結果が出なくても全力を尽くせば発見がある
先日記事にした「プレッシャーとどう向き合う?」の中でお話しました、10月19・20日にスターレーンの親善大会に行ってきました。
結果的にはほぼ惨敗なんですが、何もできなかったわけではなかったです
ということで、親善大会レポート
1日目はシングルス3ゲーム、ダブルス3ゲーム
2日目に4人チーム戦3ゲーム
個人トータル9ゲームの上位はオールイベンツで+3Gをして12ゲームで順位決める
という流れでした。
結果的にオールイベンツに行けなかったのは悔しかったんだけど
ただ、今回はちょっとツイてなかった感が強いので、そんなこともあるかなぁと一応特殊な例として覚えておくポイントを整理する
1日目シングルスの3ゲームと2日目チーム戦の3ゲーム
割り振られたのはフロアが違うが左端のボックス
ボウリングのレーンメンテナンスで、オイルマシンが最初にひき始めるレーンは、マシンがまだ本調子でないからオイルが薄くなる傾向がある、ということは割と有名
今回の会場も同様、むしろここまで違いが出るか?というくらいだった
競技ボウリングの大会って、だいたいがアメリカン方式といって、2レーンを交互に投げるんだけど、今回の端っこレーン、左のレーンが右に対して体感でオイル量が半分くらいにしか感じられなかった
もともと薄い方のレーンは、曲がりすぎるし変化も倍速
シングルス戦は全くこの変化についていけなかった。
さらに、照明の関係だと思うけど、自分が狙いをつけるために見ている場所あたりにガッツリ景色が映り込んで真っ白になってて見えづらい・・・
加えて、後で調べて確信になったんだけど、ボウリング場ってレーンの規格はほぼ一緒なんだけど、ファールラインからアプローチの長さやアプローチドットの場所って決まってないらしい
いつも投げているセンターと比較すると、おそらく15センチくらいアプローチドットの場所が前に書いてあって、最初それに気付かずめちゃくちゃ投げにくかった
などなど、三重苦を一度に攻略するのは自分の腕ではとうてい無理でスコアにならなかった・・・
チーム戦も前日の二の舞いにはならないようにと頑張ったけど、多少マシなスコアになったくらい
ということで、この三重苦がすべて一度に襲ってくるということは今後なかなかないだろうけど、ひとつひとつは経験としてインプットしておくといいのかも知れない
唯一、ダブルスの時は端ではないレーン。組んだ大先輩がめちゃくちゃ絶好調で、シニアハンデ入れたら270以上を連発
僕はアプローチドットの謎に気付いて、体勢を戻すのに1ゲーム使ってしまっていたんだけど、2ゲーム目もストライク連発する大先輩を見て、
「このゲーム、この流れならダブルスのハイゲームが狙える!」と直感した
4連ストライクのあと一度力んで失投したスプリットが痛かったが、最後は意地でパンチアウトして自分は231、先輩と合わせたスコアはなんと509点
2日間で自分が唯一良い仕事した場面だったな
ダブルス戦を準優勝&ハイゲーム賞と良い結果を残せた。
まぁ、ほぼほぼ大先輩のお陰である
2日目のチーム戦は、やはり端レーンのクセにみんなで苦戦してました
そんな感じで色々と攻略できなかったんですが、それでも激遅レーンを想定して作ったボールがなかなかいい感じに使えたとか、人数が多い大会の時にどうやって先読みしてラインアジャストをしたらよいか?など、学びになったことも多かった
スコアにならなくても、最後までどうやって攻略してやろうか!?と考え続けて投げきれば、その経験が絶対にどこかで活きてくる。
そういう意味ではめちゃくちゃ楽しかった。
よく、打てなくても楽しく投げられれば良い、みたいなことをチームの方針にしていることがあるけど、なるほど、自分にとってのそれは、結果的にスコアにならなくても攻略を最後まで諦めずに投げて発見があれば楽しいのだ、と気付いた
以上、親善大会のレポートでした