トレーナー必見「スクワットでしゃがめない人に処方すべきエクササイズTOP3」
今回の話はトレーニング初心者に指導する人向けの内容だ。
中上級者のトレーニーの方にはあまり参考にならない。
なので運動指導者の方は特に聞いてくれ。
スクワットの前提知識
まずスクワットという動きについて話しておく。
コツや方法などいろいろ紹介されているが
「股関節・膝・足関節」
この3つが曲がることで動作が遂行される。
このシンプルな仕組みによりスクワットは成り立っている。
逆に考えると、この3つが曲がらなくなるとスクワットはできないのだ。
一旦このnoteは閉じずに、その場で股関節を1°も曲げずにスクワットを行ってみてくれ。
どうだ、できないだろ?
あと膝と足首がかなり頑張って動くことになる。
そういうことだ。
つまりこれら3つの動きを取り戻すことにより、スクワットは遂行できるのだ。
これをまず覚えておいてくれ。
第3位:足関節背屈ストレッチ
足関節背屈が硬くなると、代償的にお尻が後ろに突き出るような形になる。
また深くしゃがんだ際、膝が前に出たり踵が浮くなどのエラーが起こりやすい。
ただ背屈が硬いが故にしゃがめないという方は、そこまで多くない印象だ。
よくバンドを使って距骨の後方滑りを促すストレッチが流行ってるが、個人的にはいらないと思う。
そこまでして背屈可動域を出す必要性は高くないからだ。
硬いならシンプルなヒラメ筋のストレッチをやればいい。
これで大丈夫だ。
自力で背屈15°ぐらい出ていれば、スクワットを行うには問題ないだろう。
第2位:梨状筋ストレッチ
梨状筋は股関節の屈曲制限につながる。
股関節の屈曲が制限されてしまうと、しゃがんで行った際に腰を曲げたり、膝を前に出して代償してしまう。
だからしっかり股関節は曲げられるような状態にしておいた方がいい。
梨状筋のストレッチはマストだろう。
経験則だが男性はかなり硬いので、入念にやっていただくように伝えるとよい。
大体の人が「いてててて!」と言う。笑
第1位:ヒップヒンジの運動
ヒップヒンジはここ最近紹介しまくっているな、、、
ただ大事だから紹介している。
ヒップヒンジは股関節を折りたたんで使うような動きのこと。
このヒップヒンジをできない人が、運動初心者の方にはめっちゃ多い。
中・上級者トレーニーの人であれば普通に全然できるが、本当の初心者の方はできない。
余談だが以前病院に勤めてた頃の話だが、膝を手術するスペシャリストの先生がいた。
その先生はよくアスリートの膝の手術をやっていたため、手術した後のリハビリを僕が担当していた、
特にアスリートの子が多くて、中高生でバリバリに現役で部活やってるような子が多かった。
そのような子たちでもヒップヒンジができない人が多かった。
本当に活動レベル高い人でも、膝主体で動かすような運動パターンが定着していたのだ。
前十字靭帯を切るなど膝の怪我に関しては、股関節をうまく使えないと起こりやすいため、当然といえば当然かもしれない。
だからこそ、運動習慣がない中高年の方はなおさら股関節使えていないことが多い。
なのでヒップヒンジの練習は処方してほしい。
これはもう何回も紹介しているので、最近のポストを漁ってくれ。出てくる。
ってことで今日の授業終わり。
もう毎日のnoteをくっつけたら有料セミナーできるよな?でも無料で配信していく。
これだけでも運動指導者のレベルを底上げしてからな。これが私の理念だ。
あと今なら最強のトレーナー向けセミナー(77分越え)も、無料で見れるので
こちらも合わせて勉強に役立ててください。