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【有料級3000字超!】免疫抑制剤中の私が実践☆感染症予防策☆
【驚愕】膠原病患者はCOVID-19になりにくかった?
2022年、まだCOVID-19の影響が社会に色濃く残っていたときのこと。
病棟も担当している、私の担当医が教えてくれました。
COVID-19が猛威を振るっていた時、私は「免疫を下げている膠原病患者さんはすぐにCOVID-19にかかってしまうだろうな」と思っていたんです。
ですが、確率は健康な方と変わりませんでした。
感染症にかかりやすい方達が何故?と思ったんだけど、おそらく、膠原病患者さんは普段から感染症対策がきちんとしているからだと思う。
どんな感染症も基本が大切だと、学んだよ。
ということで、私=膠原病患者が実践している方法をお伝えします。
これから、インフルエンザの季節にもなりますから、皆さまのお力になれれば嬉しいです(*^^*)
◉私の基礎情報
◎薬で免疫を下げている
「免疫力」
この言葉をテーマに書かれた本、ドリンク、食べ物、サプリ・・・
たくさんの商品が展開されているほど、多くの人が「免疫力をつけたい」「免疫力を上げたい」と思っている、ということでしょう。
しかし、私の場合、自分の免疫が暴走し、自己組織を破壊してしまう【自己免疫疾患】のひとつである膠原病患者です。
治療薬はなく、現時点では暴走している免疫を意図的に下げるしかありません。その薬の一つが【ステロイド剤】です。
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ステロイド剤の効能の一つが免疫を下げて、自己免疫の力をおさえること。
裏を返せば、免疫を下げるので感染症に弱い体になります。
この状態を 易感染状態 と言います。
◎免疫が働かないため、気づかないor重症化
例えばウイルス性の感染症にかかったとしましょう。
<免疫が働く人>
1、ウイルスという異物を検知し、免疫細胞が働きだす
2、発熱、咳、鼻水、などウイルスを外に出そうとする反応が出る
3、重症ではない限り、自分の免疫でウイルスを輩出されるのを待つ
<易感染状態の人>
1、そもそもウイルスを検知する能力も下がっている
2、軽い感染症の場合は、免疫が働かないため症状も出ない
→本当に軽症であれば、気づかずに終わることもある
3、風邪の諸症状が出る=重症の場合が多い。知らない間に肺炎になっていることもある
こんな感じで、免疫の差は大きいのです。
免疫抑制療法をしている人は、日常生活に恐怖がたくさん潜んでいます。
◉徹底的な予防策
◎マスク
数年前と比べ、今ではマスクをしない方が多くなりましたね。
社会的にはとても良いことだと思います。
熱中症の原因にもなりかねませんし、表情が見えないのはコミュニケーションの上でも障壁になります。
しかし、私は基本的にマスクをはずせません。
COVID-19が落ち着きを見せ始めた頃、医師に言われました。
「Michikaさんにはアフターコロナはないので、マスクをしてね」
特に、医療機関、交通機関、子どもとのレッスンではマスクをしています。
夏でも、冬でも、感染症が流行っていなくても、私は一生マスク生活です。
◎手洗いうがい+手指消毒
手洗いとうがいは当たり前ですかね(*^^*)
ただ、医療的な手洗いは少なくとも30秒以上かかります。
手のひらのシワ、爪の間、手首まで洗うのに、数秒では済まないはず。
ウイルスや細菌は洗い流すことが一番簡単で、一番効果的。
私はそこに加えて手指消毒を必ず行っています。
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ただ、肌が弱いのでアルコール消毒はキツイなと感じることも。
料理をするときは消毒するよりも、食品用の手袋をすることのほうが多いです。
◎鼻うがい
かかりつけの耳鼻科から勧められて、鼻うがいキットを購入。
お塩で生理的食塩水を作り、毎日鼻洗浄をしています。
今では、ハナノアやサイナスリンスなど市販の鼻うがいもたくさんあります。数年前と比べると、鼻うがいも市民権を得たな、と思います。
耳鼻科の先生から言われたことが印象に残っています。
「手が汚れたら洗うんだから、鼻も洗いましょう」
確かに。
鼻呼吸で空気を吸っていれば、花粉、排気ガスなど微量ですが汚れている可能性は否定できません。
特に花粉症がひどい時、鼻うがいをすると、鼻づまりが良くなって、眠りが深くなったので、感動した覚えがあります。
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鼻うがいは向き不向きもありますので、気になる方はかかりつけ医に聞いてみてくださいね。
◎歯磨き
「え?免疫の話で歯磨き?」
と、思いますよね。私は、思いました(笑)
こんな話をしなくても、歯磨きはされていると思いますが、歯科検診をきちんと受けている方は少ないのではないでしょうか。
私は飲んでいる薬の影響で、歯科にも通院しています。
そこで歯科衛生士さんに言われるんです。
「手磨きでは限界があります。歯科医院でしかできない歯垢除去があるんですよ。特に歯石になっている場合は、個人では無理ですからね」
衛生士さんから指導を受けて、毎日一回フロスをしています。
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最初にフロスをしたとき、ごっそり取れた歯垢に震えました(汚っ)
歯ブラシだけでは、歯間は磨ききれません。残った歯垢は口の中で最近の餌となり、最近が繁殖しやすい状況になります。
結果、喉の感染症にかかりやすくなります。
また、違う視点では「歯周病があれば生活習慣病になるリスクが高くなる」という論文も出ています。COVID-19の重症化リスクも上がるとか。
歯垢も万病のもと。
ということですね(-"-)
◉身心のサインを無視しない
◎「まだ大丈夫」は、大丈夫ではない
少し体調が悪くても、体が怠くても、無理して仕事をしていませんか?
(もちろんですが、家事も仕事です)
ちょっとの違和感を無視せず、そこで休むことができれば、回復も早く予後も良いことが多いです。
どんな病気でも言えることですが、発見が早ければ、治療の選択肢が多く、体に負担が少ない治療で済みますし、結果費用も安く済みます。
実は早々に体を休めることが、生産性につながるんです。
欧州では咳などの風邪症状がある人が会社に来た場合「ウイルスをばらまくな」と言われるそうで、休むことが常識。
勝手な言い分ですが、私のように感染症にかかりやすい人にとっても、風邪症状がある方が職場にいるのは怖いです。
そして、妊婦さんも同じだと思います。おいそれと薬が飲めない体ですから。あなたが風邪をひいたとき、ちょっぴりで良いので、身体的弱者のことを考えてくれると嬉しいです(*^^*)
◎マインドフルネス
ストレス発散をすることはマインドフルネスにつながり、自律神経が整えば免疫力があがるとされています。
就寝前に瞑想や香りで気持ちを落ち着かせれば、睡眠の質がよくなり、日中の生産性が上がることも論文で証明されています。
私が実践しているマインドフルネスを紹介します
瞑想(寝起きと寝る前)
仕事の合間に15分感覚をシャットアウトする(アイマスクと防音マフ)
好きな香りを纏う。ただし在宅ワークのみ
朝ノート=防音状態でA4サイズ3枚分気持ちを書き出す
セルフカフェ=自分で抹茶ラテやソイラテを可愛いマグで作る
こんな感じです。
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日常的に取り入れやすいことばかりにしています。そして、お金もかからないものにもしています。継続できることが第一条件ですし、お金がかかることはそれ自体がストレスになりそうですし(笑)
◉自分の体にとっての最適解を探そう
ここまで、偉そうにつらつらと書きましたが、結局はどれも自分に合うか合わないか、これが一番大切です。
1日5分でも良いので、自分だけの時間を作ること。
自分の体を一番に労わること。
忙しい世の中で忘れてしまうのが、自分への労わりです。
自分をないがしろにすると、他人にも刺々しくなります。
私は「誰かに刺々しい自分」は嫌です。
そして理想論ですが
【いつでもご機嫌な私】で居たいです。
ですから、私のマインドフルネス方法も日々アップデート中です。
年齢を重ねれば、私の「好き」も変わるから。
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誰かのために頑張るあなたも素敵です
体調が優れなくても生活のために働くあなたも素敵です
だから、そんな素敵なあなたを大切にしませんか?