言葉に命を吹き込むって、どういうこと?
この文句、聞き飽きた(見飽きた)という人、手を上げてくださ~い(笑)
書籍でもネット上でも、特に自己啓発系の文脈で、掃いて捨てるほど語られて、書かれていますね。
そもそもが聖書に書かれた言葉ですが、解釈が間違っているとかで。誤用(あるいは悪用?)されている節もないわけではないようです。
ま、それはさておいて――
すでに耳タコのこの言葉から出てくる決まり文句が、これですね。
はい、こっちもウンザリするぐらい声高に言われ続けています。
アファメーション、新月の願いごと、夢ノート、etc.
まあ、それもそれでいいのですが……
でも実はとくに何を身構える必要もなくて、
「ただ自分の頭の中にあるものを言葉にして紙に書き出すだけで、あなたは日々あなた自身を創造している」
そう言われたら、どう思いますか?
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心に形を与える
頭の中にあるイメージや想いって、じつはかなり漠然としています。
浮かんでいるイメージがあるのに、どうしてもそれを言葉で人に伝えることが出来なくてイライラ!そんな経験、誰にでもありますよね(笑)
それが「漠然としている」という意味です。
そんな漠然としている思い(脳内イメージ)を “文字として書き出す” つまりコトバ化することで、わたしたちははじめてイメージに “形” を与えることが出来ます。
これは正に、世に言われるところの「具現化」です。
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想いに命を吹き込む
言葉に書いた時が「誕生」。
あなたの想いに “命“ が与えられた瞬間です。
言葉にするとは「産む」こと。
言葉になるとは「生まれる」ことです。
逆に言えば――
”書かれていないもの”、”語られていないこと” は、まだ生まれていない。この世に ”存在していない” ということ。
そして、この世に存在していないものは、たとえそれがあなた自身の想いだとしても、あなた自身にとってさえ、やはり ”存在していない” のです。
人は「ことば」を使って思考します。
だから、“まだ言葉になっていない考えについて考えること” はできません。
ちょっとややっこしい?
でも、そうですよね (^^;)
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命を宿した言葉 が”ことだま”
形のないものは掴めない。
それは思考だって同じです。
だから書き出します。
自分が書いた言葉を、自分が見て、読んで、自分自身を理解する。
そのとき初めて、あなたの想いに “命“ が与えられ、この世で生き始めるのです。
そうして想いを込めて生み出した言葉には “ことだま” という表現がよく似合いますね (^^)
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こちらもご参考にどうぞ。
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日々を満たされて生きるために、誰にでもできるたったひとつの幸せ習慣。
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