【鬼滅の刃】人生で「挫折」⚡を経験したリーダーがコロナ後に力を発揮する理由💪🔥
こんにちは、鬼滅の刃経営研究会です。
「苦労はいつか身になる」👍🏼
今回は、その苦労、特に挫折を味わうような大きな困難の経験がリーダーの立場にある人に役立つことをお伝えする記事です。
【🌻情と理の狭間で苦悩しながらも意思決定をしていく力】
🍙「和を以て貴しとなす」🍙
この考え方は、私たち日本人に深く根付いています。
それは例えば「空気を読む」という外国人には理解し難い国民性にも現れています🌸
さて、リーダーは常に「情」💛と「理」📘のはざまで苦悩します。情が導き出す答え💛と理論が導き出す答え📘は異なる場合が多いからです。
(※「リーダー」=経営者、グループの長、家庭における親など、周囲より強い権限をもって意思決定をする人たち)
例えば
ある会社において、
理論的な判断📘・・・資金ショート目前、業績の回復の見通しも立たないのでさすがに人件費を下げなければならない💧
情の判断💛・・・従業員の顔を思い浮かべると言い出しにくいから借り入れをして当座を凌ごう🕙
であったり
とある部活動において後輩を指導する先輩の
理論的な判断📘・・・後輩がもう少しで良いフォームを習得しそうだ。このまま最後まで特訓させよう🏒
情の判断💛・・・でも後輩の友達もすぐそこで特訓が終わるのを待っていることだし今日はこれくらいにして上がらせてあげようか🤚🏻
というようなことです。
もちろん、情💛と理📘どちらが適切な判断かはケースバイケースでしょう。ただ、コロナ後にくるDX(デジタルトランスフォーメーション)を代表とする変化の時代においては「理」📘の判断をいかにできるかがリーダーに求められます。
しかし、日本の社会にはそのようなリーダーが少ないのです😓。「和を以て貴しとなす」の日本の社会には、「いい人」タイプのリーダーは多く、彼らは優等生で「相手の意図を汲む」ことに長けていますが👩🏼🎓、軋轢を嫌ってその場を丸く収めようとするばかりで、独断で物事を進めることが苦手です👫🏼(以下、「優等生的リーダー」)。
【🌻優等生的リーダーを脱却するために】
書籍『リーダーの「挫折力」』(冨山和彦 PHP研究所)によると、優等生的なリーダーの殻を破るためには、「挫折」の経験が必要だといいます。それは情💛ではなく、理📘を優先するということは究極的に「組織のために、あなたには死んでもらいます🔫」といえなければならないからです。撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだというセリフが思い出されますが、別のアニメなので掘り下げませんが、つまり相手に死をも想起させる決断を突きつけられる人間としての強さは、人生においてそれ以上の挫折を経験し乗り越えた人間に与えられるものということなのでしょう🌞。
切り捨てる方が簡単なんじゃ❓❗・・・と思われる人もいるかもしれませんが、日本の社会でリーダーをやっている人はたいてい経営者であれ、部長、課長、係長、その他どんな名称のリーダーであれ、周囲から協調性という「和」の力を見込まれてその立場にいます🤼🏻♂️。そういう人たちにとって和に逆らう判断をすることは、これまで自分が積み上げてきた人間関係の「積み木」を自ら崩すようなものですから逃げ出したいほど苦しく、不安なことなのです🤦🏻♀️。
しかし、これからの時代の変化は一部が徐々に変化していくというような緩やかなものではなく、例えば野球⚾がサッカー⚽に変わるように何もかもがガラリと変わる劇的なものです🌟。
つまり、これまで順番に打席に立って攻守を入れ替えて進むゲーム⚾だったものが、ボールを奪い合い隙あらば敵のゴールにシュート⚽するようなビジネスの仕組みがまったく異なるものに変わるのです🌟。そんな時代において求められるのは、周囲に気を使ってその場しのぎの判断しかできないリーダーではなく、合理的な判断📘を下せるリーダーなのです。
【🌻鬼滅の刃の柱は皆「挫折」を経験している】
鬼滅の刃の主要なキャラクターはそれぞれ特徴的なエピソードをもっています。
その中でも特筆すべきは、鬼殺隊隊士のリーダー格「柱」は全員「挫折」(困難、苦難)のエピソードを持っているということです。
炎柱 煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)
母を失い、父が世捨て人のようになった。
蟲柱 胡蝶しのぶ(こちょう しのぶ)
家族、最愛の姉、継子(弟子)を鬼に殺された。
恋柱 甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)
自身の体質(怪力、ピンクの頭髪、食欲旺盛)でお居合が破断、コンプレックス
霞柱 時透無一郎(ときとう むいちろう)
両親を失い、幼いころから兄弟と二人暮らしだったが、兄が鬼に殺される。
岩柱 悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)
孤児を引き取り育てていたが、孤児たちに裏切られ投獄される。
風柱 不死川実弥(しなずがわ さねみ)
母が鬼化し兄弟を襲ったため抵抗して母にとどめを刺すも生き残った兄弟から母を殺したことを罵倒される。
音柱 宇髄天元(うずい てんげん)
忍びの一家に生まれ、過酷な修行を強いられ、9人いた兄弟のうち7人を失う。生き残った弟は情を失った人間となっており、自分は一族を抜ける。
水柱 冨岡義勇(とみおか ぎゆう)
姉の結婚式の前日に姉が鬼に襲われ殺される。その後鬼殺隊に入るための最終選別を受け、修行中に親友となった錆兎(さびと)に命を救われるが、逆に錆兎は死に、自分が生き残って選別に合格してしまう。そのことに負い目を感じながら生きる。
蛇柱 伊黒小芭内(いぐろ おばない)
蛇鬼の生贄となるために座敷牢で育てられ、口を耳のあたりまで割かれる虐待を受ける。逃げ出し保護されるが、同じく生き延びた従姉妹に罵倒される。
以上のとおり柱はみな人生のどこかで挫折するような過酷な経験をしています。
前出の書籍『リーダーの「挫折力」』(冨山和彦 PHP研究所)では、コロナ後の時代は有事が平時になる時代だと言います。つまり、「大変だー!」とこれまで大きな変化だとされていたものが、通常起こり得る変化になるということです。
そしてそれは、有事に力を発揮するリーダーが求められる時代になるとも言い換えられます。
鬼滅の刃の柱たちは皆、鬼との戦い、有事において命がけの任務をこなし、変わりゆく戦況を合理的に判断して、成果を上げてきた猛者たちです。
作者の吾峠呼世晴氏が、鬼殺隊のリーダー格である柱の一人一人に「挫折」の過去を用意されたことは、挫折と有事のリーダーとしての決断力に相関関係があることを想起させます。
【🌻まとめ】
私たちはこれまでに経験した挫折を放置していないでしょうか🎴。大きな挫折をし、それでもそこから立ち上がって今があること、そうした記憶はあなたがリーダーとして「理」📘を優先して決断をする際の力になることでしょう❗
また既に挫折によって作られた強さ💪🏻は、これまでの私たちのあらゆる意思決定に情に流されず適切な判断をするための力として作用していると思います🔥。
前出の書籍『リーダーの「挫折力」においては「挫折力」とは「挫折を愛し、乗り越え、活かしていく力」と定義しています。
過去の挫折を活かし、これから経験する挫折へ恐れず向かう🔥、そんな挫折力を職場で🏬、家庭で🏠、学校で🏫、それぞれの場でリーダーである私たちは活かして行きたいものです。
【🌻最後に】
最後まで読んでいただきありがとうございました😍
貴重な時間を頂き、本当にありがとうございます🤣
フォロー、コメント、スキいただけると嬉しいです😊
今後も有益な記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします🤲
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🌞自らも経営者である公認会計士・税理士 矢崎誠一
⚡️社会保険労務士として経営者を支援する高橋謙一
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