ピカソの鳩の絵。「写りこまない写し方が知りたいです」。
絵画が好きなのはどうにも止まらないようで、自宅だけでなく事務所にも好きな絵を何点か飾っています。
相続の仕事は書類が多く事務所が手狭になってきたので、昨年24㎡の事務所からワンフロア下の60㎡の事務所に引越しました。
がらんとした60㎡で、仕切りも壁もないのでパーテーションで応接スペースと事務スペースを区切っています。がらんと広い事務所は壁も広いので、絵を飾り放題なのだ(笑)
応接スペースに大きめの額入りを飾りたいな・・・と思いつつ、なかなかこれというものに出会えずにいたのですが、東京出張の際、たまたま立ち寄った東京芸術劇場のミュージアムショップで一目ぼれしたのがこのピカソ。
76cm×59cmの額に入っています。あまり繊細なつくりではなく、お父さんが日曜大工で作ったんですか? みたいな素朴な額装。ペンキで着色してあるみたいで、なんかほのぼのする。色もあっさりして落ち着きます。
そしてこの絵そのもののシンプルさがたまらなく好き。
それに加えて、紙がですよ、四隅が直角じゃないって、これどういうこと? 漉き和紙みたいな、ぼってりとした質感の、えらく手触りの良い紙なんです。
その素敵な紙質の画用紙にパステルか何かで殴り書きみたいな鳩(ピカソ画伯失礼!)。たぶんこれ5分ぐらいで描いたんちゃうん? と突っ込みを入れたくなるほどシンプルです。
でもめっちゃ好き。この絵の余白が好きです。
もうちょっと写真が上手だといいんだけどなあ・・・