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今年のリース。新しい気持ちと小さな不安。

この冬初めてのタイツ。
秋色をまとう木立。
斜め後ろから遠慮なく。
音沙汰なく、本の中に入り込む。
選ぶ姿を思い描く。
ふんわりやわらかく広がる甘酸っぱさ。
忙しさをかき分けていつもの時間。


毎年、この時期になると実家の母が、木の実を使ったリースを作ってくれる。くるりと輪にしたツルは毎年同じものを使って、サンキライなどの木の実を毎年新しくくるりくるりと巻き付けて、リースにしてくれる。今年のサンキライの実は真っ赤。

12月に入ったなぁと気持ちが焦る。もう今年も終わってしまうのかと思う。去年のことが思い出される。同じ繰り返しのようで、まるっきり変わった12月。重なる月日が、見たことのない風景の場所まで辿り着かせてくれたけど、遠くはなくむしろ近くなっている。

今日は新月。毎日手帳に日記を書いていて、新月の日には、こんな風に過ごしたいということをつらつらと書いている。そして、前の新月の日に書いたことは出来ていたかなと振り返る。だいたい出来ていたけど、いくつか出来ていないことがあって、そのひとつが何か1DAYレッスン(陶芸とかスワッグ作りとかヒンメリ作りとか)に参加してみたいと思ってるけど、なかなか踏み出せないでいること。
夫と出かけることに慣れてしまって、1人で動くことが少しこわくなってる気がする。
雑貨屋とかパン屋とかお店は平気だけど、カフェは少し緊張しそうだし、1DAYレッスンは少しこわさもある。あれこれ初対面の人とのやりとりが不安をふくらませてるんだろうなぁと思う。でも少しこわさもあるからこそ、チャレンジしてみたい気持ちがむくむく。何かいいものに出会えてタイミングがあれば……やってみたい。こわいけど。

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