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映画三本梯子してきた話(アルドノア・ゼロ、銀魂感想)

本日、ファーストデイです。

映画館によると思うのですが、近くの映画館が毎月1日にはいつもより安く見れるキャンペーンをやってます。
気になっていた映画もあったので、行ってきたのですが。
折角なんで、気になってたの全部見ようと欲を張り、1日で3本映画をはしごしてくるということをやってきました。



1本目、アルドノア・ゼロ

放送してた頃から気になっていたのですが、結局見逃してしまっていた虚淵玄脚本のロボットアニメです。
今回、2も併せて映画にまとめてくれるということで行ってきました。

ちなみに行く前の状況は、主人公(伊奈帆)とライバル(スレイン)とヒロインのお姫様の顔だけはわかるな~。ストーリーは良く知らね。
ぐらいのミリしら状態で行ったのですが…。

やったああ!自分好みのがっつり政治やら戦略やら絡む王道のロボットものだああああ!

自分が知らないだけなのかもしれないですが、最近めっきりみないんですよ。。この形式。ちゃんとやろうとしたら4クールは掛かるせいですかね。。(泣)
ガンダムですら最近は戦争モノと言うより競技モノに近くなってきてる気がします。。。
前の記事で「GQuuuuuuX」が合わないと思ったのも、赤い人が出ると聞いて(ってことは事前のPVで水星の魔女と同じような競技ガンダムだと思ったけど、途中からでも戦争になるかも・・・??)と思い向かったら、戦争は終わってるし、あんまりここから昔ながらのがっつり戦争やるガンダムの要素が見えなかったからと言うのもあったりします。。

「アルドノア・ゼロ」はしかも、和平を望む敵側のお姫様が味方になって主人公達と一緒に行動するというアレね。これも超王道展開ですよね。

全4クールを2時間で映画にまとめる(しかも+で新規後日談有り)という果敢過ぎるチャレンジに出ているので、正直は映画自体は無茶苦茶飛び飛びの総集編映画なのですが…。
かなり飛ばされながらも戦闘がカッコ良いことと、キャラがいいこと。ストーリーが王道ど真ん中で好きな人にはたまらないことは初見でもわかりました!

戦闘シーンがカッコ良さそうなのに殆ど飛ばされてしまったので、やっぱりちゃんとテレビ版を見ようかなと思っている所です。(4クールは長いのでちょっと覚悟がいりますが…)

キャラクターは個人的に主人公がちょっと合わず。。スレインの方にばかり感情移入してみてしまったのですが;
スレインは不憫な子だと思います。逃げ場がなかった、もしくは自分で閉じてしまった子だとも。
でも、決めてしまった覚悟で走り続けて、どんどんと取り返しがつかなくなるキャラの生き様はやっぱり美しいですね。。

姫は普通に好きです。信念を持ってて、そのために行動してて、健気で。
総集編で見た限りだと非の打ちどころがない王道ヒロインでしたね。
ただ、この子、主人公(伊奈帆)ともスレインとも結ばれないんですねという所にびっくりしました。

姫と伊奈帆はお互いに好き合ってたと思います。

それでも王族ということ、そして始まってしまった戦争の責任を取るために自分の感情よりも「女王」としての責務を選んだように見えました。
うやむやに誤魔化して伊奈帆をED後に自分の騎士としておくことも、「女王」になったけどたまにみんなの所に遊びに行ってますよ~。というEDに逃げることもせず、二人に別の道を選ばせたのはスタッフにシナリオに対する美学と覚悟を感じました。

あの月面基地での「貴方の事を自分の一部のように思っています」という告白が姫と伊奈帆の終着点で、あの一瞬だけで永遠になったんですね…。

いや、美しすぎんか。

他キャラだとレムリナも不憫で見てられなかったので、彼女にももうちょっと救いが欲しかったです…。『脚本:虚淵玄』だから無理ですか…、そうですか。。。


2本目、銀魂~かぶき町四天王編~

いや…、銀魂見て泣いて出てくる予定はなかったんですが…!?

完全に油断した…。いや、銀魂の長編はいつもと温度差がすさまじい事は知ってたんだから、ある程度覚悟して臨むべきだったのかもしれないのですが。。

銀魂は飛び飛びで見ている(見てないエピソードの方が多い)って言う状況で、四天王編は、
 ・お登勢さんが四天王に入っている
 ・他の四天王の一人と大規模に対立する
 ・対立する四天王はお登勢さんのことが好き。旦那も含めて昔馴染み
 ・対立の中でお登勢さんが傷つけられて銀時がガチギレする

ぐらいが事前に持っていた情報でした。

前半は流れるように出てくるいつもの掛け合いにげらげら笑ってたんですけどね。。タイムマシーン探した後にドラ〇もんの声まねで生コンクリートをだしてやっちまったことをなかったことにしようとするなwww

どこで泣いたって?
最後の次郎長親分と平子の再会シーンです。

見る前は次郎長親分ってお登勢さんがまだ好きで、お登勢さんの旦那の分までお登勢さんを守ろうとしてるんだろうと思ってたんですが。
…違う。と言うと語弊があるのかもしれないのですが、少なくともそれが一番の理由じゃなかったんですね。。

映画でちゃんと全部見て、どちらかと言うと自分のせいで死なせてしまったお登勢さんの旦那さんと交わした「お登勢さんとあの町を守ってくれ」という約束の方に次郎長親分はずっと縛られてたんだなとわかりました。

平子は「自分は父親の目にも入ってない存在」「次郎長親分にとっては自分よりも歌舞伎町とお登勢さんの方が大切」とずっと思って苦しんでたと思うのですが、
平子の母親が言った通り、次郎長親分は約束を交わしてしまったから、それを果たすまではあの戦争から帰って来れなくなっていたんじゃないかと。
銀時がその約束を引き継いだことで、次郎長親分はあの再会シーンでやっと家族の元に帰れたんじゃないかと思ったら、涙が我慢できませんでした。
なんか今も書きながら泣いてる(ヤバイ)

あと、噂のお登勢さんを傷つけられて我を忘れてガチギレする銀さんを初めてちゃんと見ましたが、カッコ良かったですね。
銀時が立ち直れたのはお登勢さんの存在大きいというのは聞いてましたが、あそこまでだったとは…。
戦闘シーンもカッコ良かったです。


3本目:ヒプノシスマイク

事前に謝っておかないといけないのですが、
当方、「ヒプノシスマイク」を一度も見たことなく映画に行っています。

キャラも一人も知らず、事前に知っていたのは「なんか凄いマイクでラップバトルする女性向けアニメ」というぐらいでした。

そんな状態で何で行ったかというと、この映画で採用されている「観客がその場で投票してストーリーが変わる」というシステムに興味があったからです。

なので主にそのシステムを体験してみての感想を書こうと思ったのですが。。
長くなったのでこちらは別記事にしようと思います。
興味があったら次の記事も是非<m(__)m>


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