もし派遣社員が「経営者になるためのノート」を読んだら。
わたしは、昔から本屋さんを意味もなくうろつくことが好きです。
特に買う予定がなくても、最近の売れ筋の本のタイトルを眺めたり
本屋さんによって推している本が違うので思わず立ち寄ってしまいます。
中でも必ずチェックするのが、ビジネス本コーナー。
わたしは、高校生の頃からいわゆる「自己啓発本」が好きでした。
そう聞くと、いかにも意識高い系に思われそうですが
そんなことはありません。
現に今わたしは高卒で派遣社員として働いています。
(高卒派遣社員が意識低いみたいな書き方になってしまいすみません。)
要するにどこにでもいる、ごくごく普通の一般人というわけです。
そんなわたしの目に止まったのが「経営者になるためのノート」。
気になった理由は2つありました。
①わたしが会社経営に興味を持ち始めていたこと
1年前なら、自分が会社経営なんて考えもしなかったと思います。
ですが、今の会社に携わらせていただくようになってから、
意外と会社って簡単に作れるんだな、、という印象を持つようになりました。
(それ以上に会社を続けることの難しさを感じていますが)
また、派遣社員は正社員より様々な会社を経験をします。
その会社の仕組みやそこで働く人たちを見ていて
「この考え方や仕組みはいいな。真似したいな。」
と思うことが多々ありました。
ですが、派遣は所詮派遣。
どんなにいい仕組みを知っていても、会社を変えることはできません。
「豪に入れば郷に従え」なのです。
従うからこそ、いい面も悪い面も知ることができるのです。
じゃあどうすればこの学んできたノウハウを生かせるだろうか。
「自分で作るしかないか(笑)」
②書き込む前提の「ノート」だったということ
二つ目は、この本が単なるビジネス書ではなく、
書き込む前提で作られたノートだったということです。
前述した通り、わたしは本屋さんに行くのが大好きです。
ですが、実際に行くたびに本を買っているかといえば、
そうではありません。
お察し頂きたいのですが、都内一人暮らしの派遣OL。
決して経済的に余裕があるわけではないのです。
(ついでに狭い1Rで保管する場所もない)
そのため、わたしが本を買うまでにはいくつかの条件があります。
・kindle unlimitedの対象ではないか
・図書館にないか
・メルカリで売ってないか
・「購入する」価値のある本かどうか
、、、ひとまずこんな感じです。
ビジネス書ってタイトルに惹かれて買ったはいいものの
結局は全部似たようなようなことばかり書いてある、みたいなことありませんか?
(それだけ本質は同じ、とういことだと思いますが)
なので、基本は
さらっと読んで大事なところだけノートに写す。
↓
売る!!(借り物なら返す)
を繰り返しています。
そんなわたしでもこの本には、「購入する価値」を感じました。
この本では
書いてあることの要点を書き出すのではなく
書いてあることに対しての自分の考えを書かなくてはなりません。
これらを書き写す時間、コピーを取るお金を考えると断然買う方がお得です。
ついでにもう一ついうと
現時点での考えを書き記しておく必要がある。と考えました。
考え方は日々変化していくものです。そして忘れていくものです。
コロナ禍の今、大切だと気づけたことも、
コロナが収まれば忘れてしまうかもしれません。
派遣社員の今、感じている気持ちを
正社員になったら忘れてしまうかもしれません。
たとえ、考えが変わったとしても、
この時はこう感じていた。という記録を残しておく価値はあると思いました。
もし、将来経営者になって大切なことを忘れてしまった時や
悩んだ時、過去の自分が何かヒントをくれれば素敵だな、と。
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こうしてわたしは「経営者になるためのノート」を
1Rの我が家に迎え入れました。
まだ、何の会社を立ち上げるか、であったり、
そもそも会社を立ち上げるかどうかすら決めていません。
引越しの時に1Pだけぎっしり埋まった
この本が出てくるかもしれません。(笑)
まぁその時はその時。ということで!
空腹が限界なのでそろそろ終わりにします。。。
拙い文章に最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。
最後にわたしの書き込みを晒しておきます。
理想論だとは思います。
ですが、
こんな会社あったらワクワクしない?
とか
こんな社長いたら素敵じゃない?
と思って書きました。
なんか人の書いたノートって気になりませんか?^^
ではまた。
くもり。
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