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米国血液学会(ASH2024)参加した感想
今回、血液内科で最大規模の学会であるASHに参加してきました。今年の開催地はアメリカ・サンディエゴで、来年はオーランドになるそうです。
現地の雰囲気
サンディエゴ国際空港に到着して驚いたのが、なんと空港の1階でレジストレーションが行われていたことです!
写真を撮り忘れてしまったのが残念ですが、空港まで学会の手が及んでいるなんて、ASHの規模の大きさを感じました。
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空港から会場まではタクシーで10分ほどの距離でした。学会期間中は、ホテルと会場間を結ぶシャトルバスが運行されており、移動がとてもスムーズでした。
シャトルバスのパンフレットはホテルの受付に聞いたらもらえました (webで運行状況をリアルタイムで確認できるようですが、うまく使えなかった・・)。
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ポスター会場、広い (小並)
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学会の内容
当然と言えば当然ですが、会場では最先端の研究が数多く紹介されており、血液内科の新たな知見や技術が盛りだくさんでした。
特に印象的だったのは、ポスター発表の形式です。なんと会場ではビールなどのお酒が配られ、参加者は飲み物を片手に発表を見て回るというスタイル。
日本の学会ではあまり見られない光景で、学術的な雰囲気とリラックスした交流の場が見事に両立していました。
ポスターを見て回る中で日本人の研究者を発見し、気になった点を質問する機会もありました。
とりあえず名刺をもらい、今後のつながりを持てた?かもしれません。
感想
とにかく規模が大きい
ASHの規模は想像以上でした。会場は広大で、さらに近くのマリオットやグランドハイアットなど、複数の建物を使ってセッションが行われ、どこも参加者で賑わっています。企業展示も巨大で、全てを見て回るだけでも一苦労。国際学会ならではのスケール感に圧倒されました。
ホテルは近場に取った方が良い
ホテル選びは重要です。シャトルバスが便利とはいえ、時間や疲労を考えると会場から徒歩圏内の宿泊が理想的。
ASH公式サイトからだと1泊4-5万と高価なホテルが多く、試しにとってみたコンフォートインが意外と快適でした。
コンフォート イン ガスランプ コンベンション センター(サンディエゴ):(最新料金:2024年)
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お土産が意外とない
サンディエゴでは観光地らしいお土産を探すのに苦労しました。地元らしさを感じる品が少なく、結局、空港で買う羽目に・・TRADER JOE'Sという店があるようですが、行けなかった・・
Trader Joe's San Diego - Pacific Beach (21) | Grocery Store in San Diego 92109
最後に、ASHは世界中の最先端の研究や多様な出会いが得られる、非常に貴重な場だと感じました。
血液内科に携わる方なら、ぜひ一度は参加する価値がある学会だと思います。
今後、初めてASHに参加する方に向けて、準備物や役立つポイントをまとめたいと思います。
いつも記事を見てくださりありがとうございます😊
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今回の記事はこれでおしまいです。
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