【基礎英文法】(12)過去形②|一般動詞での不規則変化
きむっちです。
基礎的な英文法のことを
書いています。
今回は
過去形の第2回目ってことで
書いていきますね。
第2回目は
過去形にするときに
不規則に変化する動詞について
解説していきます。
また、
不規則に変化する動詞がある理由も
解説していきますね。
前回は
規則的に変化する動詞について
解説しました。
前回の記事はこちら。
過去形で不規則に変化する動詞って?
「中学校の英文法を忘れてしまったなぁ。」
こんな方にとって
過去形で不規則に変化する動詞って
意味がわからないかもしれませんね。
規則的に変化する動詞ってのは
一般的に動詞の後ろに-edが付く場合のことを
示しています。
不規則に変化する動詞ってのはその逆です。
つまり、
過去形にするときに
動詞が規則的に変化しないって
ことなんですね。
なお、
この変化については
規則的に変化する動詞と同じで、
主語が3人称単数かどうかは
関係ないんですよ。
【不規則に変化する動詞を使った例文】
ここからは
不規則に変化する動詞について
例文で見ていきましょう。
主に2つのパターンがありますよ。
① 過去形で変化する動詞
② 過去形でも変化しない動詞
① 過去形で変化する動詞
まずは
過去形で変化するパターンから。
I did my homework yesterday.
「私は昨日宿題をした」
主語が3人称単数でも
同じように変化します。
He did his homework yesterday.
「彼は昨日宿題をした」
この例文で出ている”did”は
”do”の過去形なんですよ。
I had dinner at 6pm.
「午後6時に夕食を摂った」
He had dinner at 6pm.
「彼は午後6時に食事した」
この例文で出ている”had”は
”have”の過去形なんですよ。
なお、
過去形にしたときに
変化する動詞には
次のようなものがありますよ。
② 過去形でも変化しない動詞
変化しない動詞ってのは
動詞がまったく変わらないってことです。
ちょっとわかりにくいかもなので、
例文で見ていきますね。
I read my textbook.
「私は教科書を読んだ」
もちろん、
3人称単数でも
過去形は同じように使います。
She read her textbook.
「彼女は教科書を読んだ」
ここで、
”read"は過去形になっても
原形と同じ形”read”なんですね。
ただし、
過去形のときには
「レッド」のように発音します。
「赤色」を表す"red"と
同じ発音ですが、
意味が違いますね。
「レッド」って聞こえたときには
文の意味を捉えながら聞いてみるのが
よいでしょう。
リアルの英会話の場面だと
聞き返してみるのも良いですね。
なお、
過去形にしたときに
変化しない動詞には
次のようなものがありますよ。
◇ ②の不規則動詞の注意点 ◇
不規則動詞で
形が変わらない動詞のときには
現在形か過去形か
判断に迷うことがあります。
I read my textbook.
この英文だけだと
現在形で使われるのか、
過去形で使われるのか
わからないですよね。
現在形だと
習慣的なことが盛り込まれています。
一方で、
過去形だと過去のその時点での行動と
なります。
記事(Article)だと
過去の話題が多いから過去形だろうって
見極められることもあると思います。
しかし、実際にはやり取りを積み重ねて
判断していくことが大事になりますよ。
不規則変化する動詞がある理由
不規則に変化する動詞ってのは
日常で使われる動詞が多いんですね。
”do”や”have”は
日常でも多く使いますよね。
もちろん
規則変化する動詞でも
play(スポーツなどをする)や
study(~を勉強する)など
日常でよく使う動詞はあります。
でも
中学英語の範囲から外れて
ビジネスでしか使われない動詞ってのは
日常で使わないものが多そうですよね。
そういう意味では、
不規則に変化する動詞ってのは
日常でよく使われる動詞ってことなんですね。
次回のお知らせ
ここまでは
一般動詞の過去形について
解説してきました。
次回は
be動詞の過去形について
解説していきます。
現在形とは
また違う変化をするんですよ。
できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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