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エッセイ集

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#ラーメン

【エッセイ】信仰と夢はとてもよく似ているが本質的に全く異なるものである(1300)

【エッセイ】信仰と夢はとてもよく似ているが本質的に全く異なるものである(1300)

信仰とは一言で言うと「人の力で実現不可能なことを人を超越した存在(たとえば神)なら可能にできると無条件で信じること」である。

科学が進歩して無神論が増える理由は簡単である。科学の力で神を超えたと思い込める人が増えるからである。でもここには大きな矛盾があることにほとんどの人は気付けない。

ヒトという種は空を飛び月に行き大昔と比べたら寿命も倍近く伸びた。でも犬と喋れないのはなぜか。答えは簡単である

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日記【エッセイ】六〇〇字

日記【エッセイ】六〇〇字

社交的ではない性格なのでなかなか打ち解ける人というものができない。転職して一年弱、やっと食事に行くような同僚ができた。

彼は随分若い。24歳で息子でもおかしくない年齢といえばいささかの語弊はあるが、長女が16歳なのでそんなに大袈裟な話でもない。学生になった時分に彼がオギャーと生まれた計算になる。歳の離れた我々をつないだのはラーメンである。彼が教えてくれたラーメンがめちゃくちゃ美味かった。過去に投

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SNSの功罪【エッセイ】七〇〇字

SNSの功罪【エッセイ】七〇〇字

大した数の本を読んでいないが、何度も読む価値があると思う本のひとつにこの「Think clearly」がある。この本は少なく見積もっても一般的な本の1000冊分は価値がある。だがひとつだけ注意点がある。かなり著者の主観が入っているので共感できない項目は参考程度というか無視する方がいい。それを差し引いても大変示唆に富んだ書物であることは確かだ。

さて、この本の中に冒頭の引用文が記されている。意見を

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聖徳太子【エッセイ】七〇〇字

聖徳太子【エッセイ】七〇〇字

昨日、私の中でNo.1のラーメン店・京都伏見のたみんに行ってラーメンを食べた。やはりたみんは別格のうまさだった。

実に久しぶり。もう何ヶ月も食べられなかった。店の営業時間が限られておりなかなか都合がつけられないのだ。また近々行きたい。

あまりにも安いので感謝の気持ちを込めてビール好きな店主にビールを一本差し入れる。

来店時、私ひとりだった。店主と「おお、久しぶり。珍しいな。」などと二、三言の

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どいつもこいつもから揚げ店になりやがって【エッセイ】三〇〇字

どいつもこいつもから揚げ店になりやがって【エッセイ】三〇〇字

質が低いと嘆きながら、千三(?)の宝の記事に期待して情報源としているヤフーニュース。ラーメンチェーン店「幸楽苑」が値下げするというなかなかホットなニュースを目にした。

たまには優良情報を流すじゃあないかと感心ながら、久しぶりに幸楽苑に行ってみたくなって(10年以上前尼崎に住んでいた時に数回行ったことがある)大阪、京都、滋賀で店舗がないか調べてみると・・・。なんと!!!!大阪にあった二店舗が「から

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