2025/2/25（火）第107回ブラインドテイスティングしてきた！🐈

正解発表後、追記済み！

今週もパーティーブラインドこと、恵比寿ワインマーケットパーティ第107回のブラインドテイスティングに行ってきました🐾

このブラインドテイスティングに通い始めたのが2024年の2月末だったので、丁度1年くらい経過。
1年参加してもなかなか正答率上がらないものの、経験値が積み上がっていくように感じるのは楽しい。コツコツ、という言葉が本当にぴったり。

さて、今週は白、白、赤の構成。

①白　甲州色、其の一

［色］淡いレモンイエロー…グリ？甲州色。透明感があり輝きがある。サラリとしている。

［香り］青りんご、乳酸、水道管、バンドエイド、ケイヒ系の漢方。ニュートラル寄り。

［味］軽やかなアタック。舌をプチプチと刺激するフレッシュで強すぎない、中程度-の酸味がじんわりと続く。ややミネラルで爽やか。余韻やや短め。
苦味は…たぶんない（直前にコーヒーを飲んだことを後悔）。

特徴がこれと言ってないが、バンドエイドみたいな香りは気になる。そこが甲州っぽい。
青りんご中心のニュートラル寄りなところも矛盾ないが…。②も甲州っぽくて迷う。

［予想］日本　山梨　甲州　2022　12％

［正解］イタリア　ピエモンテ　コルテーゼ　2022　13％

Gaviでした。ニュートラルでコンパクトな印象は、言われてみれば確かにそう。ただ、すりおろし林檎のようなフルーティさやナッツ感をもっと押し出しているGaviに最近複数出会っていたので、自分の中のGaviのイメージが少しズレていたかなと反省。

それから、こちらは「ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ」ということで、特にガヴィ村だけの葡萄を使っているが…特徴掴めず。

②白　甲州色、其の二

［色］また甲州色！かなり淡い、透明感の高いグリ色。グレー感ある。サラリとしている。

［香り］青りんごや柑橘のフルーツの香りが中心。石灰。

［味］ピチピチとした主体的で強い酸味が最初から最後まで続く。飲み終えたあとに唾液が出るような酸味。硬質なミネラル感。香りとのギャップのないストレートでシンプルな味わい。余韻短い。

こちらが甲州って言われても文句ない。酸味がかなり主体的なところが特徴的か。
ソーヴィニヨンブランにしては香りが弱いのと、柑橘寄りな香りがピンとこない。
イタリアのコルテーゼやピノグリージョあたりも候補。
コルテーゼにしては色薄すぎかも。
ピノ・グリージョにしては酸味ありすぎかも。
本当は1も2も甲州にしたいが、ここは攻めてみる。グリ色ってことでピノ・グリージョで…。

［予想］
イタリア　ヴェネト　ピノ・グリージョ　2022年　12.5%

［正解］オーストラリア　クレアヴァレー　リースリング　2023　12％

リースリングってこんなに色薄かったっけ？クレアヴァレーだから？
いやしかし、この主体的で唾液の出るような酸味はリースリングか…。クレアヴァレーのリースリングはペトロールがしっかり出やすい（グロセットなど）と聞いたことがあるが、掴めなかった。リースリング疑ってクンクン嗅げば良かった。

③赤　難しい枠？

［色］ギリギリ底が透けるベリーレッド。縁が紫〜ややオレンジ。全体的に紫や蛍光ピンク寄り。

［香り］ブラックチェリー、ジューシーな果実香。ABCマートの入り口のにおい（木というかダンボールというか靴のゴムというか靴箱のような感じ）

［味］軽やかなアタック。酸味もタンニンも弱い。後味に酸味が強まりながら伸びていく。焦げ感のある苦味のともなうタンニンは、酸味が消えるときに最後に主張してくる。全体としてライトな印象でアルコールの熱感は感じない。

分かりませんねー。
ピンとくる香りがない。グルナッシュでもない。ピノノワールでもガメイでもない。獣感もないのでツヴァイやサンソーも違う。

うーん。南アで、ピノタージュとかどうですかね。南アって独特なにおいするし…。

［予想］南アフリカ　ステレンボッシュ　ピノタージュ　2021　13.5％

［正解］フランス　ローヌ　シラー　2021　13％

クローズ・エルミタージュ。ありがたいことになんと、6千円台。改めてこのブラインドテイスティングがお得すぎることを実感する。ありがとう店長。

クローズ・エルミタージュのシラーってこんなにも丸くて、柔らかくて、フレッシュで、軽やかなんだ。飲んだことあったかな？焦げ感はこの辺りの特徴なのだと思う。
シラー飲むなら普段はオーストラリアのシラーズを選んでしまう身としては新鮮でした。