【基礎英文法】(15)助動詞④| shall(can・mayとの違いも解説)
きむっちです。
英文法について解説しています。
今回は助動詞”shall”について
解説していきますね。
shallを使った言葉だと
”Shall we dance ?”が有名ですよね。
ちょっと余談ですが、
1996年に「Shall we ダンス?」という
タイトルの映画が公開されたんですよ。
10代くらいの年齢層の方からしたら
ちょっと古いフレーズかもしれないですが、
日本の映画でもshallが使われることもあるくらいです。
今回は
助動詞canとmayの違いについても
解説していきます。
これまでの記事で
助動詞の意味を振り返っておいてくださいね。
助動詞canの記事はこちら
助動詞mayの記事はこちら
助動詞shallの意味
ここから
助動詞shallについて解説していきますね。
助動詞shallには
次の3つの意味合いがあります。
基礎的な英文法としては
①だけを押さえておけば十分です。
① ~しましょうか(提案)
この記事の最初の方で紹介しましたが、
shallを使うことで提案をすることができます。
主に疑問文で使うことになりますよ。
Shall I open the window ?
「窓を開けましょうか?」
このときに
次のように答えることができます。
Yes, please.
「はい、お願いします」
”Shall we dance ?”のような疑問文のときには
次のように答えることができます。
Shall we dance ?
「一緒に踊りましょうか?」
→ Yes, let's.
「ええ、そうしましょう」
No, let's not.
「いいえ、そうしないでおきましょう」
② ~すること・~すべし(法律・規則)
shallでは「~すること」という使い方もあります。
特に罰則規定があったりするときには
使われることがあります。
また、主語は
2人称(You)もしくは
3人称(彼、彼女、それ)になります。
例文だと
次のようになります。
やや難しめの例文になってしまいましたが、
ニュアンスを理解してみてくださいね。
You shall pay 7,000 yen when you don't stop temporarily at this sign.
「この標識で一時停止しなかったら、7,000円を支払うべし」
③ 運命的必然・強い意思
ちょっと哲学的な意味合いになりますが、
運命的必然や強い意志を伝えるときにも使えますよ。
Death is certain; All people shall die.
「死は必然。すべての人々はいずれ死ぬ」
I shall never forget your kindness.
「あなたのご親切を絶対に忘れません」
助動詞shallとmay・canとの違い
shallには
「~しましょうか」という
意味合いがあることを解説しました。
この助動詞の意味は
canやmayでも使われていますよね。
ここからは
助動詞shallが
助動詞can・mayとどのように違うのか
解説していきますね。
① can
助動詞canは
見知らぬ人が困っているときに
使うことができます。
知人や友人などの手伝いをするときにも
使うことができるんですよ。
② may
助動詞mayは
店員さんがお客さんに対して使うなど、
手伝わなくてもできるけど
勝ってほしいときなどに使います。
③ shall
shallは明らかに手伝いが必要そうなときに
使うことになります。
年配の方が
重そうな荷物を持っているときに
荷物持ちをするときなどがあてはまります。
また、
”Shall we dance ?”のように
ダンスの場で緊張している人などを
誘うときにも使えます。
shallは
基本的には
知っている人同士で使うことになりますよ。
まとめ
今回は助動詞のshallについて
解説してきました。
助動詞のshallには
次のような意味・使い方があります。
基礎的な使い方としては
①を押さえておけば十分です。
① ~しましょうか(提案)
② ~すること・~すべし(法律・規則)
③ 運命的必然・強い意思
次回のお知らせ
次回は
助動詞の”should”について解説しますね。
できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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