平常心を保つコツ
いつも心穏やかでいたいと思いつつ、人の心というのはコロコロと移り変わってしまい、右往左往しながら生きるのが人の世の常である。
瞑想によって平常心を保つコツを得たのでそれを書いていこうと思う。
まず結論から言うと、
「今の自分の感情に気づき、客観的に観察すること」
これでしか自分の感情をコントロールする事は出来ない。
例えば、嫌なことがありイライラすることがあっても、自分よりももっと怒っている人をみた時に自分の怒りがおさまったと言う経験をしたことがないだろうか?
感情を客観視する事は、まさにそういう効果がある。
全ての現象には 生起 → 成長 → 衰退 → 消滅 と言う絶対的な流れがある。いわゆる無常という考えだ。
感情にももちろんこの法則が当てはまる。
不安になっている時は、不安になっている自分に気づきそれを客観的に観察する。
怒っている時は、怒っている自分に気づきそれを客観的に観察する。
緊張している時は、緊張している自分に気づきそれを客観的に観察する。
ただそれだけでいい。どのような感情も生まれたからにはいつかは消えて無くなるからだ。
いつか消えて無くなるものに執着する必要などないのだ。