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自民党の憲法改正草案では前文も改められています。現憲法の前文に問題があるのですか?

はい。あります。
絶対に削除すべき箇所が二か所あります。

ひとつ目は「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」ですが、これではまるで大東亜戦争を日本政府が始めたかのような印象を国民に与えてしまいます。

先の大戦は、米国の日本への禁輸による挑発が原因で起きたのです。
日本は戦争にならないよう手を尽くしましたが、最終的に開戦するしかありませんでした。
そして、資源獲得を目指すとともに、欧米列強の植民地獲得競争からアジアの国々を救ったのです。
実際、植民地から解放された国の人々は日本に感謝しています。
フィリピン、マレーシア、ビルマ、インド、インドネシア、ニューギニアなどです。

ふたつ目は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」です。
要は「他国の人たちを信頼して日本人は安全に暮らします」ということです。
そんな呑気なことを言っている場合でしょうか?

「平和を愛する諸国民」とは一体どの国の諸国民を指すのでしょう?
ロシアは頻繁に領空を侵犯をし、中国は常時、尖閣諸島に領海侵犯をしてくる。韓国は竹島を不法占拠し続け、北朝鮮は日本人を多数拉致して返そうともしない。
日本は侵略の意思を持った国々に囲まれているのです。
そのような国家を信頼出来る訳がありません。
そろそろ日本人は目を覚ますべきです。

そして自民党改正案前文には現前文にはない「天皇を戴く国家」という言葉が入っています。
これは素晴らしいことですね。
国民主権の下、国民の意思により天皇を戴いていることを明確に表しています。
皇室あっての日本であり日本人ですから当然入れるべきでしょう。

また「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り」と愛国心、郷土愛を抱かせる言葉を入れてあります。
当たり前のことながら、先人たちが積み上げてきた歴史あるこの国は、我々日本人の手で守っていかなければなりません。
日本人としての誇りを再確認するには良い表現ではないでしょうか。

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