ポテンシャルを受け入れて生きていく
子どもができた時、1冊目に買った本は「教育は遺伝に勝てるか?」という本だった。本の内容は置いておいて、あれは私のようなポテンシャルが低い人間が妊娠したら確実に読んでおいた方が良い本だと思う。
運だけは昔から良い私は、本当にラッキーな事が続いて夫と結婚した。夫はポテンシャルが高く、私は低い。生まれながらにして持っているスペックが全然違う2人から子どもが産まれた。
よって、早めに遺伝について少しでも解像度を高める必要があった。
私は頭が良くないので、本の要約はしないけれど、本を読んでの結論は出た。まあ、子どもの事を認めながら、その子の良い部分を最大限伸ばしていこう。という、まあありがちな感じで。
そもそも私は学歴もないし、スキルもないし、容姿が優れているわけでもないし、芸術的センスもない。奇跡のような人間だが、自分の人生をあんまり悲観していないし、自己肯定感は高いと思う。
唯一、私が人より持っていたのは体力だった。運動神経は全く良くないが、体力があるので一日16時間働いてもケロッとしていたし、人より働けるので仕事で結果も出せた。(当たり前)寝不足でも体調不良にもならない。し、嫌なことがあっても寝たら元気になって忘れる。(記憶力がないので、嫌なことを覚えていない)
大体女の人でバリバリ働いている人は、頭が良かったり、スキルがあったり、、と頭脳タイプが多いが、私はゴリラタイプだった。しかも体力がなさそうに見えて、ゴリラタイプなので、周りが勝手にメンタルも強いと認識してくれていた。
体力があるって、、、何その誰でも得られる能力。って感じだが、普通の人間は泥臭く生きることは嫌いだし、特に女の人が体力と気合いだけで乗り切ることは多くない。(そりゃあそう)まあ、だから私はこのブルーオーシャンでそれなりに生きることができた。
こんなちょっとした能力でさえ、それなりに生きていくことができるんだから、子どものことを認めながら、良い部分を伸ばしていければと思う。(食事、睡眠、運動はサポートして体力はつけさせてあげたいと思う)
伸ばせそうな部分を伸ばしながら、子どもがのびのびと暮らせるように育てていけたらいいと思う。私や夫がそうしてもらったように。
心の片隅に、もしかしたら東大に行けるかな?とか思いつつ。