【新潮文庫100冊】「百年の孤独」(666)
新潮文庫100冊のリーフレットの解説が面白くてはじめに選んだのは話題の文庫本ガブリエル・ガルシア=マルケス著「百年の孤独」。
まだ40頁ほどしか読んでいないが、とても面白い。巻末の筒井康隆の解説を先に読んだ。それがかなり良かった。彼らしい解説だ。
岩波書店は小説では「作者名 作」と表記するようだが、新潮社は「作者名 著」と書くようだ。
少し前、Xである似非読書アカウントが「作と著の違いはなんだろう?」とおおよそ読んでいるとは思えないくらいピッカピカ(本をめちゃくちゃ大事に読む人なだけかもしれないが、本をたくさん読んでいるわりにはポストに含蓄がなさすぎる)の岩波の夏目漱石の小説と随筆の背表紙を並べた写真とともにポストしたものに、岩波の公式アカウントが反応したことでバズったくだらないポストがあった。
作と著の違いなど。どうでもいい。
読む時間がないとかじゃない。むしろたくさんある。
通勤で片道50分は電車に乗っている。
だが、他のことをしてしまう。
まず、noteを書いてしまう。noteを書くのは時間がかかる。ほとんど誰も読まないエッセイをせっせと書く。これは一体何になるんだろう。本当に虚しい。
あと、Audibleを聴いてしまう。二ヶ月で99円のプロモーションが来て入会してしまったのだ。10年前に既に読んだ「ノルウェイの森」を聴いている。時間の無駄だなーと思いつつ。
また、Amazon musicのサブスクで次女の大好きなミセスの曲を聴いてしまう。影響を受けやすい。
本を読めないのは熱いからだ。
つまり、太陽のせいだ。
じゃ、仕方ないね。