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エッセイ集

190
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2024年10月の記事一覧

【エッセイ】人類滅亡えの強き希求(600)

【エッセイ】人類滅亡えの強き希求(600)

1990年湾岸戦争が勃発した時、小学4年生だった(はず)。

イラクがクェートに侵攻、アメリカ軍主体の多国籍軍がそれに応戦したイスラムと資本主義の戦争。

「第三次世界大戦が勃発し、日本にも核兵器が飛んで来るかもしれない」

大人たちの無責任な発言。こどもだった私は心底怯えた。クラスメイトも同様だった。

防空壕を作ろうと言う話になって男子たちで作りに行ったことがある。女の子たちはロマンがない現実

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【エッセイ】願うだけでは平和は訪れません(1000)

【エッセイ】願うだけでは平和は訪れません(1000)

今年の広島原爆の日の式典でのこども代表のスピーチが感動的だ。ぜひショート動画を見る貴重な時間を削って見て欲しい!

この式典でこどもたちのスピーチが素晴らしかったことは妻から夏に聞いていた。見るのがなぜか今になった。

世界中であきらめられている真の平和の実現。身近なところから誰かを許すことから平和がはじまるとこどもたちは言った。魂に刻み込みたい言葉だ。

だが皮肉なことに、日本人の生活を支えてい

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【エッセイ】受験勉強の効用(1000)

【エッセイ】受験勉強の効用(1000)

中学3年生の次女は高校受験のために勉強中。

塾の夏期講習に通うなど頑張っているが、夏休み明けの塾の実力テストで国語が惨敗した。論理的文章と作文が全滅だった。このままでは第一志望は愚か第二志望も厳しい。これからだが。

塾は夏期講習後も苦手科目の数学に絞り受講しているがまさか国語がこんなに酷いとは思わなかった。彼女の村上春樹作品を読み通せる読解力と受験勉強の力は全く別のようだ。

ここは20年前の

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【エッセイ】酔っ払いの戯言〜久しぶりに記憶を無くした話〜(1000)

【エッセイ】酔っ払いの戯言〜久しぶりに記憶を無くした話〜(1000)

先日、noteのある方と2回目のオフ会をした。

本稿には事象しか出てこないが、賢い人なら背景と影響を汲み取り自分で知性を磨くことができるかもしれない。

居酒屋で話をして(生ビール換算で6杯くらい飲んだ)、大阪で3番目に大きい歓楽街をブラブラした。

若い女の子たちのガールズバーなどへの違法な客引きがいるのに自転車で巡回する警察官は見向きもしなかった。やつらは全く仕事をしていなかった。少しくらい

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