工具【レンチ・スパナ】の英単語・雑学|レンチとスパナの違いも解説
きむっちです。
工具で使うレンチとスパナは同じようで少し違います。
レンチとスパナの違いを知りたくないですか。
英語の違いだけでなく、
工具としての違いもあるんですよ。
この記事では
工具のレンチ・スパナについて
英単語・語源・歴史について紹介していきます。
この記事を読むことで
レンチとスパナの違いをわかることができすよ。
レンチとは?
ここではレンチから書いていきますね。
レンチとは、締め具のナットやボルトを回すための工具で、閉めたり緩めたりできる工具なんですね。
レンチの歴史
レンチは紀元前の古代ローマ時代の建築のときには使われていたといわれているんですよ。
今から2000年以上の歴史があるというだけでも驚く道具ですね。
古代ローマのローマ水道やコロッセウムなどの建築技術などで使われていました。
当時は留め具のナットやボルトも形がばらついていたため、レンチのサイズ感も違いました。
そして、産業革命がおこる18世紀後半になると、ナットやボルトが大量生産されるようになりました。
このような動きからナットやボルトの大きさ(標準規格)が定められるようになり、今につながっています。
レンチの英単語
レンチは
英語で”wrench"です。
日本語ぽく表すと
「レンチ」でそのままなんです。
この単語では
”w”の発音が消えます。
他の単語だと”write(書く)”も
”w”の発音が消えますよ。
【wrenchの英英の意味】
ネットの英英辞典では、
”wrench"は次のように表されます。
to twist and pull something roughly from the place where it is being held
「おおざっぱにねじったり引くのに実施するときに使う」
引用元:wrench(ロングマン英英辞典)
スパナの英単語
スパナは
英語で”spanner”です。
日本ぽく表すと
「スパナ―」です。
この発音がそのまま
日本語になっているですね。
"spanner"は
動詞”span”の名詞形です。
名詞では「スパン」の意味ですが、「親指と小指とを張った長さ」のことを指していますよ。
動詞では「指で測る」や「(橋など)をかける」の意味があります。
長さの単位として「インチ」がありますが、
9インチなどで決められています。
ここで、1インチ(in)は1cmの約0.4倍です。
なので、9インチだと3.6㎝くらいの長さですよ。
【spannerの英英の意味】
ネットの英英辞典では、
”spanner"は次のように表されています。
a metal tool that fits over a nut, used for turning the nut to make it tight or to undo it
「ナットに対してフィットする金属製の道具で、ナットを閉めたり緩めたりするのに使われる」
引用元:spanner(ロングマン英英辞典)
レンチとスパナの違い
ここで、
レンチとスパナの違いが何かわかりますか。
ここから詳しく説明していきますね。
【英語でのレンチとスパナの違い】
レンチ(wrench)はイギリス英語で、
スパナ(spanner)はアメリカ英語です。
つまり、英語と日本語の対応で比較すると
レンチとスパナは同じものなんですね。
【工具としてのレンチとスパナの違い】
ここで、工具としてのレンチとスパナの違いをしていきます。
● レンチの特徴
日本では一般にレンチでは先端がリング状になったものを指しています。
先端が解放されていないことから、ボルトの上からかぶせるようにボルトの頭に合わせて使います。
六角レンチを考えてみるとわかりやすいですね。
● スパナの特徴
スパナは先端が開いているのが特徴です。
ボルトやナットの横から差し込んで回すことになります。
レンチは6面で固定できるのに対して、
スパナでは2面のみを固定して回すことになります。
固定できる箇所が少なくなることから、
力を入れすぎるとボルトなどを傷つける可能性もあるんですよ。
さいごに
ナットなどを締めることに使われるレンチ・スパナ。
機械にはめて使う場合もありますが、ほとんどの場合は手で締めることになります。
ゆるみのない製品や結果を作り上げるためにも、レンチ・スパナでしっかり閉めるようにしたいところです。
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