【基礎英文法】(18)動名詞と不定詞①|どちらも使えるけど意味が異なる動詞
きむっちです。
英文法について解説しています。
ここまで動名詞と不定詞について
解説してきました。
これまでは
動名詞で使える動詞と
不定詞で使える動詞が違うってことを
解説してきましたね。
今回は動名詞と不定詞の
どちらでも同じ意味で使える動詞の中で
動名詞と不定詞では
意味合いが変わる動詞について解説していきます。
動名詞と不定詞で意味が変わる動詞
ここから
動名詞と不定詞のどちらも使えるけど、
意味合いが異なる動詞4単語を紹介します。
基本的には名詞的用法になります。
ただし、最後の”stop”だけはそうじゃないんですよ。
① forget(~を忘れる)
● forget to ~ 「~することを忘れる」
● forget ~ing 「~したことを忘れる」
例文だと次のようになります。
不定詞の場合には
これから先のことを忘れるってことになります。
I forgot to bring my notebook.
「ノートを持ってくることを忘れた」
動名詞だと
過去にやったことを忘れたってことになります。
I forgot bringing my notebook.
「ノートを持ってきたことを忘れた」
② remember(~を覚えている)
● remember to ~ 「~することを覚えている」
● remember ~ing 「~したことを覚えている」
例文だと次のようになります。
不定詞の場合には
これから先のことを覚えておくってことになります。
今回は命令文を例にしました。
Remember to do your homework.
「宿題をやることを覚えておくように!」
動名詞だと
過去にやったことを覚えているってことになります。
I remember bringing my notebook.
「ノートを持ってきたことを覚えている」
③ try(~を努力する)
● try to ~ 「~しようとする」
● remember ~ing 「試しに~する」
不定詞の場合には
まだ試していないときに使います。
I try to write my article on my note.
「noteで記事を書こうとしている」
動名詞だと
過去にやったことを覚えているってことになります。
I tried writing my article on my note.
「試しにnoteで記事を書いてみた」
④ stop
stopの場合には
用法が変わります。
● stop to ~「立ち止まって~する」
● stop ing「~することを止める」
ここでは動名詞から解説しますね。
動名詞を使った例文だと
次のようになります。
I stopped smoking.
「煙草を吸うことを止めた」
一方の不定詞の場合には
名詞的用法ではなく副詞的用法で使われます。
そのため、
意味としては「立ち止まって~する(~するために止まる)」
になります。
stopで不定詞を使った例文だと
次のようになります。
He stopped to smoke.
「彼は立ち止まって煙草を吸った」
動名詞と不定詞の意味合いの違い
ここからは
動名詞と不定詞の意味合いの違いを解説していきますね。
ここまでの解説を読んでいただいて、
ある程度法則性が見えてきているかもしれませんね。
動名詞を使った場合には
過去に対する志向になります。
一方で、
不定詞を使った場合には
未来に対する志向になりますよ。
ただし、
”stop”の場合には
動名詞と不定詞で意味が違うので、
間違えないようにしておきましょう。
まとめ
ここまで
動名詞と不定詞で意味が違う動詞を紹介しました。
今回紹介した動詞4単語がこちらです。
① forget
● forget to ~ 「~することを忘れる」
● forget ~ing 「~したことを忘れる」
② remember
● remember to ~ 「~することを覚えている」
● remember ~ing 「~したことを覚えている」
③ try
● try to ~ 「~しようとする」
● remember ~ing 「試しに~する」
④ stop
● stop to ~「立ち止まって~する」(副詞的用法)
● stop ing「~することを止める」
次回のお知らせ
次回も
動名詞と不定詞のどちらも使える動詞について
解説します。
次回は
動名詞と不定詞で同じ意味で使える動詞について
解説していきますよ。
できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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