"ふぞろい"の響きは潤んだ瞳。俺が愛してやんなきゃ!とソノ気にさせる。〜カプリコを例に〜
こんな記事に目が止まった。
さて、食べ物には古来より不揃いに関するあるあるPRフォーマットがあると思う。
始祖: 農作物の不揃い品まとめ売り系
現代: 既存の商品から変形したものいじる系
始祖はもう言わずと知れた伝家の宝刀、
【ふぞろいじゃがいも】
とか言って少し形の変わった農作物をまとめて売り出す手法。
現代は、それの派生系としよう。
農作物の域を飛び越え、人が人工的に作った既成商品の形や見た目が少し変形してしまったものを【ふぞろいのをかし】で面白おかしく売り出す手法
▼代表例
ハーゲンダッツ #ハーゲンハート
https://www.haagen-dazs.co.jp/haagenheart/
そして冒頭のふぞろいカプリコ。
この【ふぞろい】であることがむしろ魅力というフォーマット。
なぜ人々は古来より【ふぞろい】に心が きゅ となってしまうのか。
日本では揃うことを求められる文化、生活、市場。
不揃い品は、いわゆる外れ者。
それは【ぼくを買って…】という潤んだ瞳であり、
そんな目で見つめられると【私が見つけた私だけのふぞろい坊や…!】と
ソノ気になってしまうのだ。
なんてな!!!!!