【基礎英文法】(25)接続詞-等位接続詞の大事な表現まとめ|永久保存版
きむっちです。
英文法について解説しています。
ここまで
等位(とうい)接続詞を
解説してきました。
今回は
等位接続詞について
基礎的な表現を
まとめていきます。
特に
TOEICなどの英語テストでも
よく使われる表現なので、
リアルの場面でもでてきますよ。
等位接続詞の復習
まず、
等位接続詞を使った
大事な表現を振り返っていきますね。
【等位接続詞とは?】
まず、
等位接続詞について
振り返っていきます。
等位接続詞は
以下のすべてをつなげることが
できます。
● 単語と単語
● 句と句
● 節と節
この等位というのは
「等しい」を示しています。
つまり、
接続詞を使うことで
等しいもの同士をつなぐことに
なるんですね。
【等位接続詞の注意点】
ここでの「等しい」というのは
be動詞の「等しい」とは
違うものになります。
例えば、
さっきの例文だと
形容詞の”happy”と”fruitful”を
続けて伝えたいときに
使うことになるんですね。
May this be a happy and fruitful year.
ここで、
これらは
全く違うものなので、
be動詞のようにイコール(=)は成り立ちません。
【等位接続詞の種類】
等位接続詞として
次の7個が多く使われます。
接続詞毎に
過去の記事も貼っておきますね。
詳細を振り返りたい方は
接続詞のリンクを参考くださいませ。
【従属接続詞 記事のリンク】
● and
● but
● or
● nor
● so
● for
● yet
今回のまとめでは
次の4つの等位接続詞の大事な表現について
まとめていきます。
● and
● but
● or
● nor
等位接続詞を使った大事な表現
① 接続詞 and を使った表現
①-1 both A and B
「AもBもどちらも」
目的語にしたときには
次のように使えます。
I like both English and Japanese.
「私は英語も日本も両方とも好きです」
主語にしたときには
複数形の扱いになりますよ。
Both you and I are wrong.
「あなたも私も間違っています」
ここで、
否定文にすると次のように
部分否定の意味合いになります。
「AもBもどちらも~ということはない」
I don't like both English and Japanese.
「私は英語も日本のどちらも好きというわけではない」
①-2 命令文, and~
「・・・しなさい、そうすれば~」
命令文の内容を実行すると
よい方向に進むことを伝えたいときに
使うことができます。
Study English hard, and you can speak English more fluently.
「英語を勉強しなさい、そうすれば英語をもっと滑らかに話せるようになります」
② 接続詞 but を使った表現
②-1 not only A but (also) B
「AだけでなくBも」
この表現では
”also”を省略することもできます。
He likes not only English but (also) Mathematics.
「彼は英語だけでなく数学も好きです」
②-2 not A but B
「AではなくB」
この表現では
Bを選びたい意味合いが
強くなるんですね。
He likes not English but Mathematics.
「彼は英語ではなく数学が好きです」
比較級の表現に近いですよね。
比較級のことを振り返りたい方は
こちらの記事をご覧ください。
③ 接続詞 or を使った表現
③-1 either A or B
「AかBのどちらか」
この表現では
AかBのどちらか1個しか
選ぶことができません。
You can choose either apples or oranges.
「リンゴかオレンジのどちらか1つを選んでよいですよ」
"either A or B"を主語にしたとき、
動詞の形は主語により変わります。
次の例文では
Bが”he”にあたるから、
3人称単数現在形になります。
Either you or he has an orange.
「あなたもしくは彼のどちらかがオレンジを持っている」
ここで、
否定文にすると
次のように全否定のニュアンスになります。
「AもBもどちらも~ない」
I don't like either English or Japanese.
「私は英語も日本のどちらも好きでない」
③-2 命令文, or~
「・・・しなさい、そうしないと~」
煽っているような
ニュアンスの使い方になります。
相手によっては
あまり使わない方がよいでしょう。
Study English hard, or you can't speak English more fluently.
「英語を勉強しなさい、そうしないとあなたは英語をほとんど流暢に話せなくなってしまいます」
④ 接続詞 norを使った表現
● neither A nor B
「AもBもどちらも~ない」
この英文では
neitherに否定の意味が含まれるから、
否定するときの”not”は不要です。
I like neither green peppers nor carrots.
「私はピーマンもニンジンも好きじゃない」
ここで、
”neither A nor B"を主語にするときには
動詞の形は B に合わせる必要があります。
このルールは”either A or B"と
同じなんですね。
次の例文だと
be動詞は1人称単数の”am”になります。
Neither he nor I am happy.
「彼も私も幸せじゃない」
まとめ
ここまで説明してきた、
等位接続詞の大事な表現を
一覧表にしてまとめました。
忘れたときには
あたらめて振り返っていただければと思います。
次回のお知らせ
次回からは
いろいろな従位接続詞について
解説していきます。
等位接続詞でも少し紹介した
”because”から解説していきます。
できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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