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自己調整学習、って何じゃらほい?とAIに調べてもらう

きむ:ちゃーさん、自己調整学習、って何? いつ頃から提唱されてるの?

きむ本人

注:以下、本文は、ChatGPT(ちゃーさん)の回答です。
ちゃー:
自己調整学習(Self-Regulated Learning)とは、学習者が自らの学習活動に能動的に関わり、目標設定、計画、実行、振り返りを通じて、自分の学習を調整・管理する学習方法を指します。

情報源:コアネット教育総合研究所 横浜研究室 室長 福本 雅俊
https://core-net.net/keywords/kw012/

きむ補足

この概念は、1980年代後半から1990年代にかけて、アメリカの教育心理学者バリー・ジマーマン(Barry Zimmerman)らによって提唱されました。

情報源:日本教育心理学会第 59 回総会発表論文集(2017 年) ― 34 ―
わが国における自己調整学習の展開と未来 ―理論と実践の両面から―
企画・話題提供:中谷素之(名古屋大学大学院)ほか
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pamjaep/59/0/59_34/_pdf

きむ補足

自己調整学習では、学習者が自らの学習過程を計画(Plan)、実行(Do)、評価(See)するサイクルを回すことが重要とされています。
情報源:

きむ:自己調整学習と、道徳科、は関係あるん?

きむさん本人

ちゃー:自己調整学習(Self-Regulated Learning)と道徳科には、密接な関係があります。道徳科の授業において、児童生徒が「自己調整」を行うことで、道徳的価値の理解を深め、自らの生き方を考える力を育むことができます。

具体的には、道徳科の授業で「探究力」や「省察性」を育むために、教師が児童生徒に対して「自己調整」を促す「しかけ」を工夫することが重要とされています。例えば、学習課題の設定や振り返りの方法、ICTの活用などを通じて、児童生徒が自分の経験や友人の考え方と比較し、再度自分との関わりで問い直すことで、自己のより良い生き方について考えを深めることができます。

情報源:自ら探究する道徳科の学び ~学習課題の設定,振り返り~ 田中 千映・湊本 祐也
repository.center.wakayama-u.ac.jp

また、道徳教育の目標として、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てることが掲げられています。

情報源:教育課程部会 教育課程企画特別部会(第26回) 配付資料
資料3-4 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申案)別添資料(4) (PDF:2868KB)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/053/siryo/1380468.htm
ついでに、委員名簿
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/meibo/1375813.htm

きむさん補足

このプロセスは、自己調整学習のサイクルと共通する部分が多く、道徳科における学習活動を通じて、自己調整学習の能力を高めることが可能です。

さらに、道徳科の授業において、児童生徒が自ら学習の目標を持ち、進め方を見直しながら学習を進め、その過程を評価して新たな学習につなげるといった、学習に関する自己調整を行うことが求められています。

情報源:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/
学習指導要領「生きる力」
平成30年度高等学校新教育課程説明会(中央説明会)における文部科学省説明資料(3/3)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/__icsFiles/afieldfile/2018/08/31/1408677_3.pdf

きむ補足

これにより、児童生徒は主体的に学習に取り組み、道徳的な資質・能力を養うことができます。

以上のように、自己調整学習と道徳科は、学習者が自らの学習活動を能動的に管理・調整し、自己の生き方や価値観を深く考える力を育む点で、深い関連性があります。

道徳科のカリキュラムは、文部科学省が公開している学習指導要領やその解説書で確認できます。特に、小学校や中学校の道徳科に関する詳細な内容は、以下の文部科学省のウェブサイトで閲覧できます。

  • 小学校学習指導要領 特別の教科 道徳編: https://www.mext.go.jp/content/220221-mxt_kyoiku02-100002180_002.pdf

きむ:ぎょえー! ちゃーさん、むずいで…
ところで、もう一度、2006年の教育基本法改正の流れと、2018年の道徳の教科化の流れをおさらいしたいんやけど。
道徳の「教科化」は、なかなか単体では考えにくい。「情報科」の議論と並行させてたんちゃう? 中教審の論客は誰かな?

きむのつぶやき

道徳科の教科化の流れ

1. 背景と初期の動き

  • いじめ問題の深刻化:2000年代初頭から、いじめによる自殺事件などが社会問題化し、道徳教育の強化が求められるようになりました。

  • 教育再生実行会議の提言(2013年):2013年2月、教育再生実行会議は「道徳を新たな枠組みによって教科化し、人間性に深く迫る教育を行う」ことを提言しました。

    1. hokkyodai.repo.nii.ac.jp

2. 中央教育審議会での議論

  • 道徳教育の充実に関する懇談会(2013年):文部科学省内に設置され、道徳教育の教科化に向けた具体的な議論が行われました。

    1. hokkyodai.repo.nii.ac.jp

  • 中教審の答申(2014年):2014年10月21日、中教審は「道徳に係る教育課程の改善等について」の答申を取りまとめ、道徳の教科化を正式に提言しました。

    1. mext.go.jp

3. 教科化の実現

  • 学校教育法施行規則の改正(2015年):道徳が「特別の教科」として位置づけられ、検定教科書の使用や評価の導入が決定されました。

  • 実施時期

    • 小学校:2018年度から

    • 中学校:2019年度から


情報科との関連

道徳科の教科化と情報科の導入は、同時期に議論が進められましたが、直接的な関連性は明確ではありません。情報科は主に情報リテラシーやICT活用能力の育成を目的としており、道徳科とは異なる目的を持っています。ただし、情報社会の進展に伴い、情報モラル教育の重要性が増しており、道徳教育と情報教育の連携が求められる場面もあります。


中教審での主な論客

中教審の議論には多くの専門家が参加していますが、特定の個人名を挙げることは難しいです。しかし、教育学者や現場の教育者、心理学者など、多様な専門家が議論に貢献しています。特に、道徳教育の教科化に関しては、評価方法や教材の選定、教員の指導力向上など、多岐にわたるテーマが議論されました。


以上が、道徳科の教科化の流れと情報科との関連、そして中教審での議論の概要です。道徳教育の充実は、子どもたちの人間性や社会性の育成において重要な役割を果たしています。

きむ:了解。道徳の教材の話では、「パン屋」→「和菓子店」の話が有名やな😁

そうですね、道徳教科書の「パン屋」から「和菓子屋」への変更は、2017年に大きな話題となりました。この変更は、文部科学省の教科書検定において、「我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ」という学習指導要領の観点から、教科書全体でその要素が不足していると指摘されたことが背景にあります。

huffingtonpost.jp

具体的には、小学1年生向けの道徳教科書で、日曜日に散歩をする子どもが「パン屋」を訪れる場面がありました。この部分が「和菓子屋」に変更され、和菓子の説明や季節感が追加されました。

creative89.com

この変更に対して、パン業界からは「パンも日本の食文化の一部であり、なぜ和菓子屋に変更する必要があるのか」という批判が上がりました。

asahi.com

文部科学省は、「パン屋がダメというわけではなく、教科書全体で『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ』という点が足りないため」と説明しています。

huffingtonpost.jp

この事例は、道徳教育における「郷土愛」や「伝統文化」の扱い方について、社会的な議論を引き起こしました。また、教科書検定の在り方や、教育現場での価値観の伝え方についても、多くの意見が交わされました。

きむ:なかなか、勉強しがいのある、流れやな🤔

おつかれ

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