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手の甲は便利!〜彼女の親指あたりにマジックのメモ書きで「シャンプー」〜
タイトルをメロディーに乗せて歌えてしまったあなたは、さては 斉藤和義 好きですか?
なんのこっちゃと思った方は、よろしければ
ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜 YouTubeやSpotifyで聴いてみてください。
この曲の一節にあるのが、
彼女の親指あたりにマジックのメモ書きで「シャンプー」
俺は別に何の気もなくそれを見て呟いた「シャンプー」
彼女小さな声で「今日、安いんですよ。忘れないように」
その姿可笑しくて
この曲と出会ったのが、ちょうど自分の忘れ物や忘れっぽさに困りを悩んでいた頃で。歌詞に登場する女性になんだか親近感を抱いて、お気に入りの一曲になりました。
ちなみにこの曲、実は“伊坂幸太郎”とのコラボレーション曲なのです。
前置きが長くなりましたが、私が彼女に親近感を覚えたのはなぜか?
見ていただきたいのがこちら。
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昨日の私の手です。
こどもの通う園でとある行事があり、持ち物として上履きが必要で。朝、子どもが起きてから部屋のクローゼットにしまってあるスリッパを持ち出すのを忘れないように!!とメモ帳代わりに書きました。
振り返ると、
自分の物忘れがひどいと自覚し悩み始めた高校時代あたりから、よく手の甲をメモ帳として活用してきました。
それゆえ、「安売りのシャンプーを忘れないように」と手にメモした彼女の気持ちがとてもわかるのです。
どうして手なの??
と不思議に思う方もいるかもしれません(あるある〜!だったら嬉しいな。笑)
この方法に至るまでにもちろん
メモ帳に書く
も試しました。
結果:メモ帳の存在を忘れる(致命的!)
といったことがあり、
メモを失くす心配がなく、いつでも目に入る位置にあるのが一番忘れない方法だ
ということに気づいたのです。
この方法は、人から頼み事をされたときなどによく活用しています。
例えば、
「これやっておいてね。」
と言われ
「はい!」
と答えたものの、10歩ほど歩くと視界に入った別のことに気を取られ、もう言われたことを忘れているなんてことが。(今書いていて自分で自分が怖い、、、)
そのため、その場ですぐ手にメモをとります。
そうすると、うっかり忘れてしまっても作業の途中で手の甲が視界に入ると、
「ああ、そうやった、やらないと!」
という具合に思い出せるのです。
その他には、家に帰ったらすぐご飯を炊かないとーー!とかいう時などにも使います。炊飯ってなぜかすぐ忘れますからね。
見た目さえ、、、見た目さえ気にしなければ!笑
物忘れに対してこれまで色々な対策を試してきた私の中で、これが圧倒的に効果的な方法です。
最近思うのが
ADHDグレーゾーンの人にとって、
・失敗をしていく中で
・自分の特性や失敗の傾向をきちんと理解し
・自分に合った、独自のやらかし予防策や解決策を持っておく
ことはとても大切なのではないでしょうか。
当たり前のことですが、
「失敗した〜〜〜。もう自分なんて、、、 」
と意気消沈するのではなく、次にまた起こらないようにする最適な方法はなんだろう!?
という切り替えの思考を持っておけると強いのかなぁと。
もちろん直後はしっかり落ち込みますけどね。
私もこれまで数々の失敗を繰り返してきました。
しかし、そのおかげで手の甲の便利さにも気づくことがきたのでしょう。笑
もしも、やってみよう!という方がおられたら、
最後にポイントを一つお伝えしておきます。
油性ペンを使ってください!
普通のペンだと手を洗うと消えていきますゆえ。笑