せかいたび100-102日目240814-0816🇫🇷フランス(パリ美術館巡り)前編
ミュージアムパスを使い倒したパリ滞在でした。
めちゃくちゃ美術館巡りました。
美術館はぜひご自身の目で見ていただきたいので、サクッと紹介におさめますが、それでもパリは長くなりそうなので前編、後編に分けて綴ります。
五輪期間中ということもあって電車代が4€(パリ市内はどこまで乗っても4€固定)なのでホテルと市街地の往復以外は、できるだけ歩きました。
毎日2‐3万歩あるいてなかなかしんどかったですね。
なんかいろいろ五輪設備の関係で道の封鎖してたりもありました。
ミュージアムパスについてすこし補足します。
今回私が購入したミュージアムパスは4日間で77€+手数料3€で80€です。
そして、4日間というのが完全なる4日間で、つまり16時から始めたとすると5日目の15:59まで有効なんです。ここがミソです。
ただし美術館の休館日は気をつけてくださいね。
参考までに見出しに各施設の入場料を書いていきます。
いかにパスがお得かご理解いただけると思います。
8/14 シャルトル→パリ
モンパルナス駅に戻ってきて、メトロへの乗車。
回数券を購入して少しでもメトロを安くします。
10回券で32€を買っておきます。
ちょっとお得です。
パリの地下鉄すべてではないですがドアは開閉式になっています。
右のレバーを上に引き上げて開けます。
結構パワーいりますので思いっきり上げましょう。
いつもながらホステルに荷物を置きます。カーテン付きで良い感じ。
Nation駅からすぐ。
パリ市内からは少し距離ありますが、いろんな路線が入っているところだったのでここにしました。
ピカソ美術館 14€
宿に荷物を置いた時点で16時過ぎでした。
パリのだいたい美術館は18時で閉まります。
ただ、ポンピドゥセンターが遅くまでやっているのがわかったので、その近くのところでピカソ美術館を選択して訪れました。
ピカソは難しいですねえ…
ポンピドゥーセンター 15€
展示品は、現代アートが多いです。
4,5Fが常設展になっていますのでミュージアムパスの対象はそこです。
最初6Fに行って違うよ~って言われました。
真ん中に長ーい廊下、右と左に小部屋がいくつかあって絵画、物、映像などによるアートなどがずらっと並んでいます。
窮屈な部屋におじさんと首と腕のないマネキン。
むむむ…
シュールレアリスムってやつですね。
うーん、なるほどお。
パリ市内にはそこら中にアジアフード店があります。
冷たい緑茶や烏龍茶を目当てにいろんな店に何度も通いました。
ごつ盛りが目に飛び込んできてもう即買いでした。
日本では塩焼きそば好きだから塩味にしたけど、ソース味にしとけば良かったと少し後悔はしましたね。
3.68€で600円か。でもこないだの生焼けステーキみたいなはずれを食べて15€とかに比べたら、うまいの知っててこの値段。全然安いんだよなあ。
リラックマ人気ないのかお茶30%引きだったのでありがたく買いました。
1.5€ぐらいだったかな。
8/15 パリ→ヴェルサイユ→パリ
ホステルの近くのパン屋で朝ごはんの調達。
エスプレッソとパンオショコラの組み合わせも好きなんですけど、今日は少し冒険して、フランボワーズのクロワッサンを食べてみた。
中にもフランボワーズのジャムが入っててちょうどいい甘さ。
美味しいですね。
乗換の時にエッフェル塔が近かったので、パシャリ。
こうしてみると結構大きいです。
1889年にパリ万博に向けて造ったっていうんだから驚きです。
【要事前予約】ヴェルサイユ宮殿 32€(宮殿+離宮+庭園)
RERのC線というのに乗ってヴェルサイユ宮殿まで来ました。
ヴェルサイユまで向かうチケットは4€の券は使えません。
ここはパリ市内ではなく郊外となるので6€のチケットを別で買う必要があります。
帰りの車内で罰金150€払わされてる人がいたので十分に気を付けてください。
予約時間10:00の10分前ぐらいに来ましたが、もうすでに時間のところの列は200人ぐらいいましたね。
Aと書いてあるところに並べば大丈夫でした。
有名すぎる絵ですね。
でもかっこよく描かせただけなんですよねえ。
私は知ってるよケケケ。
ヒト、ひと、人。
宮殿内もすごい人がたくさんいましたがでしたが、鏡の間は圧巻でした。
順路は決まっているのでそれに従って歩けば大丈夫です。
マリー・アントワネットの寝室。
ベット小さいなあ。ここもまた豪華でした。
やっぱりよく寝れたんだろうかと心配になっちゃう。
とにかく広いデカい。
えらいおじさんの胸像がずらーっと並んでます。
トリアノンという離宮があります。
ミュージアムパスでは庭園は入れないようでした。
庭園に入らなかったので宮殿の外をぐるっと回りました。
これでまずトリアノンの入口まで20分ぐらいかかります。
これが正規のルートなのかわかりませんが、庭園に入ってると中からいけるのかな?
入口からは、並木道を進みます。20分ぐらい歩いてトリアノンに着きました。
いちおう有料のバス(8€だったか)も走ってました。
マリーアントワネットであってるかな?
マリーアントワネットは宮殿生活に疲れていました。
トリアノンの近くには、のちに作らせた田園風景があります。
疑似的というものの、とても落ち着く景色が広がっています。
いまでもヤギや豚を飼育していてその雰囲気を保つようにしているようです。
ベンチに座ってのんびりしてました。
ロダン美術館 13€
結構いろんなとこにあるブロンズ像、ロダンといえばの「考える人」ですが、ここに本家本元があります。
ゴッホのタンギー爺さん。
3点あるらしく、ロダンももらったとか。
後ろに描かれた浮世絵が当時流行していたジャポニズムを象徴しています。
アンヴァリット軍事博物館(ナポレオンの墓) 15€
軍事博物館という名前ですが、ナポレオンの墓を観に来ました。
建物に入るとのぞきこむ形でナポレオンの墓があります。
階段で下に降りると360°ぐるっとみてまわることができました。
8/16 パリ滞在
【要事前予約】サントシャペル 13€
ステンドグラスに囲まれる礼拝堂として有名です。
今までの旅の中で数多くの大聖堂見てきました。
はい!ゴシック建築ね〜!と自信を持ってわかるように。
入口からぐるぐる階段を昇って2Fへいくと前ステンドグラスがお出迎え。
今日もふらっとアジアショップ寄って買っちゃう、冷たいお茶。
500mlで2.4€です。
【要事前予約】ルーブル美術館 22€
ルーブル美術館もものすごい行列でした。
とりあえず時間予約した列に並んでいたものの進んでるんだか進んでないんだかのスピードでした。
でも急にごそっと列が進んで一気にみんな歩き出しました。
列が分解しそうなぐらいばらばらで不安になりながらも、別のゲートにたどり着きました。どうやら空いているグループツアー用の入場ゲートへ移動して、入場したのでした。
列がふにゃふにゃしてて、平気で割り込めちゃってて、もうちょっと行列うまくさばけないものかな。
美術館の中すごい広いです。
ガイドマップみても迷路。
建物の構造上そのまま真っすぐ行けず、一旦下へ降りてトンネルくぐってまた上に登ってのような道があったりしました。
おめめぱっちりのおじさん。
なんかかわいい。
エジプトの猫ちゃん。
サモトラケのニケ。人たくさんで大人気でしたね。
アポロンのギャラリー。
王冠、ブレスレット、ネックレスなど宝飾品が並びます。
目でみながら前後ろ歩いてみたらキラッキラッする。
宝石の輝きってすごいなあ。
誰が見てもテンション上がります。
モナリザは遠目で見るだけ。
どちらかと言うとモナリザに向かって反対にあるカナの婚礼に驚きました。
大きい絵画とは聞いていたけどかなりのスケールです。
水をぶどう酒に変えた奇跡を描いていますが、ひと目でキリストがどこにいるかわかります。
ドラクロワの民衆を導く自由の女神。
修復作業を経て、2024年5月に復活したようです。他の絵画と比較しても明らかに鮮やかでした。
隠れミッキーならぬ隠れトリコロールも見つけました。
これも個人的に見たかった絵。
右にいる貴族の少年を左の三人組がいかさまで騙している絵です。
表情がみごとに描かれていて、ほんとうに悪い顔しています。
日本語のガイドマップもさすが、充実しています。
パリ装飾美術館 14€
ルーブルの近くにあります。
建物の構造が複雑で、本館と別館みたいなところもあります。
9Fぐらいまでありました。
いろんな家具のデザインやファッションが紹介されていました。
くまのぬいぐるみ
このサイズのぬいぐるみがパリのいたるところに置かれてます。
自転車またがってかわいい。
よく考えたら前編ですでにミュージアムパスの元取ってますね。
引き続き美術館巡り、後編に続きます。