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【基礎英文法】(15)助動詞①| will(canとの違いも解説)

きむっちです。

英文法について解説しています。

前回は
助動詞”can”について解説しました。

助動詞”can”について振り返りたいって方は
こちらの記事を参考にしてくださいね。


今回からは
”can”以外の助動詞についても
解説していきます。

第1回目は
助動詞”will”から始めますね。

助動詞willの意味

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助動詞willには
3つの意味が含まれるんですよ。

それぞれ
解説していきます。

① 予定が決まっていない未来

willはその場で決めた未来について
使うことができます。

I will send you e-mail.
「あなたにメールを送りますね」

なお、
すでに予定されている未来の場合には
willではなくて”be going to”を使いますよ。

参考として
be going toを使った例文も紹介しますね。

I'm going to visit Tokyo next month.
「来月に東京を訪問する予定です」

② 未来の予想・予測

未来を予想・予測するときにも
willを使うことができます。

このニュアンスは
”be going to”には
含まれていないですね。

未来の予想・予測の意味では
次のような例文になります。

It will be rainy tomorrow.
「明日は雨が降りそうです」

③ 意思を含む未来

”will”を使うことで
意思を含む未来の表現で
使うこともできるんですよ。

ネット辞書のweblioでも
willには意思のニュアンスがあるって
描かれているんですよ。

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また、
willは名詞で「意思」って意味で
使うこともできるんですね。

willのコアの意味合いが
しっかり含まれているんですよ。

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ここからは
助動詞willで
意思を含むときの使い方を
解説していきますね。

助動詞willを使った例文だと
次のようになります。

I will complete this task by this weekend.
「今秋までにこのタスクを完了します」

意思を含む未来ってことで、
疑問文で使うこともできるんですよ。

Will you play basketball tomorrow ?
「あなたは明日バスケットボールをする予定ですか?」
 (バスケットボールする意思があるのか)

この意味合いだと
”be going to”に近いニュアンスになりますよ。

④ 相手へのお願い

この意味合いでは
未来とは違うニュアンスが含まれますよ。

主に疑問文で使われることになります。

この使い方は
助動詞”can”とほとんど同じ使い方になりますよ。

例文だと
次のようになります。

Will you close the door ?
「ドアを閉めていただけませんか?」

命令文の場合には
命令のニュアンスが強いですが、

”will”を使った場合には
丁寧な表現のニュアンスになりますよ。

willとcanの違い

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ここからは
相手へのお願いで使われる
助動詞willと助動詞canの違いを
解説していきます。

④で紹介した
相手へのお願いって使い方では
willもcanも似たような印象ですよね。

● Will you close the door ?
 「~してくれますか?」
● Can you close the door ?
 「~してもらえますか?」

まず
”will”のときには
意思の意味合いを含めた
依頼の表現になります。

そのため、
ストレートな依頼で使われることが

一方で
”can”のときには
可能かどうかという
意味合いの依頼の表現になるんですよ。

また、
”can”を使ったお願いの表現では
親しい人に対しての気軽なお願いを表すことが
多いんですね。

【willを使った疑問文への答え方】

お願いするときに使う助動詞”will”での
疑問文の答え方について解説しますね。

Will you close the door ?

yes、つまり対応できるときには
次のような答え方ができます。

Sure.
「大丈夫ですよ」

no、つまり対応できないときには
次のような答え方をした方がいいですよ。

I'm sorry, I can't.
「申し訳ないけど、できないです」

否定するときに
”will not”もしくは”won't”と伝えると
意思を持って断るような
意味合いで伝わってしまうんですね。

なので、
”will”の英文で質問されたとしても
可能・能力を表す”can”を使うことで
丁寧な答え方ができるようになります。

まとめ

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今回は助動詞のwillについて
解説してきました。

助動詞のwillには
次のようなニュアンスで使います。

① 予定が決まっていない未来(未来形)
② 未来の予想・予測(未来形)
③ 意思を含む未来(未来形)
④ 相手へのお願い(依頼)

次回のお知らせ

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次回は
助動詞の”may”について解説しますね。


できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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きむっち|継続で電子書籍3冊を出版した人
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