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読書記録32

㊗️100冊読破。

このアカウントを作って読書記録を始めたのが昨年の11月頭なので、約8ヶ月で100冊読めたということに。
平均して月に12〜13冊程読んでいることになりますね。

読書において、読んだ数が全てでは無い事は承知しています。
それでも100冊に充てた私の時間はとても有意義だったと言えるでしょう。

まだまだ上手くインプットしきれず本に出てきた言葉の意味や読み方を忘れてしまったり、知識を得たは良いもののアウトプット出来ていないこともしばしば。ここらへんは今後の課題という事で…。

自分のことは話すな
仕事と人間関係を劇的によくする技術
/吉原珠央さん

巷の「話し方」の本には一番大切なことが抜けている。それは、会話では「自分のこと」ではなく「相手のこと」を話すということ。自分の話をやめるだけで、仕事も人間関係も俄然よくなると著者は断言。そこまで言い切れる根拠とは?普通の人が気づけない会話の盲点を指摘。仕事や人間関係が面白いほどに好転し始める話し方を網羅した一冊。

ついつい自分のことを話したくなるものですが、会話を実りあるものにしたいのであれば相手の話(情報)を主軸にするのがベストである、ということがざっくり言えば書かれていました。
簡単なようで難しい。

余命3000文字/村崎羯諦さん

「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと3000文字きっかりです」ある日、医者から文字数で余命を宣告された男に待ち受ける数奇な運命とは―?(「余命3000文字」)。「妊娠六年目にもなると色々と生活が大変でしょう」母のお腹の中で引きこもり、ちっとも産まれてこようとしない胎児が選んだまさかの選択とは―?(「出産拒否」)。「小説家になろう」発、年間純文学「文芸」ランキング第一位獲得作品の書籍化。朝読、通勤、就寝前、すき間読書を彩る作品集。泣き、笑い、そしてやってくるどんでん返し。書き下ろしを含む二十六編を収録!

10〜25頁ほどの短編集です。
どれもこれも、どうしたらこんな面白いお話が思いつくのだろうと思うものばかり。
内容も恋愛、ホームドラマ、ミステリと様々。
一話一話が隙間時間で読めるので忙しい人にもオススメ。


invert 城塚翡翠倒叙集/相沢沙呼さん

綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。
だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……。
ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか?

ミステリランキング五冠を獲得した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、待望の続編は犯人たちの視点で描かれる、傑作倒叙ミステリ中編集!

medium霊媒探偵城塚翡翠の続編。

相変わらず読者への挑戦が凄い。
そこから始まってたのね…と、解説時の収束感。

このシリーズは二回読む楽しさがあります。
一回目は看破した気分になりながら、その実騙されていた事を知った時の楽しさ。
二回目は純粋に真実を知った上で自分がどう騙されていたのかを知る楽しさ。

ミステリ好きの方には見過ごせない一冊。


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