4月に聴きすぎた20曲
春が到来!…と思ったのも束の間。もう夏ですか?暑すぎます…。
新年度になり、変化がある人ない人がいて、体温だけでなく感情の起伏も激しくなりやすい季節。
春らしい曲から忙しない気分を落ち着かせる曲まで、聴きすぎた20曲を紹介していきます。
1.√-1 / 日食なつこ
3月にリリースされたアルバム『ミメーシス』のリード曲。
存在しない数のタイトルになぞられた歌詞、力強くもしなやかなピアノが痺れます。日食さんの声は、まるですぐそばで歌っているかのようなライブ感に包まれます。正解を求めず、自分らしさを正解にしようと思わせてくれる曲です。
2.蕾に雷 / 花譜
活動開始3周年を迎えたバーチャルシンガーの花譜さんが、"3周年10大プロジェクト"の1つとして行っているコラボ企画「組曲」の第7弾としてリリースされた曲。これまで名だたる方とのコラボをしてきていますが、今回は長谷川白紙さんとのコラボ!
メロディーから白紙さんワールド全開で、そこに花譜さんの人と機械の狭間にあるような声が乗っかり、タイトル通り絶賛感電中です。
3.Q / Tempalay
Tempalayの最新曲は、タイアップとしてドラマのために書き下ろした、らしさ全開のサイケデリックな一曲。
5月にCDリリースが予定されていますが、なんと8cmシングルです(笑)
懐かしの短冊シングルで銭湯とかに行きたくなりました。あれ、あびばのんのんも聴きたくなってきた?はい、Tempalay沼のはじまりです。
4.T / 88rising, Hikaru Utada, Warren Hue
アジアのカルチャーを世界に発信しているレーベル・88risingのCoachella記念配信EPに収録されている楽曲。宇多田ヒカルが参加したことでも話題となりました。
日本のアニメ・ゲームサウンドやK-POPなどとはまた違った角度から世界に発信している活動に、今後も目が離せません。
5.はるたちのぼる / カムラミカウ
楽曲からアートワークまで全てを一人で手掛けるSSW・カムラミカウの2018年にリリースされた曲。
春が来たら聴く曲の一つです。一度聴いたら吸い込まれてしまうようなメロディーと声、そして情緒的な歌詞が何だか切ない春を想起させます。
6.青い理想郷(feat.春茶) / 美的計画
絵音さんのソロプロジェクト・美的計画の4月にリリースされた1stアルバム『BITEKI』に収録されている曲。
様々なアーティストをボーカルに迎えているアルバムは、まるでコンピのような色とりどりの曲が集まっていて全く飽きないです。
7.僕の春 / I's
あのちゃん率いるバンド・I's の昨年リリースされた曲です。
作詞作曲もあのちゃんがしていて、彼女の心の内が純度の高いままこちらに伝わってきます。飾らない歌声にバンドサウンドが乗っかって、さらに中毒性を加速させます。
8.青い春に / tonun
作詞/作曲やトラックメイク、さらにはレコーディングからMIXまでも一人で行うSSW・tonunさんの春に聴きたい曲。
ゆったりとしたBPMで移り行く季節を思い返しながら、切ない歌詞と甘い歌声が一期一会な季節を過ごす自分に寄り添ってくれます。
9.春時雨 / Mel
甘い声が続きます。今どきなラッパー・Melくんの桜の下で聴きたい曲。
声とトラックだけで情景が浮かび、桜の木の下でブルーシートを敷いてゴロゴロしながら聴きたい曲です。
10.Step in Step in / DE DE MOUSE, Yon Yon
作曲/編曲・プロデューサーなど多岐にわたって活動するDE DE MOUSEの次のコラボ相手は、ソウル生まれ、東京育ちのクリエイター・YonYon!
思わず踊りだしたくなるようなメロディーと多言語で綴られている可愛い歌詞と歌声で朝から軽やかな気持ちになれる曲です。
11.Good Morning /Awesome City Club
オーサムの最新曲は、朝から気持ちが明るくなるような爽やかな一曲。
「4月のマーチ」では、オシャレに目覚め自分磨きに頑張る子だったのが、成長し色々経験して、今回は着飾らず自然体で大人の余裕すら感じる曲になってます。
12.ゆいいつむに / moumoon
3月にご結婚されたというニュースを見て、また聴きたくなりました。
YUKAさんの優しく包み込むような声が本当に透き通っていて違和感なく耳に入ってきます。
改めてご結婚おめでとうございます。これからも変わらぬmou(柔らか)な音楽を。
13.好きこぼれ / Kruglyy
大阪発4ピースポップバンド・kruglyyの最新曲。
関西圏在住の10代アーティスト限定のコンテスト「十代白書2022」に出場していて存在を知りました。クセのない歌声が聴いていて心地よいです。日常にそっと溶け込んでくれるバンドです。
14.春の陽気に誘われて / crapclap
下北沢を拠点として活動するバンド・crap clap の最新曲。
日常を上手く切り取った歌詞と、どこか懐かしいメロディーラインが穏やかな気持ちにさせてくれます。
なんでも今秋には、初のアルバムリリースを予定しているんだとか。これは夏を飛び越えて秋が待ち遠しくなってきました。
15.春(2020) / Cody・Lee(李)
3月にメジャーデビューを発表したCody・Lee(李)の春に聴きたい曲。
インディーズ時代の初の全国流通盤『生活のニュース』に収録された際、リマスタリングしたため2020となっています。
ただリマスタリングしただけでなく、楽曲リリースから一年経っていたため、元の歌詞の「二度目の春/三度目の春」の部分が「三度目の春/四度目の春」と歌詞が変わっているところが何とも粋です。
16.喜劇 / 星野源
普段アニメを観ない自分が久しぶりにハマっているアニメのEDテーマでもある源さんの最新曲。
アニメにも通ずるそれぞれの家族の形、愛の形を歌った歌詞が心に沁みわたります。自然と心が温まり、久しぶりでもそうじゃなくても家族やそれに近しい人の声を聞きたくなりました。
17.Hello Radio(QURULI ver.) / くるり
ここから同じ企画でリリースされた曲が続きます。
FM802が主催している春のキャンペーンソングプロジェクト「Access!」。
毎年豪華なアーティスト陣が集まって今年の春を彩るコラボソング企画をくるりの岸田さんが担当したときの曲になります。
当時はTSUTAYAが後援していたため、リリースされた曲がCDとなってレンタル限定でフィジカルでも楽しめました。この曲を聴くとあの時の春を思い出します。
18.栞 / クリープハイプ
同じく同企画で尾崎さんが作詞作曲を担当したときの曲です。
本と想う人を行ったり来たりする歌詞が文学的で、桜が咲く曲はいくつもありますが、"桜が散る"と表現するところに尾崎さんの私語が詰まっている気がします。ライブでも聴いたことがありますが、Aメロのクラップから爆上がり間違いなしです。
19.メロンソーダ / aiko
aikoさんが担当したときは、アーティストの人選がいかにもaikoさんらしくて、中でもチャットモンチーの橋本さんとの共演が印象的でした。
"メロンソーダがビールになって ハンバーガーはハンバーガーのまま"という歌詞が非常に可愛くて好きです。
20.春は溶けて / indigo la End
絵音さんが担当したときの曲をindigo la Endでセルフカバーしています。
桜ではなく椿なところに絵音さんらしさを感じます。春は溶けていつでもある。そんな日常に潜むポッと温かい春に気づくことのできる曲です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
4月は比較的決まった曲を聴くことが多かったです。春になると聴きたくなる曲をベタに聴いてしまいます。
おかげで花見には行ってないけど、春は感じられたと思います。
5月は、GWに初夏なんて言葉も聞きそうな予感…
慌ただしくなりそうな月に、気持ちを落ち着かせる曲を聴きたいと思います。