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歯科におけるリハビリテーション

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これからニーズが高まると考えている(そうなって欲しいという願いを込めて)歯科診療所における言語聴覚士によるリハビリテーションについて書いていきます。
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#歯医者さん

意外と多い頭頚部がん

意外と多い頭頚部がん

他のがんは、比較的減少傾向にある割に頭頚部がんは増えている?

日本頭頚部癌学会のページを見てみると
一方で、先進国(アメリカ、イギリス、イタリア、フランス)では年々減少日本は、罹患率、死亡率ともに増加、年約21,000人が罹患、7,000人が死亡

*口腔咽頭がん 8.6人/10万人 

*中咽頭がん  頭頸部がんの10% 好発年齢 50〜60歳代の男性

*喉頭がん   2.8人/10万人 喫

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歯科診療所で行う言語聴覚療法と必要な知識

歯科診療所で行う言語聴覚療法と必要な知識

摂食嚥下障害、オーラルフレイル、口腔機能低下症、口腔機能発達不全症、口唇口蓋裂の構音訓練などが歯科での言語聴覚士の役割かなと思うと思いますが、結構幅広いと個人的には思っています。

口腔機能低下症、口腔機能発達不全症の検査

嚥下ではスクリーニング検査、嚥下内視鏡の補助、摂食機能療法の実施

小児の機能性構音障害の評価・訓練

意外と知られていないのが、頭頚部がんの構音訓練や嚥下訓練です。

訪問

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歯科診療所におけるSTのリハ提供方法

今回は、少しだけ抜け道を紹介します。

介護保険を利用されていると、点数というものがある。

介護度によってその点数は異なり、点数の範囲内で訪問看護、訪問介護、訪問入浴などを行う。

しかし、医師や歯科医師、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士の訪問は居宅療養管理指導となる。

歯科の場合には、介護保険のある方の場合には介護保険を優先して利用しなければならない事例が多く、居宅療養管理指導を行う。

リハ

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