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文房具【しおり】の英単語・漢字・雑学|しおりと共通点がある文房具も紹介

きむっちです。

「しおり」と言えば紙で作られていることが多いですよね。
しかし、古い時代には紙以外のものが使われていました。

しおりの英単語には
ある文房具の英単語と共通点があります。
実は、今まで書いてきた文房具と関係があるんですよ。

この記事では、
文房具の「しおり」の
英単語・漢字・雑学について紹介していきます。

この記事を読むことで
しおりについての歴史や雑学を知ることができますよ。

【この記事を読んでいただく前に】

この記事を読んでいただく前に
しおりでよく使われる紙のことを知っておくと
さらに面白く読むことができます。

ノートのことも知れるので、お得な記事です。

しおりの代わりに使われる
ふせんの記事はこちら

しおりの歴史

【しおりの歴史は西洋から】

しおりはかなり古い時代からありました。
西洋ではしおりの発祥とされるのは、「キリスト教修道院」と言われています。聖書を読むときに、聖衣というものを一部挟むように言われていました。
そこから次第に金属や布のものできるようになったと言われています。

【日本では平安時代から使われている】

日本では
かなり古くからしおりが使われています。

今わかっているだけでも平安時代まで遡ります。

「枕草子」を書いたとされる清少納言も使っていたと言われるくらいです。
当時では竹や木などでしおりとして成り立っていました。

今ではしおりは紙でできていることが多いですよね。
紙のしおりが普及し始めたのは、大正時代のことです。

意外かもしれないですが、当時は広告の宣伝などの用途で使われていました。

しおりの漢字

しおりは
漢字で「栞」です。

ここで、「しおり」には他の漢字もあります。
どんな漢字を使っていたか、知りたくないですか。

次のしおりの由来のところで詳しく話していきますね。

しおりの由来

ここからは、しおりの由来について書いていきます。

「栞(しおり)」は別に「枝折」と書くこともあります。
もともとは、山道などを歩くときに道しるべとして木の枝を折り曲げていた「撓る(しほる)」という言葉から来ています。

この「撓る」という言葉が、「しをる」と変化し、「草木を曲げたり、しならせる」という言葉につながりました。

そこから「枝折る」という漢字が充てられるようになりました。
この漢字が名詞になって「枝折」となったのです。

しおり(栞)の漢字の意味

意外かもしれないですが、
「栞」にも同じような意味があります。

「干干」は笄(こうがい)が2本高さがそろっている形を表しています。

ここで出てきた笄(こうがい)というのは、
髪を掻き揚げて髷(まげ)を形作る装飾的な結髪用具になります。

しおりの英単語

しおりは
英語で”bookmark"です。

日本語ぽく表すと
「ブックマーク」です。

”bookmark"は
”book”と”mark"に分けることができます。

”book”は「本」で
”mark"は「印」の意味を表すんですね。

つまり、
bookmark"は「本の印」とつながるわけです。

【"book"と”mark”の語源】

ここからは"book"と”mark”の語源について
解説していきますね。

① bookの語源

”book"は古期英語”boc"から始まっています。

」がこの単語のコアの語源です。

”book”は”beech(ブナノキ)”と
同じ語源を持つんですよ。

② markの語源

”mark"は「境界(marko)を示す印」がもともとの語源。

この”mark"は
文房具のマジックペンでも
同じように使われているんですよ。

ここで出てきたマジックペンについて
知りたくないですか。

文房具のマジックペンの記事はこちら

【bookmarkの英英の意味】

ネットの英英辞典では、
”bookmark"は次のように表されています。

a piece of paper, leather etc that you put in a book to show you the last page you have read

「紙、皮などをつかったもので、最後に読んだページをわかりやすくするために本に置くために使う」

引用元:bookmark(ロングマン英英辞典)

まとめ

しおりというのは
英語でも日本語でも同じ意味で使われていることがわかって面白いですね。

日本語の場合には
枝から由来しているわけですが、
英語でも同じように境界を示す印になっているわけです。

今では電子書籍でもしおりを付けられるようになっています。
このようなことからも、しおりは大事な文房具とも言えますよね。

しおりを使って
本だけじゃなく、自分自身の人生の分岐点にも印をつけるようにしていきましょう。

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<きむっちの自己紹介の記事はこちら>


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