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サンパウロに秋の気配?

 昨日は久しぶりに公園を歩いて来ました。先週末も歩きに行ったのですが、サンパウロ市は週末のみレッドゾーンになっていたようで公園は閉鎖になっていました。

 昨日の天気は曇り。先週はサンパウロにしては30℃超えの暑い日が続いて珍しくエアコンまで稼働させたというのに、過ごしやすい陽気でした。

 多分、最高気温は25、6℃ほど。常夏の印象があるブラジルですが、それは北の州でのこと。はっきりしないとはいえ、サンパウロにも四季は一応あり、冬ともなればそれなりに冷えるものです。

 2月のカーニバル(今年はCOVID-19のため、7月への延期説から結局中止になりました)が過ぎれば夏の終わり、とは昔からよく言ったものだそう。昨晩の気温は19℃ほどで、窓を開けたら冷んやりとした心地よい風が入って来ました。

 残念ながら本格的な秋でも美しい紅葉が見られるほどではありません。でも我が家のベランダの植木もハラハラと葉っぱを落とし始めていて、掃除が大変に。Autumn is just around the corner ! という感じでしょうか。

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 11月のお盆に墓地で買ったセントポーリアが2度目の花を咲かせました。

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 多肉植物の鉢植えからは謎の芽が出てスクスクと育っています。トマトかな?植え替えの時の花壇の土に種が紛れ込んでいたのでしょうか。


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 公園から帰り昼食を済ませた後は、最近ハマっている豆腐作りを。今回で3回目でした。前回作った分は水切りが充分でなかったせいか、摘むと崩れてしまうほどの繊細な出来。今回は大豆の量を少し増やし、豆乳を凝固させ型に入れた後は、上からギュッと押さえてみました。

 水切りが功を奏したか、前回よりしっかりとした豆腐が出来上がりました。前日の残りの赤カレー(ビーツのカレーは、熟成した翌日の方がより一層赤いような気がするので、赤カレーのネーミングはまさにぴったり♡)と一緒に。豆腐はおすすめしていただいた、塩とエクストラバージンオリーブオイルであっさりといただいてみました。大豆の風味が際立ってとっても美味しかった!

 この騒ぎがなかったら、豆腐作りに挑戦することも、きっとなかっただろうなぁと、愛おしい豆腐を口にしながらしみじみ。次回はいつ作ろうかな。食事の支度をしながらの片手間には作ることは出来ないから、4日かかるニガリ作りから綿密に計画を立てなければなりません。


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 夜になると、反対に朝を迎えた日本からLINEメッセージが入りました。元職場の先輩からでした。会社でブラジルからの要人御一行をお迎えすることになって(このご時世もあり)スケジュール調整が大変とのことでした。
 

 本日東京イン、翌日夕方には次の国に移る強行スケジュールです。もちろん、二週間の隔離措置もなし。他の受け入れ国もきっとそうなのでしょう。きっちりとワクチンを接種されているのでしょうが、出向く側も迎える側も命懸けなのだろうなと想像しています。(特に最近の風潮から。)

 そして、こんなご時世だからこそ、スケジュールアレンジの業務も自宅からリモートで出来てしまうのですよね。この騒ぎで世の中の勤務体制がすっかり変わってしまったことには本当にびっくりしてしまいます。でもそのお陰で、先輩は仕事をしながらご両親のお世話が出来ているようです。

 サンパウロ市では今は医療従事者並びに高齢者を対象にワクチン接種を進めています。先週からは90歳以上を、来週は85歳以上とその枠が広まります。接種はネットで予約、もしくは直接行って受けることも出来ます。でも、直接の場合は問診に一人10分以上の時間を要するそうで、待ち時間短縮のためにも書き込みに1分もかからないというネットでの予約を市は奨励しているそうです。書き込みは本人でなく家族でもOK。

 今のところ一般人が接種出来るのは某国のワクチン一種類のみ。大きな問題も無ければ、その効果の程もはっきりとは分かっていないワクチンで、接種については賛否両論あるようです。医療従事者の方々にはオックスフォード製のワクチンを。アメリカ製のワクチンは承認待ちとのことでした。

 夏の間も感染拡大がおさまらなかったブラジル。既に23万人の方々が亡くなられています。本格的な冬の到来前になんとか手を打ちたいところです。

 明日から息子の高校でもいよいよ対面の授業が始まりますので、緊張が漂う我が家。昨年は2月の新学年から間もなくロックダウンに突入、11月の学年末までリモートの授業が続いたので、クラスメートとほとんど会わず高3の新クラスへ。当面は対面とリモートでの授業を隔週ごとに繰り返すようです。リモートに慣れ切った頭や体を元に戻すのもなかなか大変そうです。「以前のリズムを取り戻す」は我が家のこの秋一番の課題となりそうです。もちろん息子には受験勉強にも本腰を入れて貰いたいものです。


【本日のおすすめミュージック♪】

 ジャズピアニスト大江千里さんのP.N.D.(Peace Never Dies)

 Peaceは千里さんとともにNYに渡った、14歳のミニチュアダックスの女の子、ぴちゃんの事。この曲は千里さんがニューヨークの音大 The New School for Jazz and Contemporary Musicを卒業されて最初に出されたアルバム、Boys Mature Slowに収録されています。
 PNDの名前は音大卒業後にNYで設立された個人レーベル、PND Records&Music Publishing Inc.にも使われています。

 NYでの学生生活の様子は、間もなく増版となる「9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学」に詳しく書かれています。同じく増版となる続編「ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス」ともどもおすすめです!
 今年は三冊目となる「60歳からの...」(タイトルは未発表)の出版も予定されており、こちらの方も楽しみです♪

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 NYでご本人さまにサインしていただいた我が家の家宝です。

【追記】

上記二冊のエッセイ本に続く新刊『マンハッタンに陽はまた昇る』の発売が決定しました!

 note内のSenri Gardenでの投票により決定したカバー(ご本人様によるイラスト)と、坂本龍一さんのお言葉の帯も素敵な一冊です♪

 

 動画は音大卒業の記念ライブの時のものです。日本からは今は亡きお父様も卒業式、ライブのために初渡米されたそう。初々しく、真摯なそのお姿、演奏には何度拝見、拝聴してもグッと来てしまいます。大好きな一曲。ライブならではの臨場感をどうぞお楽しみ下さい!











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