「きれい好き」が免疫力を落とす。藤田紘一郎カイチュウ博士の持論。
体調管理オタクの私は健康にまつわる微生物や菌の話が大好きで、故藤田紘一郎医学博士のファンです。
ファンという言い方は変かもしれないけど、ユニークな理論を研究、実践したくさんの書籍を遺された尊敬する先生です。
一度、大分での水の学会?で講演された時に興味深いお話をたくさん聞くことができて勉強になりました。
藤田博士の刮目すべき研究は多々あるのですが、一番びっくりするのが「寄生虫をお腹に飼うダイエット法」の実践者であったことです。お腹にある種の寄生虫を飼うことにより栄養分を取られるので体重が落ちるという・・・(笑)
ちなみにこのダイエット法(というか寄生虫)は日本国内では入手できないみたいです。
↑ この寄生虫ダイエットのようなユニークな研究を大真面目にやっておられたわけですが、冒頭の写真で紹介した『「きれい好き」が免疫力を落とす』の目次をざっと見ただけでも、体調管理オタクの私にはナルホドなるほどと納得できることが多いです。
~目次からほんの少しピックアップ~
「世界一清潔な日本は、ひ弱さも世界一!」
「超がつく清潔志向が、あなたの身体を弱くする!」
「皮膚も洗い過ぎると、ドライスキンになっちゃう」
「清潔を保つために、必要な”菌”もある!」
「抗生物質や抗菌グッズが、怖い菌を生む原因にもなる」
「泥んこ遊びが、子どもをアトピーから守る!?」
「今こそ!! 清潔志向を捨て自然の力を信じよう」
などなど。2005年に出版された本ですが、今の私たちにこそ必要な内容ではないかと思っています。