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夜の街の”節分お化け”とは?

今年2021年の節分は2月2日です! 3日に固定ではなかったのですね。2月2日になるのは124年ぶりとのこと。
ちなみに恵方は南南東だそうです。

節分の恵方巻きは関西が中心だったと思うのですが今はコンビニでも取り扱っているし全国区の行事(?)になった印象があります。
「節分お化け」はどうでしょうか。ご存知ですか?

Wikipediaより引用 ↓

節分お化け(せつぶんおばけ)、あるいは単にお化け、オバケとは、節分の夜に(立春前夜)の厄祓い(厄除け)として行われる日本の儀式。普段と違う服装で、社寺参拝を行う異装儀式である。
このような異装を行うのは、違う年齢や違う性など「普段と違う姿」をすることによって、節分の夜に跋扈するとされる鬼をやり過ごすためである。

江戸末期からの風習ですが、京都の花街を中心に残っていると言われています。芸子さん舞妓さんが仮装をしてお座敷にあがりますよね。
このお化けも最近は広く知られてきたように感じますが、主には花街、歓楽街のイベントであるかと思います。
でも以前、70代の愛媛県出身の方が、節分にはおばあちゃんでも振袖を着て良い、とおっしゃっていたのを聞いた記憶があります。地方によっては一般的な風習として残っている可能性もありますね。

大阪だったら、北新地が有名です。
薬師寺の僧侶による節分法要、北新地クイーンなどが花魁に扮しての仮装行列もあります。
※2月3日とは限りません。

北新地のお客様には「ミナミもオバケあるの?」とよく聞かれるのですが、
やってますよ~!!北新地ほど知られてはいないのかもしれないけど、、、

節分前後には、ミナミのクラブ、ラウンジ、キャバクラでは女性が仮装をしてお客様を迎えるというお店もあります。
和装に限らず最近は洋装のメイドやディズニーやアニメのキャラクター、特攻服、ナースなどなど、、、ハロウィンのコスプレとあまり変わらなくなってきているような気もしますが、松竹さんや東京衣裳さんの花魁、あんみつ姫、芸者、舞妓などの本格的な衣裳で仮装される方もいらっしゃいます。

きもの青龍では和装メインで
花魁風、遊女、壺振り、女学生、女給さん、町娘などの仮装を
毎年させて頂いてます。

楽しくもあり、イレギュラーな着付けの連続で苦しくもあり、、、^_^;
で節分前後は過酷な仕事現場となりますが、これが終わるとやっと私的に新年を迎えた気分となります。

仮装に使う衣裳も毎年少しずつ充実させるべく、工夫で何か新しいご提案はできないかどうか、とか、手作り出来るものはないかとかずっと考えています。(予算は少ない(-_-;)) 
今年だったら『鬼滅の刃』の仮装が増えるのかな。

といっても今年は、大阪は2月7日迄緊急事態宣言中なので
このイベント自体無いのかもしれないと諦めています。
いつもあるものが無い、というのもなんだか落ち着かず、ご用命はないと思いますが衣裳は下見して頂けるよう用意しましたが、、
寂しい節分になるのかな。

#この街がすき

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