『悪魔王子と操り人形』にはまったので布教したい
2024年6月から開始したソシャゲ。
『悪魔王子と操り人形』にハマったので布教したい。
尚、こちらの記事は公式サイトのガイドラインとにらめっこしながら書いていますが、読者の方でルール違反をしていると思われる所があれば指摘頂ければ助かります<m(__)m>
この記事では一部、「悪魔王子と操り人形」 の画像素材を加工・引用しています。これらの素材を他へ転載することを禁じます。© Drecom
また、物語の核心に関わることは避けてますが、キャプチャ、記事に一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
『悪魔王子と操り人形』とは
とりあえず何も言わずにこのイラストを見て欲しい。
無茶苦茶綺麗ですよね…!!
というわけで、この絵の雰囲気で察していただいた方もいるかもしれませんが、『悪魔王子と操り人形』とは、女性向けの携帯用ゲームです。
一応ゲーム部分はパズルになっているんですが、個人的にはパズル部分は正直おまけ程度で、主にキャラクターが活躍するストーリーを読むゲームだと思っています。
ストーリーは
・定期的に更新されるメインストーリー(9/15現在7章まで公開)
・定期的に開催されるイベントストーリー
・ガチャなどで手に入れたカードについて来るストーリー
(SSRで3話、SRで2話分)
・ガチャやクラフトで手に入れる”家具”について来る会話
のような手段で見ることが出来ます。
このようにキャラ同士の”会話”、”ストーリー"を楽しむのがメインのゲームだと思っています。
オススメポイント1:キャラ通しの掛け合いが無茶苦茶こだわっている。
特にキャラ通しの会話はこだわっているようで、
上以外にも、『家具を配置することが出来るワールドでキャラ同士の会話が発生する』『パズルはメイン、サブを選ぶのですが終了時のセリフがキャラの組み合わせで変わる』『ホーム画面に置いたキャラで話す内容が変わる』など、バリエーションが豊富に用意されています。
キャラクターが現在12人いるので、前後を考慮しない組み合わせだけでも12×11÷2=66種類用意しないといけないのですが、
パズルの場合は同じキャラの組み合わせでもどっちをメインにしたのかで変わる、かつ。各3種類と言う徹底ぶりなので、12×11×3種類=396種類の会話があることになります。
12キャラもいると流石にAとBは仲いいけど、AとCとはあんまり関わりない。
みたいな組み合わせもあるのですが、それでも全員分やり取りを用意してるのが凄いな~と思ってます。
また、ここの会話でわかる情報や関係性もかなりあるので、やり込めばやり込むほど世界観が広がって行く所が個人的にはまった原因になっています。
ストーリー概要
『悪魔王子と操り人形』は人間、悪魔、天使が住んでいるシャグランという世界が舞台になっています。
シャグランには『忘我の呪詛』と呼ばれる瘴気?黒い靄?のようなものがあちらこちらに溢れているのですが、、
この『呪詛』、人間だと触っただけで死んでしまい、天使や悪魔でもあまり長い間触れてしまうと消滅してしまうという恐ろしいものです。
突然現れた主人公(=プレイヤーキャラ)にこの『呪詛』を浄化する力をもらった4陣営、12名のキャラクターがお互いに時に協力、時に牽制しながら『呪詛』に覆われてしまったシャグランを救おうとする。。。というのが大まかな世界観です。
面白いなーと思ったのが、人間、悪魔、天使のいる世界で、
はっきりと敵対しているのが「悪魔VS天使」ではなく「人間VS悪魔」な所ですかね。
天使側のキャラが言ってるので、それが事実かどうか不明なのですが。。
シャグランではまず神様が天使を作って、その後に人間、悪魔の順で作ったということになっているようです。
悪魔は人間の魂を食べて生きているので、人間と悪魔は敵対しており。
天使はその争いが大きくなり過ぎないように、そして世界の均衡が崩れないように見守る調停役という位置づけのようです。
(実際は悪魔の方が人間より生物的には強いので天使は人間の味方をすることの方が多い)
各陣営
12名のキャラクターは3名ずつ4つの陣営に分かれて所属しています。
世界で唯一『呪詛』を浄化できる力を持った12名と言うことで、一応、表向きには、協力体制を組んでいるということになっていますが、
どの陣営も水面下はでは別の陣営を疑っており、実情は結構ぐろぐろしています。
(個人的に笑顔で腹の探り合いしてる所が一番面白いのでいいぞもっとやれと思ってますが)
●コルチカム王国
多分このゲームの主人公と言っていいはずのチーム。
人から悪魔になった『ディア』
ディアに忠誠を誓う半悪魔『エスパダ』
とある目的で王国に居候として転がり込んだ人間の『フィオーリ』
の3名が所属する、悪魔、人間混合チーム。
『悪魔王子と操り人形』は並行で起きている各陣営の話が入れ替わり立ち替わり進んでいく形式になっているのですが、
その中でも『ディア』が1000年前に人間から悪魔なった時に何があったのか真実を探す、と言うのが物語の大きな核になっているように感じました。(7章まで読んだ時点の感想)
人間と悪魔が入り乱れているので一番の凸凹チーム。ではあるのですが、
物語が進むごとにどんどんお互いの信頼を強めてくれる。かつ、主人公ムーブをしてくれているので、一番安心して見ていられるチームですね。
頑張れ!もっと仲良くじゃれ合っていてくれ!
●アレギア帝国
個人的に今一番、内部崩壊しそうで心配な人間チーム!!
他の陣営と笑顔で腹の探り合いしてるのは他も同じなのですが、ここは同じ陣営内の人間同士で疑心暗鬼を深めてるのやめろください。
メンバーは、
アレギア帝国軍の隊長兼、第三皇子らしい『クロード』
クロードの副官であり、真面目な頑張り屋さんの『エリク』
頼りになるお兄さん(強い)の『オスカー』
の三名なのですが。。
クロードさんがちょっと…。目的のためには全キャラ中一番ぐらいに手段を選ばない人でして…。
しかも、自分の一番大切なものを守るためなら帝国やエリク達仲間も含めて、何を利用しても構わない(やりたいわけではない)、それで自分が地獄に落ちるなら落ちて良いぐらいに覚悟が決まり切っているせいで、所々で不審な行動をする…というのをメインストーリーでやってしまっています。
表向き帝国軍人なのに、彼にとって一番大事なのは、国でも軍の仲間でもない。。
エリクがすでにクロードの行動を訝しみ始めている。
オスカーはクロードの行動を知っているが見て見ぬふりをしている。
とかなり薄氷の上を渡るようなバランスで話が進んでいるので、どこかでエリク離脱イベントが来ないかひやひやしています。
クロードの行動の理由はちゃんと説明すればエリクは理解してくれると思うのですが。。。
この人(クロード)。。説明せずに余計に話をややこしくしそうな気がするんですよね…
エリクとオスカーがいることでクロードはなんとか破滅の一歩手前でギリギリ保っているような気がするので…。
何とか。。。何とかエリク。。。クロードを引っ張って戻してやってくれとハラハラしながら見守ろうと思います。
●聖地ジプソフィラ
はい!自分の推し陣営です!!
「愛」の感情から生まれた権天使『メーレ』
メーレの「悲哀」の感情から生まれた天使『カイ』
メーレの「快楽」の感情から生まれた天使『ティス』
の天使3名がメンバーになっています。
このゲームでは天使が自分の中で育った感情を切り離すことで新しい天使が産まれる…。と言うことになっており、
カイ、ティスはメーレから生まれた「息子」という扱いになっています。
ただ、親子関係を声高に言っているのがメーレだけで、カイとティスは家族ではあるけど…、どちらかというと自分達はメーレの部下、という反応をしているので、そもそも天使には「家族」と言う概念がないのかもしれないです。
メーレから生まれた天使は実はもう一人おり、その天使が離脱したタイミングだったり、ティスが一度記憶をなくしているらしいという設定だったり、個人的に一番考察しがいがある陣営だなーと思っています。
こちらについてはいつか別の記事でまとめてみたいです。
カイとティスが性格正反対の凸凹親友コンビという、それだけでもかなり好きな設定なのですが。
それにプラスして「基本的にニコイチ」「お互いに相手が大好きなのをちょこちょこお出ししてくる」「喧嘩も反発もするけど結局お互いに相手がいないとダメ」という個人的にドストライクの関係性だったせいでこのゲームにはまりました。
運営は責任とってもっと、ティスが記憶をなくした時の話とか、ティス君がうっかり数日帰って来なくてパニックになってるカイ君とか、二人が普段何をしてるのかとかの話を見せてくれ。
●魔都ベラドンナ
メンバーは
魔王の息子で悪魔の貴族の当主の『アダラ』
アダラの弟で危ない研究を繰り返している『ローゼ』
自分の目的のために居候している堕天使『ヴァニス』
悪魔2人+堕天使1人のヴィラン雰囲気のチームです。
メインストーリーだと今、割と大変なことを引き起こそうとしていますが、イベント等だと悪魔なはずのアダラさんが一番話が通じて協力できそうに見えるのが不思議。
アダラさんがあくまで「利害が一致するか」を一番に見ていて、一致すると判断したら人だろうと、人間から悪魔になった相手だろうと話し合いに応じるし手を組むこともあるからだろうか…。
逆に個人的に一番話が通じなさそうなのが天使のメーレさんです…。独特の世界観で生きてらっしゃる…。
堕天使の『ヴァニス』はピンと来た人もいるかもしれないですが、メーレさんのもう一人の息子です。(長男)
ヴァニスは天使のあれこれに不信感を抱いて離脱。以降はアダラ達の所に居候しながら、色々と暗躍しているようです。
にこにこ笑いながら裏で暗躍してるタイプのキャラなので人気が高い。
ここの陣営、全然一枚岩でなくて、ヴァニスなんてアダラ達を出し抜こうとしてるような行動もして、さらにばれてしまっていたりするんですが。。
この陣営自体が「相手の腹に一物あるのは認識済み、裏切ってようが裏で何を考えてようが自分にとって利点があるなら利用する」というスタンスなので逆に安定している状況になっています。
話し合いが足りてなくて逆に不安定になっているアレギア帝国とは逆の状態ですね…。(クロード君は早く話し合って…(´;ω;`))
アダラとローゼはベラドンナ家という悪魔の中でかなり力を持っている貴族の一族なのですが、ここの三男がコルチカム王国の『エスパダ』だったりします。(色々あってエスパダはベラドンナから追放→コルチカム王国へ)
他にもコルチカム王国の『フィオーリ』とアレギア帝国の『クロード』が従兄だったりと『悪魔王子と操り人形』は、
深堀すると「実はこの人とこの人には関りがありましたー」ということがわかったりどんどん世界観が広がってくのが面白い所だと感じています。
●プレイヤーキャラについて
本作、一応プレイヤーキャラがいます。
イラストの雰囲気、女性向けゲームでプレイヤーキャラがいるとなると「乙女ゲー?」と思われる方もいると思うので、一応補足しておきたいのですが。。
このゲーム、少なくとも現時点では自分とキャラの絡みを楽しむ「乙女ゲー」ではなく、キャラ同士の絡みを楽しむ「キャラゲー」だと自分は感じています。
現時点で公開されているメインストーリー7章までにプレイヤーキャラが話の本筋に殆ど関わっていない(むしろ関わることを止められ、傍観を強いられる)という状況になっています。
イベントのストーリーなんてメインストーリーの前の話なのか、今の所一度もプレイヤーキャラが出てこない状況です(24年9月現在)
プレイヤーキャラと他のキャラの絡みを期待して始めると今の時点ではがっかりすることになると思いますので、そこは注意をお願いします。
ただ、メインストーリーが進むにつれてプレイヤーキャラが傍観を良しとしない雰囲気を出して来たので、ここからもしかしたらプレイヤーがもっと話に関わる方向に変わっていくのかも…?とは思います。
今後変わっていくようでしたら追記しようと思います。
◆
簡単な世界観、キャラの概要はこんな感じです。
掘れば掘るほど「じつはこのキャラとこのキャラは関りがあって…」とか、「実は過去にこんなことがありそうで…」みたいな事実が出てくるゲームなので、魅力の5%も語れてないのが本当に悔しいのですが。。
別の記事などで考察を交えて語っていきたいなと思います。。
キャラ通しの関係性とかやり取りは公式のギャラリー(沢山ある!!)で一端が見えるので、
自分のまとめ切れてない記事よりも是非ともこっちを見て欲しいです…!
他、おすすめポイント
おすすめポイント2:イベント、デイリー消化が無茶苦茶楽
ソシャゲなので、イベントは周回してポイントを集めて行く形式にはなるのですが…、この周回がこのゲーム。無茶苦茶楽です。
何故なら、本編ストーリー、イベント、育成全てのクエストが、
そのクエストを1回でも最高評価クリアしたらスキップすることが出来る仕様になっているからです。(※スキップチケットとかもいりません)
スタミナのある限りスキップできるので、イベント周回もスタミナがたまったら10回ぐらいまとめてスキップしてまたスタミナがたまるのを待つだけです。一度、イベントクエストをクリアしておけば、周回はスタミナがたまるごとに数分もあれば終わります。
デイリークエストも5分もあれば終わるので、正直継続するのは無茶苦茶楽です。
全スマホゲーこのシステム搭載してくれ…。マジで…。
おすすめポイント3:課金要素が心配になるぐらい良心的(当方比)
スマホゲーなのでガチャがあり、このガチャで手に入るカード(着せ替えのキャラ)にゲーム一番の売りのストーリーがくっついて来るので、毎回できる範囲でイベントガチャもやっているのですが。。
個人的に『運営大丈夫…?(震え)』と思うぐらい、このゲームガチャの金額やすいと思ってます。
具体的に言うと基本は10連で石1500なんですが、
大体ステップアップガチャがあり、これが10連目が石750個(半額)、次の10連が無料に設定されています。
さらにイベントガチャチケット10枚+石833個のセット商品が2000円で売られているので、
つまるところ、ステップアップガチャとこの『ガチャチケット10枚+石833個』商品を組み合わせると、2000円でイベントガチャが30連引けることになります。
今まで3000円でやっと10連ガチャが引けるかな…?という界隈にいた身としては軽いカルチャーショックでした。。2000円、30連…。
しかも計算してくれた人によると、ステップアップガチャパックを買えば最終までいける、かつ最終ステップでイベントSSRキャラ1枚確定なので、実質1万5千円で天井ということです。大丈夫ですかこれ。
限界突破は同じキャラを重ねる方式(救済で別手段有ですが)なので、限界まで育てようと思ったらまだまだ課金が必要になりますが、
イベントキャラが1枚あればいい、ストーリーが読めればいいというだけなら1回引けば十分です。(イベント終了後に最終まで育てたくなっても他の救済処置もある)
若干、自分が今のガチャ文化に洗脳され切っているのでは…?
という懸念もあったりするのですが、、他に比べてガチャは本当に良心的になっていると思います。
まとめ
時間、金銭的にも負担が少ない方のゲームと思いますので、
イラスト、キャラクター、世界観のどれか一つでも気になった方、『悪魔王子と操り人形』をプレイしてもらえると嬉しいです!
実はこのゲーム。現状、あまりセルランが振るっていないのを少々心配しています。。
ガチャが良心的過ぎるせいなのか、このスマホゲー戦国時代に新規IPはそもそもきついのか。。
なので少しでもプレイ人数を増やしたい!!
最悪の状態になっても、遊んでくれてる人数が一定以上いたら、IPとしては残るかもしれないので課金しなくても遊んでもらえるだけも自分としては布教成功と思ってます!!
もし望めるなら遊んだうえでファンアートとかくださry…。
公式サイトの一番下にインストールページがあるので気になった人は是非インストールだけでもよろしくお願いします…!
以上、『悪魔王子と操り人形』の布教noteでした~。
そのうち推しの天使勢の考察記事とかも書きたいなーと思ってるので、
もし書いたらそちらもよろしくお願いします!
あくあやはいいぞ!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?