いい手帳をもつと人生が開けてしまうというのは本当なのか?
茶人はディスグラシア傾向があるので、手帳を何冊買っても毎年真っ白なまま1年がアッという間に過ぎちゃうんですよね。
それで、100均で小さなノート買って持ち歩いて重要だと感じたことをメモしているらしいんですが、字が汚すぎて後で解読するのが大変だったりします。
それでも、高い手帳をもち歩いてバリバリやっている人には憧れます。
手帳って色々種類あるじゃないですか、茶道手帳、県民手帳、10年手帳、そういえば学生の頃はリフィルのシステム手帳も流行ったなぁ。
そういえば、フランクリンプランナーとか、いい手帳ってなんであんなに高いんですか?
フランクリン・プランナーは、単なる手帳やスケジュール管理ツールを超えた、人生の目標達成と自己実現のためのシステム手帳です。
アメリカで誕生し、日本でも広く普及しているこのツールには、以下のような特徴があります。
主な特徴
価値観の明確化
フランクリン・プランナーの核心は、ユーザーの価値観や人生で最も大切にしたいことを明確にすることです。これにより、日々の行動を自分の理想や目標に沿ったものにすることができます。
役割に基づく行動管理
このプランナーは、ユーザーの様々な人生の役割(例:会社員、親、友人など)に基づいて行動を管理できるようデザインされています。各役割に応じた目標設定や行動計画が可能です。
長期的視点と日常のタスクの連携
長期目標、中期的なステップ、そして日々のタスクを一貫して管理できる構造になっています[2]。これにより、大きな目標と日常の行動を結びつけることができます。
使い方の基本
価値観の設定: 自分にとって最も大切なことを明確にします。
役割の定義: 人生における様々な役割を書き出します。
目標設定: 各役割に対する具体的な目標を立てます。
行動計画: 目標達成のための具体的なステップを計画します。
日々の実践: 計画に基づいて日々のタスクを管理し、実行します。
フランクリン・プランナーの効果
生産性の向上
人生の優先順位の明確化
長期的な目標達成の支援
日々の行動と人生の目標との一致
フランクリン・プランナーは、単なるスケジュール管理ツールではなく、ユーザーの人生全体をより充実したものにするための総合的なシステムとして機能します。適切に活用することで、より意義深く、目的に沿った人生を送るサポートとなります。
ちなみに『7つの習慣』は、スティーブン・R・コヴィー博士が執筆した人生哲学と自己成長のための書籍であり、全世界で4000万部以上を売り上げた名著です。
7つの習慣の基本構造
この書籍は、人生の成長を3つのステージで捉えています:
私的成功の習慣(第1〜3の習慣)
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
公的成功の習慣(第4〜6の習慣)
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
再新再生の習慣(第7の習慣)
第7の習慣:刃を研ぐ
核となる哲学
パラダイムシフト
コヴィー博士は、成功の鍵は「パラダイム」(物事の見方)を変えることだと説きます。私たちは無意識のうちに特定の「めがね」を通して世界を見ており、そのめがねを意識的に変えることで、人生の捉え方が変わります。
人格主義
表面的なテクニックではなく、人格の根本的な変革に焦点を当てています。真の成功は、外面的なスキルではなく、内面の原則を体得することから生まれます。
特徴
普遍的な原則: 時代を超えて通用する成功の原理
段階的な成長: 7つの習慣を順番に身につけることで、自己成長を促進
内面的アプローチ: 外面的な成功よりも内面の成長を重視
『7つの習慣』は、単なる自己啓発書を超えた、人生の哲学と成長のロードマップと言えるでしょう。
7つの習慣を実践するための具体的な方法として、以下のステップを提案します。
1. 理解を深める
漫画シリーズを活用
まず、「まんがでわかる 7つの習慣」シリーズを読むことから始めましょう。絵があるので理解しやすく、活字が苦手な人でも取り組みやすいです。原書を読む
漫画で概要を掴んだ後、『完訳 7つの習慣』を読んで深く学びます。
これにより、コヴィー博士の考えをより深く理解し、実践に活かすことができます。
2. 日常生活に取り入れる
7つの習慣入門手帳の活用
日々の生活の中で7つの習慣を実践するために、専用の手帳を使用します。これにより、日常的に習慣を意識し、実践することができます。
パラダイムシフトの実践
自分の考え方や物事の見方(パラダイム)を意識的に変えることを試みます。例えば、困難な状況に直面したときに、それを成長の機会として捉えるよう意識します。
3. 優先順位の管理
重要度と緊急度のマトリックス活用
タスクを「緊急ではないけれど重要なこと」「緊急かつ重要なこと」「緊急だが重要ではないこと」「緊急でも重要でもないこと」の4つに分類し、優先順位をつけて行動します。
4. 自己研鑽
4つの側面からの自己改善
肉体:バランスの取れた食事、定期的な運動
知性:読書や資格取得、自己啓発
精神:マインドフルネス、リラックスする時間の確保
社会:家族や友人との関係構築、地域コミュニティへの参加
5. セミナーや研修への参加
実践的なスキルを身につけるために、7つの習慣に関するセミナーや研修に参加することも効果的です。フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社や株式会社FCEトレーニング・カンパニーなどが提供するプログラムを活用しましょう。
7つの習慣の実践は一朝一夕にはいきませんが、これらの方法を少しずつ取り入れ、継続的に実践することで、徐々に習慣化し、人生や仕事に大きな変化をもたらすことができます。
いかがでしたか?
ほぼ日手帳なども毎年38%とか信じられないほど売り上げが伸びてますもんね。一人が2冊買うとか、知人にもプレゼントしちゃうイメージでしょうか。
ちなみに茶人の住んでる茨城県の県民手帳は全国第3位の売り上げで毎年ベストセラーになっていますよ。(ちなみに1位が長野、2位が群馬だ)
皆さまがどんな手帳で2025年を過ごすのか、コメントで教えてくださったらうれしいですよ!