#12 ギフテッドスペクトラム:多様な特性とポテンシャルのグラデーション
はじめに
このnoteでは、「ギフテッドスペクトラム」について詳しく解説していきます!ギフテッドとは、一般的に平均に比べ、高い知性、好奇心、豊な感受性を持つ人を指す言葉ですが、実は明確な線引きは存在しません。ギフテッドネスはスペクトラム(グラデーション)であり、人によってとあるギフテッドネスの特性があったりなかったり、それが強みだったり弱みだったり、その強みや弱みにも濃淡があったりすると、私含め私が代表するSQooL(スキュール)では考えています。
一般的に言われているギフテッドとは?
ギフテッドは、知性、創造性、芸術性、リーダーシップなど、様々な分野において高い能力を発揮する人々を指します。一般的には、IQテストの結果が130以上であるとギフテッドと判定されますが、IQテストには知能を測るのに限界があると私は個人的に強く感じているところがあります。IQテストの仕方にたまたま「得意」が当てはまる子たちが高い点数を打ち出すこともあれば、周囲の環境に落ち着けず点数が本来より非常に低くなってしまう場合などもあります。
ギフテッドは、以下のような特徴を持つことが多いです。
高い知的能力: 同年代と比べて論理的に思考したり、矛盾していることに気が付きやすかったり、複雑な概念を理解したりすることが得意です。
強い好奇心: 新しいことを学ぶことに意欲的で、常に知識を深めようとしています。それは図鑑や教科書などでなくてもよくて、日常的に出てくる言葉や出来事に対してでもあります。
創造性: 独自のアイデアを生み出すことが得意で、問題解決能力にも優れています。問題解決能力でなくても「そんな視点があったのか!面白い」と思えるようなことを言うことも当てはまります。
感受性: 周囲の人々の感情や状況を敏感に感じ取ることができます。
完璧主義: 自分に高い基準を設けており、完璧を求める傾向があります。そのため自己否定することが非常に多いです。
大人びたユーモア: これは私が接していて思うことです。小学校四年生でそんな捻ったジョーク言えるものなの?!!とびっくりしたことが何度かあります。これは男の子と女の子での年齢、また性格の違いである程度変わるところはあると思います。
ギフテッドスペクトラムとは? 私がよく参考にするチェックリスト
ギフテッドネスは、白黒はっきりとしたものではなく、スペクトラム(グラデーション)のように様々な段階が存在します。
言うなれば上記にあるスクリーニングテストのそれぞれの項目を1〜5段階評価にし、そこで「ギフテッド」としての特性のグラデーションやばらつきを見るような形です。
また、支援をする際は
ギフテッドであるかどうか
よりも、
どのようなギフテッドネスがあり、日常生活を送る上でどう困っているのか
を分析することです。
ギフテッドネスによく見受けられるのは、知能が実年齢相応の精神年齢と少々かけ離れて高いが故に、社会性や感情コントロールなどに課題を抱えると言うことです。
ほとんどの場合、周囲の理解を得られずに孤立したり、不登校や非行に走ったりしてしまうこともあります。自分でも自分が理解できない、家族以外の第三者に理解を得られたことがないと言う状況にながく置かれることで人間不信になるお子さまが非常に多いです。
SQooLで大切にしたいこと。
私が代表するSQooLではそこの解決に着目しています。そして、困っている部分を「支援」だけではなく、その子がその子の持っているもの、ポテンシャルを社会で自然な形で「発揮」していくことも大切に
1人でも多くのお子様と保護者の皆様が「生きててよかった!明日もいい日にするぞ。」と思えるような明日が来るようにサポートしていきます。
7月29日からサポート、サービスの説明会の募集を打ち出し始めようと思います!(あ〜宣言してしまった!頑張るしかない笑)
いかがだったでしょうか?
私もまだまだ勉強中ですし、今はこのように話していますが後々意見が変わる場合もあります。しかし物事は変わってこそ進化するためそれでいいのではと思っています。
ギフテッドはスペクトラム(グラデーション)である!と言うことはまだ誰も公言したことがないですが、しかしこれは事実でありますし、多くの人が頷いてくれるのではないかと思っています。
もし他にコメント、意見、他の考え方、視点がある場合はXでもNoteでもお待ちしております✨
それではっ!