São Pauloプチ散歩

画像1 まとまった雨が殆ど降らない乾季の冬を乗り越えたサンパウロ。ここのところ少しずつ気候が変わって来て、予報を見るとここ1週間は1日のどこかで必ず雨や雷のマークが出ている。昨日もしっとりとした雨が道路や街路樹を濡らした。私的には傘をささずとも大丈夫かな?のレベルの雨。道ゆく人を見れば皆そんな感じ。でも、日本で同じことをすると「傘は⁉︎」ということになるらしい。
画像2 3年前の帰国で、元職場の同僚達とランチで集まった。台風が近づく予報だったが、行きは何とか雨に降られずに済んだ。楽しい時間を過ごし、お開きとなった時にポツポツと雨が降り出した。お茶の水の駅前までは建物の中を通ったりで濡れずに済んだ。でも最後の駅前の横断歩道が難関。屋根はない。数メールのことだから、と信号が変わると一気にダッシュした私。後ろから傘をさしかけながら追いかける友人。「何なの⁉︎」と。自分がブラジル人化してしまったと実感した瞬間だった。写真はカトリック教会。重厚な雰囲気を醸し出す古い建物が好き。
画像3 (これはその時にお茶の水で撮った写真。これもなかなか私好み♡)
画像4 同じ通りにある、子供達が小学生時代に通ったカトリック系の学校。下は幼稚園、上は高校まであるマンモス校。サンパウロらしく鉄柵にがっちりと囲まれる門構え。糸杉と椰子の木。
画像5 可愛らしいこの建物は何と消防署。
画像6 消防署前の壁アート。サンパウロの街中で堂々と写真を撮ることはなかなか難しい。毎日どこかで強盗の被害に遭った方が命を落としている。周りを見回しながら素早く撮影を済ませる。緊張の一瞬。そういう意味では、警備の整ったいつもの公園は安心。
画像7 昨日のこのプチ散歩は歯科通いのためだった。計3回の通院で一応終了。こちらに移住して以来のお付き合いの歯医者さんは、いわばアミーガ(友達)。親知らず抜歯の予約を入れた日に生まれた娘さんは、25歳の誕生日を迎えたところだという。医学を専攻して日々頑張っているそう。親戚のおばちゃん的感覚で感慨深く話を聞いた。挨拶はゲンコツで。以前のハグが戻る日は果たして来るのだろうか。

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