サクサク動いてアイデアが湧き出す脳を作る超シンプルな方法
過去の偉人、文豪たちは、散歩をしてヒラメキを得ていました。
著名な発明家や哲学者でないとしても、わたしたちにだって結構ありますよね。
ふとした時に、ひらめいちゃうこと。
思いがけないアイデアが浮かんじゃうこと。
わたしの場合は、なにかの作業をしている時、朝起きて間もない時が多いようです。
あなたはどうですか?
そして、その時に浮かんだひらめきやアイデアを、どうしていますか?
忘れないようように、ずっと繰り返し考え続ける?
あるいは、浮かんだそばからたちまち夢のように消えていくのを黙って見送る?
わたしはとにかくメモします。
書き留めます。
殴り書きでも何でもいいからすぐにメモに書く。
メモを書くことで脳に何が起きる?
すぐに書かないと、イメージが消えてしまうから、というのもあるのですが、実はもう一つ別の大事な理由があるからです。
それは、何かを気に掛けていると、脳がそれにエネルギーを奪われて
気が散るから。
たとえば、お料理してる最中に「あ、そうだ銀行に行かなきゃ!」と思い出したとします。でも、それを忘れないように気にしながら料理を続けたら、集中できませんよね?
こうやってnote記事を書いている途中で、別のいいネタが浮かんだら?
やはり気になって書き続けられません(笑)
そう、だから、とにかく即メモる!のです。
だから”ちょいメモ”です。
*
メモさえ書いてしまえば、もう、そのことを気にかけなくて済みます。
すっぱりと忘れちゃっていい。
いいえ、すっぱりと忘れてしまうためにメモを書く、というべきかもしれません。
脳は一度に一つのことしか出来ません。
マルチタスクは瞬時に脳のスイッチを切り替えているだけです。
これは脳をとても疲弊させます。
何かに気持ちがいっているということは、言い換えると、他のことには気持ちが入らない、集中できないと言うことです。
エネルギーをロスするし、パフォーマンスもぐんと落ちます。持続力も低下します。
それを防ぐために、メモを書きます。
頭の中を占めている考え・情報を外に出すことで、脳のワーキングメモリーが空きます。余計なアプリケーションがひとつ止まります。
パソコンと脳は、仕組みが似ていますね。だから、脳の働き方を考える時には、パソコンの動きになぞらえるとイメージがしやすいです。
・ ・ ・
”ちょいメモ”術の重要ポイント・その1
とにかく何でもメモすると決めたとして、その際に気をつけてほしいことがあります。
それは、いつも同じメモ帳に書くということです。
なぜかと言いますと――
だいたいメモ書きしたものってすぐ行方不明になるんですよね。
あれ、さっきメモしたはずなのに、どこに書いたんだっけ?
さっきのメモ紙、どこにいっちゃった?
これ、身に覚えのある人が多いんじゃないかしら?
もちろん、わたしも散々やらかしました(^^ゞ
そうなんです。
せっかくメモにしても、紙片に書いたものは、どこかに紛れ込んでしまいがち。かと言って、書類やノートの空スペースに書くと、後から見つけるのが一苦労。
せっかく書き留めたアイデアやヒラメキも、見つけ出せないなら無いのと一緒、それでは、あまりにもったいない(涙)
ひとつのノートに書くと決めておけば、アイデアの損失も防げますし、探す手間暇もムダにせずに済みます。
そもそも、メモしようと思うたびに
どこに書く?
どこにしまう?
といちいち考えるのは、エネルギーと時間の無駄使いです。
こうした小さな決断、選択の繰り返しが、脳を疲れさせ、やる気を奪うのです。
それに、ヒラメキはすぐに捕まえないと、たちまち消えていってしまうものです。すぐに書きとめたいですよね。
だから、何も考えずに、さっとペンを出し、さっと書けるように、それ専用のメモ帳やノートをひとつ決めておきます。
そうすれば、なにも悩まず、考えず、思いついたことを逃さずに書き留めて、さっぱりして元の作業に戻れます。
この方法。いたって簡単なのですが、実際にやっている人は案外少ないかもしれませんね。
・ ・ ・
”ちょいメモ”術の重要ポイント・その2
そしてさらに大事なポイントがこれです。
その専用メモノートには、とにかく何でもかんでも書くこと。
仕事のことも帰りの買い物のことも、ビッグアイデアも、全部です。
内容で区分けせず、分類もしない。とにかく片っ端から一つのメモノートに書き留めます。
分類とか区分けという行為も、かなり脳には重たいんですよ。
それだけで、肝心の中身が吹き飛ぶぐらいにストレスかかります(^^;)
頭に浮かんだものは、とにかく素早く捕まえる。これが最優先です。
まずはとにかく書き留める。そして、時間のある時に必要に応じて、他のノートに書き写したり、パソコンに入力するなりすればいいんです。後で見返したら、たいしたアイデアではなかった、ということもありますしね。
判断や評価も、少し時間をおいてからのほうが効果的です。
そうして、用が済んだもの、片付いたもの、書き写したものは、斜線を引くなどして、消し込んでおくと分かりやすいです。
・ ・ ・
”ちょいメモ”術の重要ポイント・隠し技
そして、最後にもう一つ(しつこい……!)
メモを書く際のちょっとした隠し技があります。
それは、ページ一面にびっしりと書き込まない、こと。
もったいないかな~と思うぐらいに余白を残しておくのがいいです。
余白があるとイメージが広がりやすくなります。
後でなにか気づいたことや、思い出したことを、そこに書き足していけます。だから、短いメモ、たとえ一文、一単語であっても、贅沢に1ページ使うのがお薦めです。
ページごとにテーマ・内容が独立しているから、後から探すとき、読み返すときにも見つけやすいです。
メモをパラパラと見返しているうちに、アイデアがさらに湧いてくるという
嬉しいオマケも期待できます(^^)/
*
騙されたと思って、今日からぜひ専用メモ帳を手元に一冊用意して、”ちょいメモ” 術を試してみませんか?
・ ・ ・
こちらもご参考に。
・ ・ ・
日々を満たされて生きるために、誰にでもできるたったひとつの幸せ習慣。
・ ・ ・
この記事を読んで、参考になったり、感じるところがありましたら、スキ💛を、よろしくお願いします。
コメントなどいただけると、さらに嬉しいです。
お気軽に書き込みしてくださいね (^^)/