意識が変わるということ
実は、僕は酒癖が悪いんです
一人で怒って、物に当たってしまいます
暴力を振るうわけではないし、年に1回あるかないかくらいの頻度なので、大きな問題だとは思っていませんでした
それを言い訳に、事実を見ようとしていなかったんです
でも、そのことに向き合おうと思いました
先月、久々にやらかしてしまいました、、、
その前の週には、自己理解を深めるための三日間のワークショップに参加していました
そこでの学び、それは
・「自分のことなんてどうせ分かってもらえない 受け入れてもらえない」という痛みを持っていること
・相手のリアクションがすごく気になる そのリアクションによって、自分が受け入れられたかどうかを判断してしまう
・相手のリアクションによって傷つくのが怖いから、自分から人に関わろうとしない 向こうから関わってもらうために、人の気を引くようなことをしてきた
・その結果、本当の自分を表現しない人間になってしまっている
など
そして、お酒を飲んでいろいろあって
その週末、また別の学びの場に参加し、大きな気づきがありました
その先生は武道の達人であり、禅にも詳しい方
人の動きを見て、その人の内面を読むことができます
僕の所作から読みってもらったこと、それは
・考えすぎ 我慢しすぎ
・その結果ストレスを溜める
・ストレスの発散が下手なので、時々爆発してしまう
・痛い目に合ってないから、同じ過ちを繰り返す
・自分をセーブしなくていい 相手に合わせなくていい
など
何でわかるのか不思議です
そして、その翌日、中学校からの幼なじみと食事に行きました
初めて、自分の酒癖の問題を家族以外に話してみました
すると、すごく心配してくれました
二回の学びの場での気づきの後、旧友が親身に話を聞いてくれやことで、自分のお酒の問題は「深刻な問題なのかもしれない」と気づくことができました やっと
この一連の流れには大きな意味があるように思いました
「痛い目に合ってないから、問題を見ようとしない」と後の方の講座の中で先生に指摘されました
でも、この一連の流れがあったおかげで、痛い目に合わなくても、問題を見ることができました
今後も同じ失敗を繰り返していると、どうなっていたことか
本当に気づけて良かったです
「相手を不快にさせるのが嫌だから、本音を言わない 本当の自分を表現しない」
これが僕の問題の本質です
だから、「自分から人に関わろうとしない 人に関わってもらうために、人の気を引くようなことをする」
その結果、「本当の自分を表現しない」
そういう自分の内面は、この1年の学びのおかげで理解はしていました
そんな自分であることが当たり前になり、何が本当の自分なのかも分からない状況になっていました
当たり前すぎて、それが我慢だという認識がなく、ストレスが溜まっていることにも気がついていませんでした
溜め込んだストレスをお酒の力を借りて、良くない形で発散しているとは思ってもいませんでした
このままだと、溜め込んだストレスは飲酒に関わらず、何らかの形で爆発し続けると思います
その結果、家族を傷つけ、失ってしまうかもしれない
そういう最悪のシナリオが頭をよぎりました
そして、
「相手のリアクションなんてどうでもええわ!」
「どう思われてもいいから、我慢とか抑圧をやめよう」
「自分らしい方法で、本当の自分を表現しよう」
という境地に達することができました
完全にスイッチが切り替わった感覚です
意識が変わるとは、こういうことなんだろうと思いました
嫌われるかもしれない 自分の周りから人がいなくなっていくかもしれないという恐れはあります
でも、家族に辛い思いをさせるよりよっぽどましです
本当の自分を表現し、起こったことを体験しようと思います
それが事実だし、そこから何かを感じ取り、得ることががあるはずです
それが人生だと思いました
そういう決意をして約2週間が経ちます
「本当の自分とは?」
「自分が心からやりたいこととは?」
という問いの答えが、また少し明確になってきたように感じます
「自然とのつながり」
「子供(少年)」
が僕にとってのキーワードなのだと思います
良く言えば、自由奔放、おおらか、好きなことに没頭する
悪く言えば、自己中、細かいことを管理ができない、すぐに飽きる
そして、社交性が低いので、とりあえず一人で(または信頼できる仲間と2〜3人で)やってみる 我を忘れて没頭する
その様子を見たサポーターたちが集まってきて助けてくれる
そういう自分らしい「子供のようなスタンス」で、「自然とのつながり」を形にしたいと思います
おそらく、何らかの「場」を作るのだろうと思います
今度こそ、人の顔色を気にせず、自分を表現し、自分らしい何かを作りたいと思います
それに、リソースを集中させたい
長年悩んできたスタッフマネジメントに対して、自分が必死になって何とかしようとは思わなくなってきました
それは僕の役割ではなかっんです きっと
でも、長年悩むことで、様々な体験をし、たくさんの気づきや学びがありました
自分を知ること、自分の内面を磨くことには終わりはなく、今後も続けたいです
そして、人生の後半戦は、本当の自分を表現することをテーマにしたいと思います
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