詞として、
以下の特徴があります。
● 相手をある状態にさせるニュアンス
(使役動詞、使役系)
● なんらかの状態を維持しているニュアンス
(維持系)
● 考えたり思ったりするニュアンス
(思考系)
● 知覚動詞(見る、聞く、認知する)
形容詞が補語になる動詞として
以下のようなものがあたります。
目的語を名詞でつなぐ動詞
(例2のパターン)
名詞が補語になる動詞として、
以下の特徴があります。
● 名づける、地位を与える
名詞が補語になる動詞として
以下のようなものがあたります。
第5文型と第4文型の違い
ここからは
第5文型と第4文型の違いを
解説していきますね。
第5文型(S+V+O+C)では
目的語と補語が
イコールの関係になります。
一方で、
第4文型(S+V+O+O)では、
目的語1と目的語2が
イコールの関係になりません。
復習として、
第4文型の英文は
次のようなものです。
Could you give me a hint ?
「私にヒントをもらえませんか?」
目的語1:me
目的語2:a hint
第4文型には
「与える」意味合いがあるから、
「私」と「ヒント」は
一緒にはならないですよね。
もし「ヒント」が人の名前のことだとしたら
英文を読む中で読み取れるはずなので、
文章の中で判断しましょう。
それでも
読み取れなかったら
そのときは諦めるしかないかも。
次回のお知らせ
次回は
自動詞と他動詞のことを
解説していきます。
ここまでの
英文の5文型に通じているので、
特に第1文型と第3文型を
復習しておいてくださいね。
それでは次回まで
楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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