ストレスにやられないように、僕は絵を描くことにした。

ストレスにやられてしまいそうだ。

先日、大きな案件がほぼ決まった。
上司は喜んでくれたが、仕事とプレッシャーが増えた。

加えて、別案件でインシデントが発生。直接自分のミスではないが、久しぶりの謝り案件で脳の不安スイッチが稼働。

それにより、モチベーション低下、仕事が進まず、イライラが増えるという悪循環が発生した。
このままではまずい。

こんなとき、僕はパレオな男というブログを読む。科学的な論文に基づいた、より良く生きるための情報が発信されているブログだ。

ストレス対策のためには、食事、運動、睡眠が基本になる。それをやらないといけないのはわかっているが、それだけだと新しく始まる月曜日からハードシングスに備えるには心もとない。

一本の記事が気になった。

ストレスが多い職場でネガティブな感情や行動に立ち向かうには、何か新しいことを学んで、自分の中にポジティブなリソースを作り出すのが大事だ。その効果は、シンプルなリラックス法よりも大きい。

ストレスがたまったら、リラックスするよりも何か新しいことを学ぶのが良いらしい。

何を学ぶか、それが問題だ

しかし、何を学びたいのかわからない。

歴史はコテンラジオで学んでいるけど、新しいことという感じでもない。

思いついたのはピアノだ。

だけどなぁと思い直す。

大学時代はベース、ギターにトライしたけど、全然上達しなかった。自分に音楽的な才能は絶望的にない。

英語、韓国語も考えたけど、何度もトライしては挫折を繰り返してる。

そんなことをつらつらと考えつつ、パレオの記事を眺めていると、これまた気になる記事に行き当たった。

アートの効果は主観的には大したことがないんだけど、体内では確実にストレスが減っているんだ、と。無意識のうちに、確実にストレスのレベルが下がってるみたいですね。

絵があったか。

大学時代に授業中にイラストの練習をちょっとしたことがあるくらいで、絵はほとんど描いたことがない。

ときどき落書きを描くことがあっても、日常に定着することはなかった。

本を買いに行く

新しいことは絵を描くことに決めた。

こんなとき、僕は入門書を探すところから始める。

きっと今はYouTubeでわかりやすい動画があるんじゃないかと思うけど、やはり入門は本に限る。入門書をめくるときの新しいことをやり始めたという確かな実感は捨てがたい。それだけでストレスが少し減る気がする。
ポジティブな前進感は重要だ。

村上春樹氏も、良い流れはただ待ってるだけでなく、動きながら作っていくもの的なことを言っていた気がする。

評判のよさそうな高原さと「1本の線からはじめる 絵の描き方教室」を近くの本屋で購入。

早速、昨日の夜に一本の線を引いた。

二日目、キャラ的なものを描く

そして今日、セブンイレブンでシャーペンと鉛筆を久しぶりに買った。

線だけの昨日に続いて、今日は線と線を組み合わせてキャラ的なものを描いた。
イラストを描く事自体はまぁまぁ楽しい。
でも新しいことを始めたことに軽く興奮している。


せっかくなら上手くなりたいと小さな欲も出てきた。

また三日坊主になるかもしれない。

でもそしたらまた別の新しいことを始めたらよい。

そうやって、来週からのストレスフルな日常をなんとか生きていきたいと思う。

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