2018年06月Twitter掲載詩
歩き続けて足が痛いって君は嘆いた
見ればサンダルの紐が切れていた
もう歩けない
ふてくされる君をよそに
僕は僕の履いてた靴を差し出す
「そしたら君はどうするの?」
聞かれて、僕は裸足でいいよ、と答える
そうしたら、
じゃあ二人で裸足になろうって君は笑った
君と一緒に歩いていきたい、
僕はそう願った
しばらくして見つけた靴やさん
君が気に入った靴を
僕はひざまずいてはかせてあげる
ねぇ、指輪じゃないけど
プロポーズしてもいいかなぁ
なんて思ったけど、
まだもう少し僕の勇気が貯まるまで
__________2018/06/01
#詩人の本懐 「欠陥」
自分のことで精一杯で
自分のことすら守れなくて
僕は何をするにも人より劣ってて
欠陥品て呼ばれてた
それでも僕は生きている
望まれた人生じゃないけど
僕は生きてる
死ねと言われたら死にたくない
授かった命は僕のものだから
そのくらい好きにしてもいいでしょう?
そんな僕でも好きな人くらいはいて
好きな人に僕を預けたくて
返品不可の貼り紙つけて
あなたに贈ることは可能ですか?
もしも受け入れてもらえないその時は
大人しく粗大ゴミに行ってきます
それでもゴミとして僕は僕らしく
生きててもいいですか?
__________06/02
#詩人の本懐 「失明」
見たくないものを
見たくないと
それでも心は揺り動かされ
知りたい衝動に負けていた
見なければいいのに
僕の心はそんな弱いのか
目隠しをしても隙間からは見えるし
だったら僕の目を潰してください
何もナニモ見えないように
僕の目をくりぬいてください
ただ寂しいのは
光を感じられなくなることか
真っ暗な闇の中
僕はきっと一人
ずっと一人
__________
昨日アイスを欲張って
2個も食べちゃったんだ
明日買いに行けばいいやぁって
でも起きてみたら
面倒くさい…
あーあ、
我慢して1個とっておけばよかったのに
だって食べたい時に食べたいじゃない
我慢は体に悪いーって
おばあちゃんも言ってたんだ
だから僕は好きな時に好きなことをしようって決めてるんだ
_________06/08
嫉妬させれば愛してくれるとか
勘違いの
気の小ささより
たくさん愛をください
あなたの愛で僕は育ちます
_________06/11
#優しい言の葉 「添い寝」
君に触れるか触れないくらいの
曖昧な距離
手を握りたくて
握れなくて
抱きしめたくて
抱きしめられなくて
煩い心臓の音が君に聞こえないかと
それだけが心配で
傍にいられるだけで嬉しいだけのこの恋も
そろそろ終わりにしたいんだけど
いいかな
いいよね
ね、
大好きだよ
_________06/12
どんなに絆創膏を重ねても
血は滲んで浮かび出る
どんなに絆創膏で隠しても
深い傷は消えないの
やっと渇いた瘡蓋も
見ては剥がして繰り返し
えぐく深い傷痕は
一生僕を捉えて離さない
放さない
________06/14
僕は落ち込んで帰ってきた
君は嬉しいことがあって笑ってた
僕は悔しくて君を知らんぷり
そしたら
「私の幸せを君にハンブンコ
代わりに僕くんの悲しみをハンブンコ」
そう言って僕を抱きしめる君
僕はそれだけで
笑顔になれた
__________06/15
あなたのなかに
僕の存在はなかった
ムナシイ片想い以下の思い
__________06/17
#詩人の本懐 「散歩」
君の隣に並んで歩く
ただそれだけの単純デート
それでも僕は幸せだった
__________
#白鯨の城 「月に願う僕らは」
「月に願う僕らは」
太陽に嫉妬する
その光の前では月の存在も霞んでしまい
影にもならない
空の青さにも敗けて
存在感なんて皆無なんです
けれど、
夜に光輝く月は
それはそれは妖艶なる輝きで
僕らを魅了してやみません
夜にしか輝けない故に
僕らを離さない月の光よ
あなたに願う僕らは
あなただけの僕なのです
__________06/18
あの子は持ってて
私には足りないもの
君に確かめることもできないまま
君は目の前からいなくなった
あの子を選んだ理由と
私が選ばれなかった理由
それがわかれば
あなたの隣にいたのは私だったのかな
多分それはない
それはなくとも
私に足りない何かを知りたいと思うのは
君の影を追っているからなのか
だったら
こんな私でも認めてくれる人を
待ち続けた方が早いのかも知れない
あなたが選んだあの子じゃなくて
選ばれなかった私だけど
私らしさを伸ばせばいい
それでいい
私は私をやめたくない
__________06/21
#詩人の本懐 「終焉」
僕の命は自分でけじめをつけます
それが間違いを犯し続けた者の
幕引きなのです
__________06/22
裏切りとは、
表があるから
裏に返されるわけで
最初から裏なら
諦めもつくものでしょうか
_________06/23
モールス信号も
手旗信号も
僕にはわからなくて
ちゃんと言葉で伝えてよ、
って思うけど
そんなんできてたら悩まないわけで
モールス信号も
手旗信号もわかんないけど
君の声が届く耳があったらいいのに
って、願うけど
僕の耳は君の心の声すらわかんない鈍感みたいで
こんな僕だけど
もう一度君の叫びを聞かせてよ
せめて君だけの合図で
君ってわかる信号送って
鈍感な僕ってわかってる君なんだから
意地悪しないで傍にきて
__________
#詩人の本懐 「残酷」
残酷とは
信じていたのに
僕たちを切り捨てた
笑顔なきあなたその者
僕たちのいないところで
幸せを見つけ
1人笑うあなたのことです
__________06/24
ささくれだったココロ
近づけば
君を傷つけてしまいそうで
自分を宥めるけど
上手くいかないのはなんでだろう
上手な生き方の見本は
どこで手に入れられますか?
_________06/25
ただ君の笑顔が見えるだけ
それだけで満足なんです
心が弾むんです
時に触れたいと願うけど
話せるだけで
嬉しいのです
ずっと隣にいたい
それは友達ではなく
彼女になりたい
やきもちを妬いても
あなたには届かない
それが私たちの切ない関係性
__________06/29
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