トレーナー必見「肩の可動域に左右差がある方へのストレッチ」
肩の可動域を良くするストレッチはいろいろありますが、割とおすすめのストレッチを紹介する。
それがこちら。
両側同時に行う場合、棒を持って行うと良い。
タイトルの通り左右差を改善していきたい場合、棒を外して片方ずつ行うと良い。
ではなぜ良いのか?
棒を持つと強制的に肩関節が外旋位になる
肩関節の外旋位とは「肩が外に捻られた状態」のことだ。
手に平を外に向けると肩関節は勝手に外旋位になる。
上記ストレッチだと手の平が外を向いているので、外旋位となっているわけだ。
これで外旋とは反対の働き(内旋)を持つ広背筋にしっかりとストレッチがかかる。
広背筋は肩屈曲(万歳)の制限になりやすいため、これやったあとは肩の動きが改善しやすいというロジックだ。
ちなみに「胸椎伸展+三頭筋長頭」のストレッチにもなる。
胸椎は胸のところにある背骨だが、伸展を出す時は体をもっと下に沈ませてあげるといい。
これでかなり伸びる。
トレーニングを行うにあたり、胸椎伸展が出ると
・ベンチプレス→胸のアーチを作る
・スクワット→担ぎやすくなる
・デッドリフト→腰が曲がりにくい
・オーバーヘッドプレス→腕が上がりやすくなる
などいいことが多い。
あと三頭筋の長頭もかなり伸ばされるが、ここも肩屈曲の制限になりやすい。
これを見れば1発でわかるだろう。
だから片方だけ屈曲の制限がある人に対して、使えるストレッチだ。
まぶっちゃけ、屈曲制限取るなら手技をかました方が早い。
ただオフラインの実技講座でしか練習できないから説明しても難しいね。。。
とりあえず上記ストレッチをやってみてください。
ってことで今日の授業終わり。
あと今なら
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