力を出し合うことで得られるもの
こんにちは。あおです。
前の記事で、母の症状をもしかしたら病気かもしれないと思い、どうやって母に病院に行ってもらうか、父と妹になんと言って協力してもらうか考えていると書いていました。
その続きです。
結果、なんと見事失敗しました!
失敗した理由は、私のやり方に問題があったからです。
ですが、その後反省し、修正することでとりあえず1歩前進しました!本当によかったです。
失敗した理由
今回、何が失敗だったのか。
それは、私の伝え方や心の状態の甘さが理由で、妹と完全には円満に会話できなかったんです。
妹に電話で伝えました。
まず経緯を話しました。そして、どうしたらいいのか聞かれたので、私の思うこととこんなふうにしてほしいという願いを話しました。
しかもこれを、私は最初から、お願いがあると言っているんです。
それを聞いた妹は、言葉こそ平静を装っていましたが、怒りがにじみ出ていました。
そして、「全部丸投げはおかしい」「しかもお母さんのことだけなんておかしい」「ばあちゃんにも会いにこい」「忙しいのにそんな大変なことできない。余裕がない」「これをきっかけに頻繁に帰ってこいってこと」「お父さんだって病み上がり」「あお(私)がお母さんに言い続けることは続けて」と私に言いました。
怒ってるなあと思った私は、一瞬やはりひるんだんです。
いろんな思いが湧き上がってくる。
忙しいのにこんなことを言い出すから、そりゃ怒るよね。
自分だけが実家のことで大変な思いしてるって怒りもあるんだろうな。
丸投げしようなんて思ってない。
頻繁に帰ることなんてできない。
お父さんのことだってわかってる。
お母さんに言いたいよ。もっと話して言いたいよ。
だけど、お母さんのこと、なんとも思わないの?
こんな思いがいっぱいに心に広がりました。
これがそのときの正直な私の気持ち。
これを伝えた。
妹は、「いろんな時間かかることはできないし、あおみたいな熱意こもったものは母にも父にも逆効果。軽く、あおも心配してたよ、とタイミングみて言えるときに言ってみる」
と言ってくれました。
妹と本当にしたかったこと
成功のようでこれは失敗です。
だからそのあと自分の気持ちを整理し、反省しました。
そして数時間後、ラインで妹にまた思いを伝えました。
反省したときに、わかったことがあったのです。
妹と電話で話してわかったことがあったのです。
それが、私は、妹や父にお願いしたいわけじゃない。確かにお願いしたい気持ちや協力してほしい気持ちはある。
私1人ではお母さんを病院に連れていくというところまでもっていくことはできないから。
でも、私はお願いしたいだけじゃなかった。
私は、妹と一緒に考えたかったんです。
母のことを、家族のことを一緒に考えたかった。
このことに気が付きました。
心にあったかい気持ちが広がり、妹や父の今の状況を理解しきれていなかったことや、私にはない冷静な部分をもっている妹の偉大さに気が付きました。
大きな弱点をみつける
私は病気のことになると、やはり動揺している。
そして母のことになると守りたい気持ちが強くなる。
言葉で話すのが苦手なのも相まって、本当に思ってる芯の部分を、相手を思いやりながら即答で伝えることができなかったことにも気づきました。
私の弱点はやはり「病気」と「伝え方」でした。
妹にラインで丁寧にこの気持ちを下のように伝え、謝りました。
妹は、たくさん気持ちを伝えてくることはありませんでしたが、
「ありがとう。大丈夫だよ。」
「お金にも時間にも心にも余裕もてるように、がんばるね!」
「これからも一緒にね」
と伝えてくれました。
この言葉の奥に、どれだけの妹の想いがつまってるんだろう…
それを感じて涙があふれました。
妹も愛を伝えてくれたのです。
とても嬉しかった。
大切なこと
ひとりだけでは超えられないことも、相手を理解することで超えられることがあることがわかりました。
そして、
相手を尊重したたえることが本当に大切だと今回感じさせてもらいました。
この思いを常に心において相手と関わること。
このことの大切さを学びました。
伝え方の重要性を今回改めて感じました。
私にとってここは重要課題です。
人と小さな力を出し合っていく
そしてね、こう思ったんです。
ひとりではなくて、人と一緒にやることが大事で、1人で無理してやろうとすることは違う。
ひとりだと大きな力を出さなければならないけど、誰かと力を合わせれば、小さな力だけでいいのかもしれない…と、温かい気持ちに包まれました。
自分と相手を理解して小さな力を出し合うだけで、大きな力がうまれるんだ。
人と繋がるって大変なこともあるけれど、やはりあったかいものだなぁと心がいっぱいになっています。
思いやる心が、私には足りませんでした。
妹に感謝。そして守ってくださっているすべての存在に感謝します。
妹とちからをあわせて、本当に一歩ずつですが、母が病院に行ける状況にしていきます。